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第9章 バラバラの仲間を集めて
第69話 魔王の力を受けない光の神殿 二人の神属性の仲間
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「あの二人は神殿ね」
「石板から行く必要があるな」
ウンディーネが言った。
マコトたちは宝物庫から石板へ入った。
「着いたな」
「二人を探さないとな」
「ここからは移動魔法を使いましょう」
クリスが移動魔法を唱える。光の神殿に着いた。
「お待ちしていました、マコト様。サメエル様がお待ちです」
マコトたちはサメエルのところに通された。
「また会えましたね、マコトさん。待っていましたよ、あなたが探しに来てくれるのを。ああ、なんと嬉しいことでしょう」
「サミエルは?」
「サミエル様はやはり、魔王城の近くに飛ばされたようですが、今は神殿の地下で休まれています」
「案内してくれる?」
「もちろんです。そして、あなたたちを生け贄に……」
「ちょっと待て。今、何て言った? ここも魔王の力が?」
「この方たちを閉じ込めなさい。そして報告するのです」
マコトたちは閉じ込められた。そこにいたのは……
「二人とも」
サメエルとサミエルだった。
「マコトさん」
「どうして?」
「乗っ取られたんです。この神殿にあった光の灯は闇に包まれています。あの偽神官を倒さないと」
「ここから出ないとな」
「外れないわよ」
「魔法で鍵を壊せないか?」
「ここで魔法は……」
「そうだな」
「錬成すれば?」
ミアが言った。
「鍵をか?」
「私たちの水着を錬成したことがあるじゃないか」
「確かに」
「想像はしないでね」
ラミアがマコトの肩に手を置く。
「〝錬成〟!」
マコトは鍵を錬成し、牢屋の鍵を開けた。
「いけません。ならば、相手になりましょう!」
暗黒神官が現れた。
「食らえ!」
暗黒神官は黒い玉を投げつけてきた。ラミアたちは呪われてしまった。マコトは平気だった。
「食らえ!」
マコトは魔法を放つ。暗黒神官は不意を突かれ、吹き飛ばされる。
「油断しました」
暗黒神官の呪いが解け、自由になった。
「〝大業火・炎爆〟!」
「ぐふぅ」
「食らいなさい!」
暗黒神官は黒い玉を投げつけてきた。しかし、今度は効かなかった。
「〝封魔・炎掌・改〟!」
マリアンナが魔法を唱える。
「ぎゃあ!」
暗黒神官は壁に激突し、動かなくなった。神殿が揺れる。
「魔法を使っちゃったわね……」
ラミアが慌てる。
「問題ありません。これで神殿に光が戻るでしょう」
マコトたちが階段を上がって戻ると、みんなに祝福された。
「これで仲間が全員戻りましたね」
「石板から行く必要があるな」
ウンディーネが言った。
マコトたちは宝物庫から石板へ入った。
「着いたな」
「二人を探さないとな」
「ここからは移動魔法を使いましょう」
クリスが移動魔法を唱える。光の神殿に着いた。
「お待ちしていました、マコト様。サメエル様がお待ちです」
マコトたちはサメエルのところに通された。
「また会えましたね、マコトさん。待っていましたよ、あなたが探しに来てくれるのを。ああ、なんと嬉しいことでしょう」
「サミエルは?」
「サミエル様はやはり、魔王城の近くに飛ばされたようですが、今は神殿の地下で休まれています」
「案内してくれる?」
「もちろんです。そして、あなたたちを生け贄に……」
「ちょっと待て。今、何て言った? ここも魔王の力が?」
「この方たちを閉じ込めなさい。そして報告するのです」
マコトたちは閉じ込められた。そこにいたのは……
「二人とも」
サメエルとサミエルだった。
「マコトさん」
「どうして?」
「乗っ取られたんです。この神殿にあった光の灯は闇に包まれています。あの偽神官を倒さないと」
「ここから出ないとな」
「外れないわよ」
「魔法で鍵を壊せないか?」
「ここで魔法は……」
「そうだな」
「錬成すれば?」
ミアが言った。
「鍵をか?」
「私たちの水着を錬成したことがあるじゃないか」
「確かに」
「想像はしないでね」
ラミアがマコトの肩に手を置く。
「〝錬成〟!」
マコトは鍵を錬成し、牢屋の鍵を開けた。
「いけません。ならば、相手になりましょう!」
暗黒神官が現れた。
「食らえ!」
暗黒神官は黒い玉を投げつけてきた。ラミアたちは呪われてしまった。マコトは平気だった。
「食らえ!」
マコトは魔法を放つ。暗黒神官は不意を突かれ、吹き飛ばされる。
「油断しました」
暗黒神官の呪いが解け、自由になった。
「〝大業火・炎爆〟!」
「ぐふぅ」
「食らいなさい!」
暗黒神官は黒い玉を投げつけてきた。しかし、今度は効かなかった。
「〝封魔・炎掌・改〟!」
マリアンナが魔法を唱える。
「ぎゃあ!」
暗黒神官は壁に激突し、動かなくなった。神殿が揺れる。
「魔法を使っちゃったわね……」
ラミアが慌てる。
「問題ありません。これで神殿に光が戻るでしょう」
マコトたちが階段を上がって戻ると、みんなに祝福された。
「これで仲間が全員戻りましたね」
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