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エピローグ
それぞれの道
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マコトはみんなを集めた。
「どうしたの、マコトさん?」
「なんだか、真剣な顔してるけど」
「実は、冒険を終わりにしようと思ってな」
「それって」
「俺も出来れば、みんなといたい。だが、俺にも家族がいる」
「もう、会えないってこと?」
ミズナシが悲しそうに言う。
「ゲートがあるし、会おうと思えばいつでも会える」
「じゃあ」
「俺は自分の家に帰る。が、何人かは一緒に暮らそうと思っている」
「誰なの?」
「ラミア・ミア・ミーナは初めからの仲間だからほぼ確定だ。後どうするかだが、一番可能性が高いのはクリス・マリアンナだ」
「人間ってことね」
「私たちも一緒に暮らしたかったけど」
ほかのメンバーがしょんぼりする。
「あとは、練成でどうにかするが、時間がかかる。神属性のサメエルたちは異世界でこっちと連絡が出来るようにしよう」
「それは助かる」
「錬成で何を作るの?」
「家だ。主に、ミズナシ・ウンディーネ・リリア用のな」
「お兄ちゃん!」
二人の妹がマコトに抱き着く。
「家はどれくらいでできるの?」
「数週間あればできると思う。それまでは俺の家で何とかしよう」
「会えないわけじゃないから安心ね」
それから、練成の家が完成し、サメエルたちは神殿へ戻った。それからも甘い時間が流れた。
終
「どうしたの、マコトさん?」
「なんだか、真剣な顔してるけど」
「実は、冒険を終わりにしようと思ってな」
「それって」
「俺も出来れば、みんなといたい。だが、俺にも家族がいる」
「もう、会えないってこと?」
ミズナシが悲しそうに言う。
「ゲートがあるし、会おうと思えばいつでも会える」
「じゃあ」
「俺は自分の家に帰る。が、何人かは一緒に暮らそうと思っている」
「誰なの?」
「ラミア・ミア・ミーナは初めからの仲間だからほぼ確定だ。後どうするかだが、一番可能性が高いのはクリス・マリアンナだ」
「人間ってことね」
「私たちも一緒に暮らしたかったけど」
ほかのメンバーがしょんぼりする。
「あとは、練成でどうにかするが、時間がかかる。神属性のサメエルたちは異世界でこっちと連絡が出来るようにしよう」
「それは助かる」
「錬成で何を作るの?」
「家だ。主に、ミズナシ・ウンディーネ・リリア用のな」
「お兄ちゃん!」
二人の妹がマコトに抱き着く。
「家はどれくらいでできるの?」
「数週間あればできると思う。それまでは俺の家で何とかしよう」
「会えないわけじゃないから安心ね」
それから、練成の家が完成し、サメエルたちは神殿へ戻った。それからも甘い時間が流れた。
終
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