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僕の力
22,究極の二択
しおりを挟む亜希side
へぁー。この世界にはそんな生き物が……。聞けば聞くほど魅力的な世界だ。
「多分、飛竜兵がワイバーンの散歩でもしてたのかも。城のそばで飛ばないよう言っておくよ。」
「飛竜兵……!?そんなものまで!?」
僕の反応にシルさんが少しぽけっする。
「…見たい?」
「見たい!見させてくれるの!?」
「いいよ。城の案内もしたかったしちょうど良かった。」
わっと感激してシルさんの傍に寄るとにっこりとしながら部屋の小さめなテーブルに置いてあったベルを鳴らした。
2分も経たないうちに足音がふたつみっつと聞こえ始めた。
コンコン
ノックと共に可愛らしい女性の声が聞こえた。
「失礼いたします。入ってよろしいでしょうか。」
「入れ。」
扉が開くと6人ほどのメイド服の女性が入ってきた。
「亜希の服を揃えてやってくれ。」
「かしこまりました。」
「それじゃあ、亜希終わったら来るから。またね。」
「え、ちょ、待っ……」
シルさんは僕が待ってと言い終わるまでに手を振りながら出ていった。
「…失礼ですが、お召し物を変えさせていただきます。」
「あ、はい。」
了承したと思ったら急にネグリジェをばっと脱がされた。
「え」
「お体のサイズを確かめさせていただきます。」
メイドさん達は素早くメジャーらしきものを体に当ておわると部屋のクローゼットらしきとこから謎のシャツを取り出してきた。
ふりっふりっじゃん……。これ僕着るの……?
「こちらの服とこちらの服どちらがよろしいでしょうか。」
ふりふりと……何それ穴あきのこう…サキュバスが着るやつじゃない……?
「それ以外は……?」
「申し訳ありません。ただいま貴方様にあうサイズが用意できておらず……。」
「じ、じゃあそっちで。」
しょうがないからふりふりにするけどいつものスーツが懐かしい……。
ーーーー
「亜希。終わった?」
「ぁ……。うん、終わったよ。」
とてつもない恥ずかしさでいたたまれない。
「入っていいかな。」
「大丈夫だよ。」
メイドさんが扉を開けてシルさんを招き入れた。
そのまま、揃ってお辞儀して出ていく。
なんて、綺麗な身のこなしなんだ。
「わぁ……。亜希…。」
「なんか見苦しいもの見せてごめんね…。」
「違うよ。すっごく可愛らしい。」
「……。」
うっとりした顔をしながら手を取ってきた。
「行こうか。」
「ソダネ。」
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