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日常 編
この雨が止んだら、
しおりを挟む僕の知ってる貴方は、
どんな事があっても周りを優先して、
他人を悪く言わず、怒ることもしない、
自分に厳しく、他人に優しい人。
誰かを信じることが苦手な僕が、
唯一好きだって思えた人、それが貴方だった。
そんな貴方から幸せな時間、
暖かい言葉を沢山貰った。
今、貴方は、
苦しくて、辛くて、
どうしようもなく泣きたくて、もがいてる。
大好きな貴方の『ごめん』も泣く声も、
無理して笑うのも、本当は聞きたくないよ。
たくさん貰ってばかりで何もお返しできてない、
じっと待つしか出来ない自分が不甲斐ない……。
せめて近くで『支え愛』が出来たなら。
あのね、貴方の心が落ち着いたら、
お話、聞かせて欲しいんだ。
僕にできるのはそれくらいしかないんだけど。
この雨が、貴方の悲しみや苦しみを全部洗い流して、
綺麗な虹がかかりますように。
雨がやんだら、一緒にお散歩でも行きませんか?
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