16 / 33
第二章 探索! 物語の世界!
第15話 極寒のパラティーノ
しおりを挟む
思わず背筋が凍った。
先ほどまで会話していたのが、ローマ帝国の五賢帝、トラヤヌスだったなんて……。
そしてリードはトラヤヌスの後継者、ハドリアヌスの時代に飛ばされてしまったと言う。
差し当たって、タイムマシンを持っている僕が迎えに行くべきなのだろう。
しかし、ここはおそらく、現実ではなく物語の世界のローマ帝国ということになる。
『機械』を設置するなら、どこが目立たないだろう……
僕はあたりを見回した。
すると、神殿の正門あたりに人が集まっているのが見えた。
彼らは口々に、こんな話をしている……。
「『水道橋』は!? まだ復旧しないのか!?」
「それが……六名向かえないそうなのだ。なんとか集まった人間だけで復旧しないといけない……」
僕が彼らの話に耳を傾けている間に、どんどん人が集まってきてしまう。
まずい。人の目が多すぎる。
目を皿にして右往左往し、放置されて廃墟になっている祈祷場を見つけた。
その石柱の影に『機械』を設置する。……一応、「目立ちませんように」と手を合わせて祈った。
『機械』のつまみを、四十年後に設定して、ワームホールを開いた……。
* * * * *
目が覚めた。川の音と水の匂いがする。
どうやら建物の中にいるようだ。巨大な建造物の中の一室にいる。窓の外を覗いてみると、別の建物の屋上を見下ろすことができ、側にはこれまた立派な川が流れている。
飛び抜けて高い建物なので、おそらくここで皇帝、ハドリアヌスが政を行っているのだろう。
するとあの川はティベリス川。建物は『パラティーノ・ヒル』であるはずだ。
僕は建物内を散策した。
話し声が聞こえて身を隠す。
どうやら、政治家達が相談しているようだ。
「……では、戻られたのか! 政務官殿は!」
「『元』政務官だ! ……いま皇帝と直に謁見中だが……
何やら、せめてもの謝罪の気持ちにと異国の『砂時計』を献上されたそうだが……あれではとても助かるまい……」
やはりここにハドリアヌス皇帝がいるに違いない。そしてリードも。
僕は身を隠しながら建物内を散策する。
と、一際大きな扉の前に出た。
扉には『N P D L』と大きく刻まれているが、何のことだかは理解ができなかった。
扉の向こうから、ただならぬ緊張感を感じる。
耳を当てて、扉の向こう側の声を聞いてみた。すると……
「論外だ! たわけめ!!」
という怒鳴り声と、何かガラスのようなものが砕ける音がした。
「出戻った貴様を、門番は何と評したか!!」
「お慈悲を! どうかお慈悲を! 皇帝様!!」
「ええいその汚い面を二度と見せるでない! せめてこの地で処刑されることをありがたく思うのだな!
連れていけ!!」
という怒鳴り声と共に……扉が開いた。
部屋の中にいた大勢の人間達と、僕の目が合う。
「何者だ貴様!!」
衛兵が一斉に剣を抜く。
「あ! あわ!!」
僕は恐怖で腰が抜けてしまい、その場にへたり込んでしまった。
部屋の奥にいる、一際身なりのいい男が鬼の形相でこちらを睨んでいる。
「我が幕僚は、館に忍び込んだ鼠も満足に駆除出来んのか!
貴様も処刑台に送ってくれる! ひっとらえろ!!」
甲冑姿のレギオンに、ものの数秒で囲まれてしまい、背後から頭を小突かれて僕は気を失った。
* * * * *
「……ライトさん。ライトさん」
……響いてくるのは水滴の音。そしてカビの臭い。
「ライトさん、大丈夫ですか」
誰かが僕の背中をさすっている。
薄めを開けると、暗闇の中にぼんやり、リードの顔が見えた。
「リード! ようやく会えた!!」
僕は思わずリードの肩を抱き寄せた。命の危機が目の前まで迫っていたので、心が不安で蝕まれていたのだ。
「ライトさん……私を探しに?」
「当たり前だろう! この世界は、僕一人じゃ何もできないんだ」
僕たちがいるのは、薄暗い牢屋だ。
リードと同じ房に入れられたのは運が良かったのかもしれない。
鉄格子の外に蝋燭の炎が揺れていて、それだけがこの場所の光源だ。
牢の中は寒い。地獄のように寒い。
「どうやら『歴史・時代小説』の世界にやってきたようですね」
「『歴史・時代小説』?」
「実話を元に、過去の物語を描いた世界です。
この物語の舞台は、古代ローマ帝国のようですが」
「ハドリアヌス・ドキュメンタリー」
「いいえ、ドキュメンタリーとは少し違います。
史劇はあくまで創作物。そこには作者の想像や、フィクションが添えられる事が一般的です」
「うん……ところで……非常にまずい事態だ」
僕は思わず俯いた。
「リュックを奪われてしまった。この世界から出ることができない」
床の石畳を眺めていると、牢の外の炎が揺れるたびに、何か文字が刻まれているのが読めた。
囚人が過去に落書きを残したのだろうか?
暗くて肝心な部分がよく見えないが、こう書いてあるみたいだ。
「Caesar cipher『? ? ? ?』key=1 decode」
?? 何のことだかさっぱりわからない。
何か、囚人が正気を保つために暗号遊びでもしていたのだろうか?
だとしたら僕には関係がないし、考えなければならないのは、これではない。
「このまま、処刑されるのを待つしかないのでしょうか……」
いつも楽しそうなリードの顔が沈んでいるので、僕も気分が沈んでいる。
それは、何となく心細かったり、哀しかったり、怖かったりといった感情だ。
ため息を漏らすと吐く息が白いのがわかった。
僕らは何となく、身を寄せ合った。
すると、牢の外。暗闇の奥から声が聞こえてきた。
「何やら怖がっているね」
非常に澄んだ、美しい声だった。
声自体が質量を持ち、光を発しているのではないかと感ずるような……聞いたこともない声だった。
そして、いつの間にか牢の外に青年が立っていた。
「大丈夫かい?」
男の僕が見ても『美しい』と思えるような美男子だった。
すっと伸びた一筋の鼻の、両側に添えられた一対の眉と目は、何やら神々しさを宿しているし、うっすらと浮かべたアルカイックスマイルは、優しさと憂いを兼ね備えている。
白い布が包んだその体には、無駄な贅肉の一切が排除されていた。
何より、光源すなわち蝋燭の炎は、彼の背後にある。
したがって光源と彼の顔は逆光の関係であり、表情が見えること自体が不自然なはずだ。
美しさというのは……こういうことなのだろうか。
僕は息を呑んでしまった。
「寒いだろうね。かわいそうに。
……皇帝はね、今悲しい事があって、冷静な判断ができない状態なんだ」
「あなたは……?」
僕は不思議な青年に訊ねてみる。
青年は表情を崩さずに答えてくれた。
「僕は……僕は僕さ。
とにかくここから出してあげる。寒いだろう?」
そういうと、青年はどこからか牢の鍵を取り出して、鉄格子を開けてくれた。
僕たちを押し込めていた檻が、重々しい音を立てて開く。
「あ、あの! ……ありがとうございます」
僕は青年に頭を下げる。青年の表情はまるで変わらない。
「それで、僕たちはここに連れて来られる間に、大事な荷物を没収されてしまったみたい……なんです」
すると青年の表情はさらに柔らかくなった。
「あの、ヘンテコな形の入れ物かい?」
おそらく僕のリュックの事だ。
「そうです! どこにあるかご存知ないですか……?」
「本当に妙な入れ物だよね。あんなものは見た事がない。
皇帝は気味悪がって自分から遠ざけようと、『目にも入れたくない遠い場所』に捨てさせたみたいだよ」
「……それはどこですか……?」
僕は聞いた。
すると青年は、遠い目をして答えた。
「さあ……名前は知らないんだ。悪いけれど君の方で考えてくれないかい?」
「そうですか……」
「ただね」
青年の顔から、笑顔が消えた。
「皇帝にとって、とても悲しい思い出のある場所……のはずだよ」
どこのことだろう? 僕は考えたが思い当たらなかった。
暗い暗い牢獄の中で、僕は途方に暮れてしまった。
* * * * *
すると、リードが僕にこんなことを言った。
「ライトさん。『ライトさんの同僚』って……どなたでしたっけ?」
先ほどまで会話していたのが、ローマ帝国の五賢帝、トラヤヌスだったなんて……。
そしてリードはトラヤヌスの後継者、ハドリアヌスの時代に飛ばされてしまったと言う。
差し当たって、タイムマシンを持っている僕が迎えに行くべきなのだろう。
しかし、ここはおそらく、現実ではなく物語の世界のローマ帝国ということになる。
『機械』を設置するなら、どこが目立たないだろう……
僕はあたりを見回した。
すると、神殿の正門あたりに人が集まっているのが見えた。
彼らは口々に、こんな話をしている……。
「『水道橋』は!? まだ復旧しないのか!?」
「それが……六名向かえないそうなのだ。なんとか集まった人間だけで復旧しないといけない……」
僕が彼らの話に耳を傾けている間に、どんどん人が集まってきてしまう。
まずい。人の目が多すぎる。
目を皿にして右往左往し、放置されて廃墟になっている祈祷場を見つけた。
その石柱の影に『機械』を設置する。……一応、「目立ちませんように」と手を合わせて祈った。
『機械』のつまみを、四十年後に設定して、ワームホールを開いた……。
* * * * *
目が覚めた。川の音と水の匂いがする。
どうやら建物の中にいるようだ。巨大な建造物の中の一室にいる。窓の外を覗いてみると、別の建物の屋上を見下ろすことができ、側にはこれまた立派な川が流れている。
飛び抜けて高い建物なので、おそらくここで皇帝、ハドリアヌスが政を行っているのだろう。
するとあの川はティベリス川。建物は『パラティーノ・ヒル』であるはずだ。
僕は建物内を散策した。
話し声が聞こえて身を隠す。
どうやら、政治家達が相談しているようだ。
「……では、戻られたのか! 政務官殿は!」
「『元』政務官だ! ……いま皇帝と直に謁見中だが……
何やら、せめてもの謝罪の気持ちにと異国の『砂時計』を献上されたそうだが……あれではとても助かるまい……」
やはりここにハドリアヌス皇帝がいるに違いない。そしてリードも。
僕は身を隠しながら建物内を散策する。
と、一際大きな扉の前に出た。
扉には『N P D L』と大きく刻まれているが、何のことだかは理解ができなかった。
扉の向こうから、ただならぬ緊張感を感じる。
耳を当てて、扉の向こう側の声を聞いてみた。すると……
「論外だ! たわけめ!!」
という怒鳴り声と、何かガラスのようなものが砕ける音がした。
「出戻った貴様を、門番は何と評したか!!」
「お慈悲を! どうかお慈悲を! 皇帝様!!」
「ええいその汚い面を二度と見せるでない! せめてこの地で処刑されることをありがたく思うのだな!
連れていけ!!」
という怒鳴り声と共に……扉が開いた。
部屋の中にいた大勢の人間達と、僕の目が合う。
「何者だ貴様!!」
衛兵が一斉に剣を抜く。
「あ! あわ!!」
僕は恐怖で腰が抜けてしまい、その場にへたり込んでしまった。
部屋の奥にいる、一際身なりのいい男が鬼の形相でこちらを睨んでいる。
「我が幕僚は、館に忍び込んだ鼠も満足に駆除出来んのか!
貴様も処刑台に送ってくれる! ひっとらえろ!!」
甲冑姿のレギオンに、ものの数秒で囲まれてしまい、背後から頭を小突かれて僕は気を失った。
* * * * *
「……ライトさん。ライトさん」
……響いてくるのは水滴の音。そしてカビの臭い。
「ライトさん、大丈夫ですか」
誰かが僕の背中をさすっている。
薄めを開けると、暗闇の中にぼんやり、リードの顔が見えた。
「リード! ようやく会えた!!」
僕は思わずリードの肩を抱き寄せた。命の危機が目の前まで迫っていたので、心が不安で蝕まれていたのだ。
「ライトさん……私を探しに?」
「当たり前だろう! この世界は、僕一人じゃ何もできないんだ」
僕たちがいるのは、薄暗い牢屋だ。
リードと同じ房に入れられたのは運が良かったのかもしれない。
鉄格子の外に蝋燭の炎が揺れていて、それだけがこの場所の光源だ。
牢の中は寒い。地獄のように寒い。
「どうやら『歴史・時代小説』の世界にやってきたようですね」
「『歴史・時代小説』?」
「実話を元に、過去の物語を描いた世界です。
この物語の舞台は、古代ローマ帝国のようですが」
「ハドリアヌス・ドキュメンタリー」
「いいえ、ドキュメンタリーとは少し違います。
史劇はあくまで創作物。そこには作者の想像や、フィクションが添えられる事が一般的です」
「うん……ところで……非常にまずい事態だ」
僕は思わず俯いた。
「リュックを奪われてしまった。この世界から出ることができない」
床の石畳を眺めていると、牢の外の炎が揺れるたびに、何か文字が刻まれているのが読めた。
囚人が過去に落書きを残したのだろうか?
暗くて肝心な部分がよく見えないが、こう書いてあるみたいだ。
「Caesar cipher『? ? ? ?』key=1 decode」
?? 何のことだかさっぱりわからない。
何か、囚人が正気を保つために暗号遊びでもしていたのだろうか?
だとしたら僕には関係がないし、考えなければならないのは、これではない。
「このまま、処刑されるのを待つしかないのでしょうか……」
いつも楽しそうなリードの顔が沈んでいるので、僕も気分が沈んでいる。
それは、何となく心細かったり、哀しかったり、怖かったりといった感情だ。
ため息を漏らすと吐く息が白いのがわかった。
僕らは何となく、身を寄せ合った。
すると、牢の外。暗闇の奥から声が聞こえてきた。
「何やら怖がっているね」
非常に澄んだ、美しい声だった。
声自体が質量を持ち、光を発しているのではないかと感ずるような……聞いたこともない声だった。
そして、いつの間にか牢の外に青年が立っていた。
「大丈夫かい?」
男の僕が見ても『美しい』と思えるような美男子だった。
すっと伸びた一筋の鼻の、両側に添えられた一対の眉と目は、何やら神々しさを宿しているし、うっすらと浮かべたアルカイックスマイルは、優しさと憂いを兼ね備えている。
白い布が包んだその体には、無駄な贅肉の一切が排除されていた。
何より、光源すなわち蝋燭の炎は、彼の背後にある。
したがって光源と彼の顔は逆光の関係であり、表情が見えること自体が不自然なはずだ。
美しさというのは……こういうことなのだろうか。
僕は息を呑んでしまった。
「寒いだろうね。かわいそうに。
……皇帝はね、今悲しい事があって、冷静な判断ができない状態なんだ」
「あなたは……?」
僕は不思議な青年に訊ねてみる。
青年は表情を崩さずに答えてくれた。
「僕は……僕は僕さ。
とにかくここから出してあげる。寒いだろう?」
そういうと、青年はどこからか牢の鍵を取り出して、鉄格子を開けてくれた。
僕たちを押し込めていた檻が、重々しい音を立てて開く。
「あ、あの! ……ありがとうございます」
僕は青年に頭を下げる。青年の表情はまるで変わらない。
「それで、僕たちはここに連れて来られる間に、大事な荷物を没収されてしまったみたい……なんです」
すると青年の表情はさらに柔らかくなった。
「あの、ヘンテコな形の入れ物かい?」
おそらく僕のリュックの事だ。
「そうです! どこにあるかご存知ないですか……?」
「本当に妙な入れ物だよね。あんなものは見た事がない。
皇帝は気味悪がって自分から遠ざけようと、『目にも入れたくない遠い場所』に捨てさせたみたいだよ」
「……それはどこですか……?」
僕は聞いた。
すると青年は、遠い目をして答えた。
「さあ……名前は知らないんだ。悪いけれど君の方で考えてくれないかい?」
「そうですか……」
「ただね」
青年の顔から、笑顔が消えた。
「皇帝にとって、とても悲しい思い出のある場所……のはずだよ」
どこのことだろう? 僕は考えたが思い当たらなかった。
暗い暗い牢獄の中で、僕は途方に暮れてしまった。
* * * * *
すると、リードが僕にこんなことを言った。
「ライトさん。『ライトさんの同僚』って……どなたでしたっけ?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
新田二五は何もしたくない
綿貫早記
ミステリー
「お前さ人間が突然消える事ってあると思うか?」
新田二五と書いて(にったふたご)と読む変わった名前だが、名前に負けないほど変わった性格の漫画家のもとに、中学時代の友人で探偵をしている星野明希が訪ねて来た。久しぶりに話をしていくうちに、人探しの事で依頼を受けているのだが、その依頼は何かがオカシイと言う星野。新田の身の回りの世話をしている石川日向と新田二五は、双山村に関係があることを知る。しかしその村には決して知られてはいけない秘密がある。その村に足を踏み入れてしまった三人は………
25年周期の都市伝説
けろよん
ミステリー
この町には「25年周期の奇跡」という伝説があり、25年ごとに特別な出来事が訪れると言われている。しかし、その秘密は誰にも知られておらず、町の人々はそれが単なる迷信だと思い込んでいる。しかし、佐藤彩花は偶然にもこの秘密に触れ、伝説に隠された謎を解き明かすべく行動することになる。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
春に狂(くる)う
転生新語
恋愛
先輩と後輩、というだけの関係。後輩の少女の体を、私はホテルで時間を掛けて味わう。
小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n5251id/
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330654752443761
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる