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おまけ ()内は相手キャラ 主にギャグとイチャイチャ
媚薬が出来てしまった話 (ルーディア)
しおりを挟むルーディアは天然なのでイルが大変な話
R-18ではごさまいません。
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今日はなんか大報告があるとかでルーディアに呼び出された俺は、急いでその部屋へと向かっていた。
「ルーディア!来たぞー」
バタバタドタン!!!!
ノックしたとたん部屋の向こうで凄い音がした。
俺は焦って扉をあける。
「ルーディア!大丈夫……か?」
そこには瓶の中身を盛大にこぼして、倒れているルーディアがいた。
俺は心配になりルーディアのもとへと駆け寄る。
「おーい、ルーディア?」
「はっ!!イル、近づいてはいけません!ってこんなに近くに!!!」
ルーディアはマスクをしているのかモゴモゴとしながら、叫んだのを聞いた瞬間。
俺はくらりと力が入らなくなってしまった。
「イル!!!」
「ルーディア、これは一体……」
「仕方ありません、粗治療ですが少し失礼しますよ」
そういうと、何故かルーディアは俺を持ち上げる。
それだけなのに俺の体はどこかおかしいのか触られたところが熱い。
なんか変だと思っている間に、俺は仮眠用のベットに連れてかれていた。
「ルーディア一体、なにを……」
「イル、これは不慮の事後です。なので暫く目を閉じていて下さいね」
そして俺は目を閉じた。
その間、とても口では言えないような事をされた俺は今、とても憤慨していた。
「ルーディア!」
「はい。すみませんでした」
「とにかく、さっきのは何だったのか教えてもらおうか!!」
もうさっきの事を思い出すだけで恥ずかしくて死にそうなのに、ルーディアは謝っているのにニコニコだったのだ。
何か怒ってる俺がおかしいのかと思うぐらいに……。
「えっと、先程こぼれていた液体は媚薬といって体の性欲を高めるための物です」
「性欲……」
って、媚薬ってあれじゃん!
エロいやつによく出てくるやつじゃん!!
そんなアホみたいな事を俺が思っていると、ルーディアは説明を続けてくれた。
「今まで精力剤をいくつか作ってきましたが、イルが辛いと可哀想だと思い今回媚薬を作ってみたのですが……まさかこぼしてしまうとは」
「でも俺触って無いけど?」
「あれは、匂いだけでも効果があるタイプなのです。正直匂いだけであれ程なら、直接だとイルが壊れてしまいそうで……逆に試せてよかったですね」
なんて恐ろしいもの俺に使おうとしてるんだ!?
だから部屋に入ったとき、ルーディアはマスクをしていたのか……。
でも最初が実戦じゃなくてよかった。
特にライム相手だったら、俺は本当に壊れてたかもしれないんだからな……。
「よくないけど、試すのは大事だという事がわかった」
「そうですよね!!?でしたら、他にも試して欲しいものがあるので是非!!!!」
「いやいや、なんで俺で試そうとするんだ!てか、ルーディアはそれ以外作ってないのかよ!!」
ルーディアは民間に向けた錬金術協会を立ち上げたと聞いたのに、そちらの仕事はちゃんとしてるんだろうか……。
「そこは大丈夫です。シルリオン殿下にお手伝い頂いてますし、僕の部下にはとても優秀な方を付けて頂きましたから。だから僕はこちらに専念して欲しいと、シルリオン殿下に言われております!」
「いやいや、ルーディアは優秀なんだからもっと生産性のあるもの作って欲しいよ!」
「では、イルは僕に作って欲しい物があると?」
そう言われたら、すぐに出てこない……。
「とくにないです……」
「では、イルが僕に作って欲しいものができるまでは、僕は精力剤と媚薬をイルのために頑張って作りますから」
「うーん、なんか納得いかないけどルーディアも、俺のためにやってくれてるんだもんな。わかった、俺で試したい事があったら手伝ってやるよ!」
「本当ですか!!!?では、早速試して欲しい媚薬の種類が他にあるんです!!」
「え?また媚薬なの!?」
驚く俺の前に、ルーディアがウキウキと数種類の媚薬を並べて行く。
「初めて作ったので、一応色んな種類の媚薬を作ってみたのです。でも先程のように効果が酷いと危ないですからね……」
「いやいや、でも流石にこんなに使ったら俺が死ぬ!!」
「大丈夫です!イルは竜人ですから死ぬことはないでしょう。さあ、どれから使いましょうか……?」
「よくわからない自信を持ってこっちに近づいてこないでーーーーーー!!!」
そんな俺の叫び声は虚しく、その後ルーディアに恥ずかしいところを沢山見られてしまうのだった。
確かに俺はただ触られていた、それだけなのに終わった後の俺は、体が全く動かなくなってしまう程疲労感が凄かった。
でも、そんな俺の髪を嬉しそうにルーディアが撫でるのを見て、たまにはこんなのも許してもいいかもしれないなんて、俺はまた甘い事を考えてしまったのだった。
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おまけは全てこんな感じのギャグイチャメインです。R-18指定じゃないのでエロはカットになりました。無念。
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