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おまけ ()内は相手キャラ 主にギャグとイチャイチャ
スライムと戯れる日(ライム)
しおりを挟むお久しぶりです。
『やめてお仕置きしないで』側のオマケの間話152~154話にてイルとスライム(ライム)、イルとダンのエロをイル視点で書いてしまいました。
18歳以上で気になる方は良ければご覧ください。
その為書く予定だった内容を変更して、スライム+ライムと戯れるイルのお話を書きました。
─────────────────
朝起きたら、そこはスライム天国だった。
「何じゃこりゃ!!?」
ここは間違いなく俺の寝室だ。
それなのに部屋中を埋め尽くすスライム達に俺はただ驚いていた。
「イルレイン様、おはようございます」
何処からかライムの声がして、俺はキョロキョロとスライムの中からライムを探してしまう。
「私は、すぐ横にいますよ」
「へ?」
確かによく見るとスライム集団の中に混ざって、ライムが俺の横に寝ていた。
しかも今のライムは実寸サイズの人型なのに、何故か俺はすぐに気がつかなかったのだ。
「ら、ライム……?この状況というか、このスライム達は一体どうしたんだ?」
「いきなりこれでは、流石にイルレイン様も驚きますよね。実はこのスライム達、最近イルレイン様が忙しくて構ってくれない事に不満があるようで、イルレイン様と戯れたいと集まってきたスライム達なのです」
「戯れって……まさかエッチなことじゃないよな?わかってると思うけど今日はダメだ!」
「イルレイン様、ご安心下さい。ここにいるスライム達は、イルレイン様と純粋に遊びたいと思っている個体しかおりません」
確かにスライムをよく見ると、エロいことをしてくる色のスライムはいつもより少ない気がした。
「……ですが、もしやイルレイン様はエッチなことを本当は御所望でしたか?」
「は?何言って……」
「それは申し訳ありません。私としたことが、イルレイン様の意思を上手く汲み取れておりませんでした」
「違う、違うから!?ライムも俺を組み伏せようとするなって!!」
「イルレイン様、本当に違うのですか……そうですか」
ライムは少し残念そうに離れると、何故か一体のスライムを俺に差し出したのだ。
それはライムと同じライム色のスライムで……。
何故だろう、俺はそのスライムに凄い見覚えがあった。
「あのさ……このスライム、いつも俺を率先して襲ってきてた奴じゃないよな!?」
「よくご存知ですね、その通りです」
「その通りじゃないよ!?さっきエロいことはしないって言ってたのに、何でそのスライムを俺に渡すんだ!しかも何でライムはそのことを知ってるんだよ!?」
俺の疑問にライムは少し首を傾げると、少し考えてから無表情のまま俺に言ったのだ。
「何故と言われましても……。そうですね、今はこの姿で常にお側にいれるようになりましたし、優しいイルレイン様でしたら今までのことを話しても許して下さりますよね?」
「いやまて、何の話だよ……?」
「実はイルレイン様にこのスライムを使ってエロいことをしていたのは、この私です」
「はぁ!!?」
と言うことは、今までスライムに襲われてたのは全部ライムの仕業ってこと……?
至る場所で色々恥ずかしい思いをしたのも全部ライムのせい?
「なんかツッコミどころが多すぎて何に文句言えばいいのかわからないけど、これだけは言わせろよ!俺がライムのせいでどれ程恥ずかしい目にあったことか……もう、場所とか選んでくれよ!?」
「恥ずかしい?寧ろイルレイン様は喜んでいらっしゃいましたよね?だって、イルレイン様は私を含めてスライムが大好きでいらっしゃいますから」
そう言いながら、ライムは他のスライム達を引き連れて改めて俺に覆い被さってきたのだ。
そのスライムの数で俺は完全に動けなくなっていた。
「ほら、イルレイン様の大好きなスライムのプニプニですよ」
スライム達は俺の上でプニプニと弾む。
それだけで俺は幸せに包まれて、何も抵抗できなくなっていた。
「ぐぬぬ……プニプニで、柔らかい~~!くそぉ、もうここから出たくなくなるじゃないか!」
「ふむ、やはりイルレイン様はスライムにすぐ落ちてしまいますね。それならばイルレイン様は、常に私やスライム達に囲まれて生きる方が幸せなのではないですか?」
「……くそぉ、認めたくないけどその通りだ。俺はもうこのまま死んでもいい!」
「イルレイン様、死ぬことは私が許しません。イルレイン様が死ぬときは、私が貴方を取り込み一生一緒にいてもらいますから……」
なんかライムが怖いことを言ってる気がするけど、俺の頭はスライム一色なので今はもう何も考えられなくなっていた。
「イルレイン様、今幸せですか?」
「ああ、凄く幸せだ……」
「私もイルレイン様とこうしていられることが、とても幸せです」
ライムの顔が少しずつ近づいてくるのを俺は黙って見てしまう。そして気がつけば俺の唇に、ライム唇が重なっていた。
突然キスをされたというのに俺は嫌じゃなくて……寧ろ、神殿じゃなくて俺の部屋でライムとキスをしていることが何だか凄く嬉しかった。
だから俺は今までライムがスライムを使って、エロいことを仕掛けていたことを許してもいいかな。なんて思ってしまったのだ。
「イルレイン様、申し訳ありません。幸せ過ぎて分裂をする事が我慢できません」
「へ?」
「多分この感情のまま分裂すれば、きっとエロいスライムが生まれてくるでしょう。ですので、どうかお覚悟を……」
「え、今はしないって言ったのにっ!!?」
俺の叫びは虚しく、生まれてきたスライム達は当然のようにエロ特化のピンクばかりで、それに感化された他のスライム達に俺はすぐに襲われた。
そしてもちろんライムもスライムと同じように発情しはじめてしまい、俺はその相手もすることになってしまったのだ。
確かにスライムやライムといる時間は幸せだ。
だけどさ、コイツらは抑制が効かないせいですぐにエッチなことしてくるんだよな……だから俺の体がいくつあっても足りないんだって!!
そう思いながらもライムと神殿以外でこうしてヤれるようになったことに、ほんの少しだけ嬉しく思ってしまう俺がいたのだった。
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おまけは全てこんな感じのギャグイチャメインです。
次こそはダンとデオルとウルが出る、少しシリアスな短編を今度こそ書く予定です。
予定なのでいつになるかわかりませんし、また隙間に小ネタを挟んだらすみません!
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なるほど〜💓
納得しました💓
連載一先ず(?)終了お疲れ様でした!
次の作品も楽しみにしています!
個人的にクリスマス(12月)は酷いことが起きるので、私にとって素敵なプレゼント(ハッピーエンド)になりました!
ハッピークリスマス💓
いつもコメント有難うございます!
そのコメントがとても励みになっておりました感謝です🙏🏻
なにより最後までお読み頂き有難うございましたー!
プレゼントになったなんて恐れ多いです…でも喜んで頂けてよかったです!!
まだオマケも書いていきますので、是非よろしくお願いしますね😊
ライム〜(T_T)