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おまけ ()内は相手キャラ 主にギャグとイチャイチャ
3人の作戦会議(ダン)(ルーディア)(ライム)
しおりを挟む凄くお久しぶりです!
ライム、ダン、ルーディアの三人とイルが馬鹿みたいな会議をしてるだけです。
─────────────────────
ライムが実体を得て外に出られるようになって数日、俺は小さいライムを肩に乗せて過ごすようになっていた。
そんなライムを連れたまま、今日はダンとルーディアに相談があって会議室に集まっていた。
「二人とも俺の話を聞いてくれ!!今日の議題は、『最近、デオル兄上とウルが怪しくない?』これだ!!」
それを聞いたダンとルーディアは、何故か一斉に目を逸らした。
「何だよその反応……もしかして二人は何か知ってるのか!?」
「いや、俺らは全く知ねぇ……そうだよなルーディア?」
「え、ええ、そうですね。僕は……ふ、二人がお付き合いされているかどうかなんて、別に知りませんし……」
「おい、ルーディア?」
「ゲフン、ゲフン!いえ、二人の事は全く持って知りません」
今、ルーディアの声が聞いたことないぐらい裏返ったんだけど!?
「滅茶苦茶、怪しい……?」
「そそそ、そんな事は……べ、別に僕は二人が恋人同士とかそんな話はしてないです!」
「……は?」
今、ルーディアは何と言った?
ウルとデオル兄上が、恋人……?
脳にその単語がインプットされた瞬間、俺は反射的にそれを否定した。
「いや、その可能性はあり得ないから。あのカッコよくて清廉潔白なデオル兄上が、ウルを好きになる要素が1ミリも思い浮かばない」
「そ、そうだよな……俺も、そう思うぜ?」
「ええ、イルの言う通りです」
凄い同調してきた二人は、視線を交わし合うと何故かホッとしていた。
そして俺を見ていたライムは、何か疑問に思ったのか顎に手を当てながら言ったのだ。
「今の話から、イルレイン様が二人の関係を恋人だと疑っているわけではない。というのは理解できましたが、一体何をそんなにも心配されているのですか?」
「……俺は、兄上がウルに脅されてるのではないかと心配しているんだ!なにせデオル兄上は何でも信じてしまうような聖人だから、もしウルの嘘にでも引っかかったら簡単に脅されて……そのまま美味しく頂かれてしまうんじゃないかと、俺は不安なんだ……!」
「そうでしたか……。しかしイルレイン様がそう思っているという事は、逆もありえるというわけですよね?」
そう言いながら突然人型に戻ったライムは、何故か俺を抱きしめていた。
「はぇっ!?」
「つまり、イルレイン様もデオルライド様が人質にとられた場合、簡単に頂かれてしまう可能性があるということです」
「ら、ライム?な、なんで突然大きく……?」
「何故と言われても……今から予行練習をするからです」
「よ、予行練習って、なんの……!?」
俺はライムの言ってる事が理解できなくて、ダンとルーディアに助けを求めたのに二人は真剣な顔して俺達を見ていた。
いや、そこはライムにつっこむ所だろ!?
そう思ったのに、ライムは二人と話し合いを初めてしまったのだ。
「それでは、錬金術士がデオルライド様役で、クソ男が悪漢役を……そして私がイルレイン様を脅す役をしますね」
「いや、まてライム。それはずるいんだぜ!?」
「そうです。流石にそんな美味しくない話には乗る事はできません!」
二人とも、つっこむ所はそこじゃないだろ!?
3人は混乱する俺を置いて、どんどん話を進めていく。
「仕方がありませんね。今回はイルレイン様が適切な対処が出来るようになる事が最優先ですから、交代しながら予行練習する事を許可します」
「なんでお前の許可がいるんだよ、だが今のイルには正しい思考能力が必要なのは間違いねぇからな」
「ええ、イルはデオルライド様の事になると周りが見えなくなりますし、簡単に脅しに屈してしまいそうですからね……」
「あの~、ちよっと!俺を完全に無視しないでくれる!?」
そんな俺の叫びは虚しく、何故かこの会議はいつのまにか『イルレイン様が脅されたときの対処方法を考える会』に変わってしまったのだ。
そして最初に脅す役はライムなので、俺はそのまま抱きしめられていた。
「それではイルレイン様、失礼します。ゴボン……『イルレイン様、あそこにいるデオルライド様がどうなってもいいのですか?』」
「え……えーっと」
「『デオルライド様を裸に剥かれたくないのでしたら、イルレイン様の体を裸にする事を許してくれますよね?』」
「そ、それは……」
えっと、兄上が捕まっているのなら……俺がとる答えはデオル兄上の代わりに体を差し出す、これだ!
そう思った俺はライムに言った。
「それで兄上が助かるなら俺を裸にしてくれ!!」
「……その回答は不正解です」
「ええ!?なんで……だってデオル兄上の方が大事だし」
本気でそう言っている俺に、ダンが言った。
「イル、それじゃあ対処方法を考えてる意味がねぇじゃねぇか!」
「それでは相手の思う壺ですね」
いや、そう言われても……俺なら自力でどうにか出来るかもしれないし。
「イルレイン様は気持ちいい事に弱いという事をわかって言っているのですよね?」
「いや、それは……」
「それとあまり不正解を連発されても困ります。それに躾には罰が必要だとおもいませんか?」
「へ……?」
そういうとライムは体から触手を伸ばし、俺の身動きが取れないように腕を吊るし上げたのだ。
「ちょ、ちょっとライム!?」
「不正解を出す度にイルレイン様にはエッチなお仕置きをする事にしましょう」
「はぁ!?」
「エロい事をされても自力でどうにかできると思っているようですし、それなら対処もできますよね。では、次のターンに参りましょう」
まさか、ライムは本当にこのまま続けるつもりか!?
そしてライムと場所を交代したダンは、ニヤニヤと俺を見ながら言った。
「へへ……これは楽しそうな事になってきたぜ!」
「俺は楽しくない!」
「そう思うなら、予行練習を極めような!」
「い、嫌だ~~~!!!」
その後、三人からエッチな事をされながらも俺は、何とか脅しに屈しない方法を思いついたのだ。
まぁ、最終的に思いついたのは俺ではなくライムなんだけど……。
そしてその方法は、俺の使い魔であるスライム達を使い全ての敵を即座に殲滅するというものだった。
「つまり俺は、常に大量のスライムを連れて歩かないといけないのか……?」
「そうですね。だいたい10体ぐらいいれば私も安心です」
「10体も!?」
「ええ、それだけいればイルレイン様の一人エッチだって、いつでも手伝ってくれますから安心ですよね?」
「は?」
いや速殺できればいいだけなんだから、そのオプションはいらないよ!!
そう思ったのに、誰もおかしいと言ってくれないのは何故だ!?
「それはよかったな、イル!」
「ええ、これでいつでも安心ですね」
何故か二人までそんな事を言い始めた事に、皆俺の事どんなエロ男だと思ってるんだと俺はプルプル震えながら叫んでしまったのだ。
「お、お前らは俺の事を一体なんだと思ってんだよ~~~~~!!!?」
こうしてその日から俺は、ライムの厳選した10体のスライムを服の中に飼う事になってしまったのだ。
しかもコイツらエロい事大好きな個体ばっかで、暫く俺の日常生活に支障がでたのはいうまでもなかった。
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おまけは全てこんな感じのギャグイチャメインです。
次はライムとスライム達合わせてイチャイチャする話になります。
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