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つづき
荷馬車の旅
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荷馬車というけど荷は載ってない。
この荷馬車は町の行商に使っていた物だったけど、ここ数年は男達によって管理されていた為、整備があまり良くなかった。
リースが私のスペースだけは良くなるように少し弄っていたみたいだけど、見ただけじゃよくわからない。
御者寄りにあるスペースに私が収まるようになっているらしい。
リースとは会話したりしなかったり、ゆっくりのんびりした。
特に問題も起こらず、進んでいる。
リースが用意してくれたクッションはすごくいい物だ。
大きくて柔らかくて肌触りはよくて、弾力もあって馬車の揺れがいい感じになった。
景色を楽しめたら良かったんだけど、あまり代わり映えがなくて飽きてきてしまう。
そうすると眠くなる。
クッションの揺れが眠りを促してくる。
ああ~、これは、だめだぁ。
…ねむ。
………。
眠ってしまわれた?
………。
ふふ、ふふふふふふふふふ…。
っかわいいいいいいいい。
ああ、可愛いマスター。
今日も可愛い。
マスターとの旅はわたくしへのご褒美なのかしら!
こんな可愛いマスターを独り占め!
キョロキョロする動き!
キラキラした目!
不安で離そうとしない手!
か わ い い !!!!!
ハッ!
いけないいけない…。
マスターはあまり言葉を喋らない。
わたくしが考えを読むのを知ってからどちらでもいいと思ったのか、声に出したりでさなかったり。
本来は嫌がるもののはず。
けれどマスターは“楽”と思ったよう。
マスターは考えも可愛い。
わたくしにも優しい。
わたくしは知っているのですよ。
マスターがあまり服に興味が無いのを。
でも、可愛いのは好き。
だから困っているけど嫌では無い。
ふふ。
マスターは服を着ると不思議そうに自身を見る。
自分の容姿がわかっていないようで似合うのかどうかは気にしない。
着た後、手や足を動かして服の動きを確認する。
それが、可愛い。
クルクル回ったり、わたくしは動じないようにするのが辛かった。
あああああ!!
ギューってしたい!!
「リース…?」
ああ!起こしてしまった!?
「……おなか、すいたぁ…」
違かった!
危ない!
わたくしの心、読めなくてよかった。
……前マスターは読めたのですよ。
「マスター、少々お待ちください。すぐ、準備いたします」
「ん………」
マスターはまだ少し眠そうでぼんやりしている。
なんて可愛さ。
わたくしはこの旅が楽しくてしょうがない!
次の町までの荷馬車の旅。
私はちょっと退屈だった。
リースとの会話は楽しい。
でも身体が動かせなくてもやもやした。
動かないのと、動かせないは全然違う。
早く着いて~!
そんな願いは10日目に叶う事になる。
ただ、その前に困った事になったけどね。
この荷馬車は町の行商に使っていた物だったけど、ここ数年は男達によって管理されていた為、整備があまり良くなかった。
リースが私のスペースだけは良くなるように少し弄っていたみたいだけど、見ただけじゃよくわからない。
御者寄りにあるスペースに私が収まるようになっているらしい。
リースとは会話したりしなかったり、ゆっくりのんびりした。
特に問題も起こらず、進んでいる。
リースが用意してくれたクッションはすごくいい物だ。
大きくて柔らかくて肌触りはよくて、弾力もあって馬車の揺れがいい感じになった。
景色を楽しめたら良かったんだけど、あまり代わり映えがなくて飽きてきてしまう。
そうすると眠くなる。
クッションの揺れが眠りを促してくる。
ああ~、これは、だめだぁ。
…ねむ。
………。
眠ってしまわれた?
………。
ふふ、ふふふふふふふふふ…。
っかわいいいいいいいい。
ああ、可愛いマスター。
今日も可愛い。
マスターとの旅はわたくしへのご褒美なのかしら!
こんな可愛いマスターを独り占め!
キョロキョロする動き!
キラキラした目!
不安で離そうとしない手!
か わ い い !!!!!
ハッ!
いけないいけない…。
マスターはあまり言葉を喋らない。
わたくしが考えを読むのを知ってからどちらでもいいと思ったのか、声に出したりでさなかったり。
本来は嫌がるもののはず。
けれどマスターは“楽”と思ったよう。
マスターは考えも可愛い。
わたくしにも優しい。
わたくしは知っているのですよ。
マスターがあまり服に興味が無いのを。
でも、可愛いのは好き。
だから困っているけど嫌では無い。
ふふ。
マスターは服を着ると不思議そうに自身を見る。
自分の容姿がわかっていないようで似合うのかどうかは気にしない。
着た後、手や足を動かして服の動きを確認する。
それが、可愛い。
クルクル回ったり、わたくしは動じないようにするのが辛かった。
あああああ!!
ギューってしたい!!
「リース…?」
ああ!起こしてしまった!?
「……おなか、すいたぁ…」
違かった!
危ない!
わたくしの心、読めなくてよかった。
……前マスターは読めたのですよ。
「マスター、少々お待ちください。すぐ、準備いたします」
「ん………」
マスターはまだ少し眠そうでぼんやりしている。
なんて可愛さ。
わたくしはこの旅が楽しくてしょうがない!
次の町までの荷馬車の旅。
私はちょっと退屈だった。
リースとの会話は楽しい。
でも身体が動かせなくてもやもやした。
動かないのと、動かせないは全然違う。
早く着いて~!
そんな願いは10日目に叶う事になる。
ただ、その前に困った事になったけどね。
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