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≪巫女編≫
1.巫女さんのお仕事
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午前6時……
雀の囀りが聞こえる早朝、何時もの朝が始まる……
私たちは巫女、ここ鷲宮神社でお勤めをしています。
「今日もいい天気ね~! さ~、頑張ってお掃除しちゃいましょう!」
「は~~い!」
神社の境内では、5人の巫女が掃除を始めるため、箒を持って、それぞれの持ち場へ……
……
午前6時30分……
「みんな~、次は拝殿と宝物殿のお掃除をするよ~! 食事担当者は朝食の準備をお願い、美味しいご飯作ってね~!」
「は~~い!」
この中では年長者のさつきの指示で、次の仕事へ……
拝殿の掃除は広いので拭き掃除がけっこう大変、部屋のサイズは一辺が30メートはある……
「雑巾がけは確りやるよ~! 訓練になるからね~!」
「は~~い!」
拝殿の掃除が終わると、宝物殿へ移動する……
「みんな~、この刀は天穂日命様の大切な御神刀だからね、慎重にお掃除をしてくださ~い」
「姉さま、姉さま、私、この御神刀を持って戦いた~い」
「ルナが憧れるのは分かるけど、もっと修行しないと持ち上げることも出来ないわよ! この御神刀は皆んなの憧れなんだから、頑張ろうね!」
「は~い! 姉さま」
……
午前7時30分……
朝食の準備が出来たわ……今日のお料理担当はかなえとりんの2人、前日にみんなで町まで食材を買いに行ったり、近くのお百姓さんから頂いたり、自分たちの畑で取たれたお野菜で食事を作る……基本的には質素倹約を心掛けているわ。
「今日のご飯も、かなえとりんの2人が作ってくれたからとても良くできました」
「それでは皆んな、神様に感謝をして、いただきま~す」
「うん! 美味しい~!」
……
午前8時30分……
ゆっくりとお食事を頂いたあとは、社務所や授与所へ行って御守りや絵馬、おみくじなんかの準備をするわ、それから妖怪退治の依頼も取り扱っているから、申込書の準備なんかをしていると、最初の参拝者が来られる時間になる……
今日は朝一番で、10組の『初宮参り』の御参拝者が来られる予定になっているから、少し早めの準備をしてお出迎えをします。
初宮参りとは、赤ちゃんが生まれて1ヶ月たった頃に、元気で無事に育っている事を、住んている土地の氏神様にご報告して、祈願を行う行事のこと……「あ! いけない早く準備してお出迎えしないと……」
……
午前9時00分……
「赤ちゃん、可愛い~!」
『おぎゃー、おぎゃー』
「あ、ごめんね~、怖くないからね~! 泣きやんでね~」
「さつき! 赤ちゃんあやすの下手くそなのだぞ! どれどれ私がやってみるぞ……『べろべろばー』」
『おぎゃー、おぎゃー』
「あ~、ごめんなのだぞ~泣かないでほしいのだぞ~」
「あ~あ! 何やってるんだ~! こうするんだ!『なきやんでね~、いい子でちゅね~、べろべろばー』」
『きゃっきゃ、きゃっきゃ!』
「すごいぞりん! 隠れた才能なのだぞ!」
「雑賀の里では良く子守をさせられてたからな……」
……
順番に拝殿にて参拝を行ってから、熨斗袋に入れた初穂料を納め、神主による祝詞が挙げられ、無病息災をご祈願して、無事に神様への御報告は終了します。
「みんな元気に育ちますように!」
……
午後12時30分……
後片付けをしてから、社務所へ……
「みんなご苦労さま~、10組は大変だったね~!」
「今日は少し贅沢出来るな、夕食は肉にしようぜ!」
「え~、うなぎが食べた~い」
「うなぎなんて、この辺の川で取ってくれば食べれるじゃんか!」
「そうじゃないわ! ちゃんと美味しいタレで焼かれたうなぎが食べたいの!」
「そうよ! りんおねーちゃんのうなきはぶつ切りにしてただ焼いただけだから、美味しくないのよ~」
「ルナ! そんな事はないだろ~! 塩で食べると美味いじゃないか?」
「え~~~~~~……」
「なんだよー、皆んなして~……」
「それじゃ、かなえ、りん、ルナの3人で買い物して来て! 美味しい物買って来てね!」
「やった~! 良いのかさつき?」
「午後は行事の予約は無いから2人でも大丈夫だから、3人で町まで行って来て、でもねそんなに贅沢は出来ないわよ!」
「わかってるって!」
「でも、何にするのだぞ?」
「えっとね~……」
「かなえ、ルナ、町に行ってから決めようぜ!」
お昼は全員簡単にすませる事にした……
……
午後1時00分……
3人は嬉しそうに買い物へ……
さつきと小枝は、授与所に入り御守りの販売を行う……
『巫女さん、御朱印帳はあるかい?』
「はい、3種類ございますが、どれにしますか?」
『真中のを……それから、御朱印も書いてもらえるかな』
「有難うございます。かしこまりました」
……料金を頂いてから、御朱印帳に記入を始める。
「少々お待ち下さい」
……墨を磨り、御朱印帳へ参拝日と神社の名前、それと神さまの名前を書き込む。
「お待たせしました」
御朱印帳をわたす……
『上手いもんだな~』
「有難うございます」
……
午後4時30分……
「たっだいま~」
町まで夕食の買い出しに行ってた3人が元気に帰ってきた。
「さつき、小枝! お仕事ご苦労さま~!」
「かなえ、りん、ルナも、買い物して来てくれてありがとうね!」
……
午後5時00分……
「みんな~今日も1日お疲れ様で~す。後片付けをして、終わりにしましよう」
「は~~い!」……
午後6時00分……
「うなぎの蒲焼き、こんなに沢山、どうしたの?」
「これはね、りんが町に行く途中、川で捕ったのよ、それをね、お店で焼いてもらったの、だからね格安でうなぎが食べられるの!」
「りん、ありがとう! こんなに美味しそうな蒲焼きが食べられるなんて、幸せ!」
「その代わり、浮いた食費で肉を買ってきた……良いだろ~」
「ま、いいわ! それじゃ食事の準備をしましょう」
「は~~い!」
手際よく全員で料理をはじめる……
……
午後7時00分……
「それでは皆んな、神様に感謝をして、頂きましょう!」
「いっただきま~す!」
「う~ん! 美味し~い!」
……
午後9時00分……
「それじゃ時間よ!」
全員が素早く行動する……
本殿に集まり、3柱の神のご加護を貰う……
「今日の仕事ですが、2件あります」
「最初の案件は、羽生の村で妖怪を退治します。こちらは、蜘蛛の妖怪だそうです。2件目は熊谷の村で、🐻が出て、村人が襲われているとの報告があり、至急その🐻を探して、退治を行う予定です」
「それでは行きましょう!」
全員素早い動きで目的地へ向う……
……
5人の少女は、昼間は鷲宮神社で巫女の仕事をしているが、実は神社からの要請により派遣された妖怪退治のスペシャリストの忍者だ……
さつき、この中では最年長で頼りになるリーダ的な存在、伊賀忍者出身の16才。
小枝、サブリーダとしてさつきを補佐する。甲賀忍者出身の12才。
かなえ、情報収集と状況判断能力に優れた、風魔忍者出身の11才。
りん、身体能力が高く戦闘能力に優れた、雑賀忍者出身の11才。
ルナ、なぜかハーフの忍者、母親がイギリスの貴族の出身らしい……真庭忍者の出身で現在家出中らしく、仕事で派遣されて来ているわけではない……一週間前に誕生日をむかえたので、10才になりました。
……
羽生村に到着する……
「この場所ね!」
「かなえ、討伐対象の情報を共有して」
「わかったぞ!……対象は蜘蛛型の妖怪だぞ、糸で攻撃してくるぞ! 糸は鋼鉄と同じ強度があるから気お付けてほしいぞ、あと数は3匹いて、土の中に隠れて攻撃してくる事もあるから、みんな気お付けてほしいぞ!」
「ありがとう!」
「それなら俺の銃が有効じゃないか! まかせろ!」
りんは、頭上で巣を作って待ち伏せしている蜘蛛の妖怪を少し離れた場所から、得意な銃で狙撃する……「よし! 命中!」
しかし一匹仕留めるも、仲間が殺られた事に気付いた蜘蛛の妖怪は土の中へ逃げ込み、地中から攻撃を仕掛けて来る!
「これじゃ銃は効かないな!」
地中からの攻撃に苦戦し、足元の攻撃を交わす為、みんなびょんびょん飛び跳ねている……
「キャ」
しかし、足首に糸をまかれて、全員宙釣りにされてしまう……
「こんな糸、刀で切ってやる!」
しかし鋼鉄の強度の糸は刀を弾く……
「くそ! 切れねー」
「りん、刀が刃毀れしちゃうよ!」
「じゃ~! どうするんだよ~!」
……暫く宙釣りに……
「こいつら私達を食べるつもりなの?」
しかし蜘蛛の妖怪は非常食にするのか、直ぐには食べずに、全員を糸でぐるぐる巻にしはじめる……
「うわー! 気持ち悪い! こっち来るな~~~」
「気持ち悪いぞ……」
「え?」
「食べすぎたのだぞ……」
「そうだよな~こんなに吊るされて揺らされたら気持ちも悪くなるな……」
全員蜘蛛の糸で巻かれ宙釣り状態で……『ぶら~ん、ぶら~ん』
「かなえ、吐くなよ! 絶対に!」
……
「おしっこ」
「ん?」
「おしっこした~い!」
「ルナも、こんな時に何言ってる……」
「こんなに揺らされたら、もうだめ~~! 漏れちゃうよ~!」
「こら~! かなえ、ルナ、私達の上で宙釣りにされてるんだから、それは駄目だろ~! 我慢しろ~!」
「ルナは、出掛ける時にして来なかったの?」
「して来なかった……」
ルナは顔を真っ赤にして、おしっこを我慢しているようだが、そろそろ限界が近付いて来た……
「吐く!」
「漏れる!」
「うあ~、ばか! 2人ともやめろ~、我慢しろ~」
おしっこを我慢出来なくなり、限界寸前のルナは、おもいっきり忍術を発動……
「百花繚乱!」
……ルナの忍術、百花繚乱は無数の手裏剣を一度に投げ付ける技で、ルナ曰く魔法の力を少しだけ手裏剣に与えて、パワーアップしているらしい……
「すげー! 蜘蛛の糸を全部切断しやがった! それに、蜘蛛にも手裏剣が命中している!」
「皆んな! 今のうちよ! 妖怪に止めを!」
……
「あぶなかった~! 殺られるかと思った~」
全員、力が抜けて、その場に座り込んでしまう……
「ほんとに、あぶなかったわ……」
「ルナ! お前の『あぶなかった』は違うだろ~」
「えへっ!」
「それで、漏らしたのか?」
「ぎりきり間に合ったよ」
「それは良かったな……」
「うえ~~~~~~」
「汚ったね~~~、かなえ、吐きやがったな~~~」
……
「蜘蛛の妖怪は討伐完了ね!」
「それじゃ! 次の場所へ行くわよ」
「了解!」
……
雀の囀りが聞こえる早朝、何時もの朝が始まる……
私たちは巫女、ここ鷲宮神社でお勤めをしています。
「今日もいい天気ね~! さ~、頑張ってお掃除しちゃいましょう!」
「は~~い!」
神社の境内では、5人の巫女が掃除を始めるため、箒を持って、それぞれの持ち場へ……
……
午前6時30分……
「みんな~、次は拝殿と宝物殿のお掃除をするよ~! 食事担当者は朝食の準備をお願い、美味しいご飯作ってね~!」
「は~~い!」
この中では年長者のさつきの指示で、次の仕事へ……
拝殿の掃除は広いので拭き掃除がけっこう大変、部屋のサイズは一辺が30メートはある……
「雑巾がけは確りやるよ~! 訓練になるからね~!」
「は~~い!」
拝殿の掃除が終わると、宝物殿へ移動する……
「みんな~、この刀は天穂日命様の大切な御神刀だからね、慎重にお掃除をしてくださ~い」
「姉さま、姉さま、私、この御神刀を持って戦いた~い」
「ルナが憧れるのは分かるけど、もっと修行しないと持ち上げることも出来ないわよ! この御神刀は皆んなの憧れなんだから、頑張ろうね!」
「は~い! 姉さま」
……
午前7時30分……
朝食の準備が出来たわ……今日のお料理担当はかなえとりんの2人、前日にみんなで町まで食材を買いに行ったり、近くのお百姓さんから頂いたり、自分たちの畑で取たれたお野菜で食事を作る……基本的には質素倹約を心掛けているわ。
「今日のご飯も、かなえとりんの2人が作ってくれたからとても良くできました」
「それでは皆んな、神様に感謝をして、いただきま~す」
「うん! 美味しい~!」
……
午前8時30分……
ゆっくりとお食事を頂いたあとは、社務所や授与所へ行って御守りや絵馬、おみくじなんかの準備をするわ、それから妖怪退治の依頼も取り扱っているから、申込書の準備なんかをしていると、最初の参拝者が来られる時間になる……
今日は朝一番で、10組の『初宮参り』の御参拝者が来られる予定になっているから、少し早めの準備をしてお出迎えをします。
初宮参りとは、赤ちゃんが生まれて1ヶ月たった頃に、元気で無事に育っている事を、住んている土地の氏神様にご報告して、祈願を行う行事のこと……「あ! いけない早く準備してお出迎えしないと……」
……
午前9時00分……
「赤ちゃん、可愛い~!」
『おぎゃー、おぎゃー』
「あ、ごめんね~、怖くないからね~! 泣きやんでね~」
「さつき! 赤ちゃんあやすの下手くそなのだぞ! どれどれ私がやってみるぞ……『べろべろばー』」
『おぎゃー、おぎゃー』
「あ~、ごめんなのだぞ~泣かないでほしいのだぞ~」
「あ~あ! 何やってるんだ~! こうするんだ!『なきやんでね~、いい子でちゅね~、べろべろばー』」
『きゃっきゃ、きゃっきゃ!』
「すごいぞりん! 隠れた才能なのだぞ!」
「雑賀の里では良く子守をさせられてたからな……」
……
順番に拝殿にて参拝を行ってから、熨斗袋に入れた初穂料を納め、神主による祝詞が挙げられ、無病息災をご祈願して、無事に神様への御報告は終了します。
「みんな元気に育ちますように!」
……
午後12時30分……
後片付けをしてから、社務所へ……
「みんなご苦労さま~、10組は大変だったね~!」
「今日は少し贅沢出来るな、夕食は肉にしようぜ!」
「え~、うなぎが食べた~い」
「うなぎなんて、この辺の川で取ってくれば食べれるじゃんか!」
「そうじゃないわ! ちゃんと美味しいタレで焼かれたうなぎが食べたいの!」
「そうよ! りんおねーちゃんのうなきはぶつ切りにしてただ焼いただけだから、美味しくないのよ~」
「ルナ! そんな事はないだろ~! 塩で食べると美味いじゃないか?」
「え~~~~~~……」
「なんだよー、皆んなして~……」
「それじゃ、かなえ、りん、ルナの3人で買い物して来て! 美味しい物買って来てね!」
「やった~! 良いのかさつき?」
「午後は行事の予約は無いから2人でも大丈夫だから、3人で町まで行って来て、でもねそんなに贅沢は出来ないわよ!」
「わかってるって!」
「でも、何にするのだぞ?」
「えっとね~……」
「かなえ、ルナ、町に行ってから決めようぜ!」
お昼は全員簡単にすませる事にした……
……
午後1時00分……
3人は嬉しそうに買い物へ……
さつきと小枝は、授与所に入り御守りの販売を行う……
『巫女さん、御朱印帳はあるかい?』
「はい、3種類ございますが、どれにしますか?」
『真中のを……それから、御朱印も書いてもらえるかな』
「有難うございます。かしこまりました」
……料金を頂いてから、御朱印帳に記入を始める。
「少々お待ち下さい」
……墨を磨り、御朱印帳へ参拝日と神社の名前、それと神さまの名前を書き込む。
「お待たせしました」
御朱印帳をわたす……
『上手いもんだな~』
「有難うございます」
……
午後4時30分……
「たっだいま~」
町まで夕食の買い出しに行ってた3人が元気に帰ってきた。
「さつき、小枝! お仕事ご苦労さま~!」
「かなえ、りん、ルナも、買い物して来てくれてありがとうね!」
……
午後5時00分……
「みんな~今日も1日お疲れ様で~す。後片付けをして、終わりにしましよう」
「は~~い!」……
午後6時00分……
「うなぎの蒲焼き、こんなに沢山、どうしたの?」
「これはね、りんが町に行く途中、川で捕ったのよ、それをね、お店で焼いてもらったの、だからね格安でうなぎが食べられるの!」
「りん、ありがとう! こんなに美味しそうな蒲焼きが食べられるなんて、幸せ!」
「その代わり、浮いた食費で肉を買ってきた……良いだろ~」
「ま、いいわ! それじゃ食事の準備をしましょう」
「は~~い!」
手際よく全員で料理をはじめる……
……
午後7時00分……
「それでは皆んな、神様に感謝をして、頂きましょう!」
「いっただきま~す!」
「う~ん! 美味し~い!」
……
午後9時00分……
「それじゃ時間よ!」
全員が素早く行動する……
本殿に集まり、3柱の神のご加護を貰う……
「今日の仕事ですが、2件あります」
「最初の案件は、羽生の村で妖怪を退治します。こちらは、蜘蛛の妖怪だそうです。2件目は熊谷の村で、🐻が出て、村人が襲われているとの報告があり、至急その🐻を探して、退治を行う予定です」
「それでは行きましょう!」
全員素早い動きで目的地へ向う……
……
5人の少女は、昼間は鷲宮神社で巫女の仕事をしているが、実は神社からの要請により派遣された妖怪退治のスペシャリストの忍者だ……
さつき、この中では最年長で頼りになるリーダ的な存在、伊賀忍者出身の16才。
小枝、サブリーダとしてさつきを補佐する。甲賀忍者出身の12才。
かなえ、情報収集と状況判断能力に優れた、風魔忍者出身の11才。
りん、身体能力が高く戦闘能力に優れた、雑賀忍者出身の11才。
ルナ、なぜかハーフの忍者、母親がイギリスの貴族の出身らしい……真庭忍者の出身で現在家出中らしく、仕事で派遣されて来ているわけではない……一週間前に誕生日をむかえたので、10才になりました。
……
羽生村に到着する……
「この場所ね!」
「かなえ、討伐対象の情報を共有して」
「わかったぞ!……対象は蜘蛛型の妖怪だぞ、糸で攻撃してくるぞ! 糸は鋼鉄と同じ強度があるから気お付けてほしいぞ、あと数は3匹いて、土の中に隠れて攻撃してくる事もあるから、みんな気お付けてほしいぞ!」
「ありがとう!」
「それなら俺の銃が有効じゃないか! まかせろ!」
りんは、頭上で巣を作って待ち伏せしている蜘蛛の妖怪を少し離れた場所から、得意な銃で狙撃する……「よし! 命中!」
しかし一匹仕留めるも、仲間が殺られた事に気付いた蜘蛛の妖怪は土の中へ逃げ込み、地中から攻撃を仕掛けて来る!
「これじゃ銃は効かないな!」
地中からの攻撃に苦戦し、足元の攻撃を交わす為、みんなびょんびょん飛び跳ねている……
「キャ」
しかし、足首に糸をまかれて、全員宙釣りにされてしまう……
「こんな糸、刀で切ってやる!」
しかし鋼鉄の強度の糸は刀を弾く……
「くそ! 切れねー」
「りん、刀が刃毀れしちゃうよ!」
「じゃ~! どうするんだよ~!」
……暫く宙釣りに……
「こいつら私達を食べるつもりなの?」
しかし蜘蛛の妖怪は非常食にするのか、直ぐには食べずに、全員を糸でぐるぐる巻にしはじめる……
「うわー! 気持ち悪い! こっち来るな~~~」
「気持ち悪いぞ……」
「え?」
「食べすぎたのだぞ……」
「そうだよな~こんなに吊るされて揺らされたら気持ちも悪くなるな……」
全員蜘蛛の糸で巻かれ宙釣り状態で……『ぶら~ん、ぶら~ん』
「かなえ、吐くなよ! 絶対に!」
……
「おしっこ」
「ん?」
「おしっこした~い!」
「ルナも、こんな時に何言ってる……」
「こんなに揺らされたら、もうだめ~~! 漏れちゃうよ~!」
「こら~! かなえ、ルナ、私達の上で宙釣りにされてるんだから、それは駄目だろ~! 我慢しろ~!」
「ルナは、出掛ける時にして来なかったの?」
「して来なかった……」
ルナは顔を真っ赤にして、おしっこを我慢しているようだが、そろそろ限界が近付いて来た……
「吐く!」
「漏れる!」
「うあ~、ばか! 2人ともやめろ~、我慢しろ~」
おしっこを我慢出来なくなり、限界寸前のルナは、おもいっきり忍術を発動……
「百花繚乱!」
……ルナの忍術、百花繚乱は無数の手裏剣を一度に投げ付ける技で、ルナ曰く魔法の力を少しだけ手裏剣に与えて、パワーアップしているらしい……
「すげー! 蜘蛛の糸を全部切断しやがった! それに、蜘蛛にも手裏剣が命中している!」
「皆んな! 今のうちよ! 妖怪に止めを!」
……
「あぶなかった~! 殺られるかと思った~」
全員、力が抜けて、その場に座り込んでしまう……
「ほんとに、あぶなかったわ……」
「ルナ! お前の『あぶなかった』は違うだろ~」
「えへっ!」
「それで、漏らしたのか?」
「ぎりきり間に合ったよ」
「それは良かったな……」
「うえ~~~~~~」
「汚ったね~~~、かなえ、吐きやがったな~~~」
……
「蜘蛛の妖怪は討伐完了ね!」
「それじゃ! 次の場所へ行くわよ」
「了解!」
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