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廃棄星
兵どもが夢の跡
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ポイントの使い道は保留にしておいた。
一つのスキルを取るのに最低5ポイントも使うからだ。
ジャンクスターに来たので当初の予定していたプレイスタイルと違う道に進むかもしれない。
そんな状況で貴重なポイントを使うことはできない。
さて、次は何をしようかな。
クエスト欄を見ても現在進行しているクエストはないし、もう攻略情報を頼りにすることはできない。
道は自分で見つけないと。
コンソールを操作して何かないか調べるか。
入出力装置は見当たらないけど、他惑星ではコンピューターの操作にデバイスを用いる。
ここもどこかに取り付ける場所があるはずだ。
調べてみると円形の窪みを見つかった。丁度デバイスを嵌めれそうだ。
早速嵌めてみる。
「よし!ぴったり」
コンソール内のデータを閲覧してみると興味深い情報がたくさんあった。
ざっと見ただけだけど、この施設の概要や施設周辺の情報などがあり、これからの行動を決める上で役立つ情報だらけだ。
データ量が多いので全部読むのに時間が掛かりそうだ。
こういう時はダウンロードだ。
今一番必要なのはマップだ。ダウンロードと並行してデータを探す。
マップを見つけたのとダウンロードが完了したのはほぼ同時だった。
デバイスの小さな画面よりもコンソールの大きな画面の方が見やすいのでこのまま見ることにした。
ふむふむ、ここが現在地だからこの通路はさっき通ってきた道で開始位置はここかな。
一階部分は今行ける場所で全てみたい。
二階はなく地下があるようだ。
地下への入口は見当たらないな。多分どこかに入口があるはずなんだけど。
下の階のマップにも階段の表示がないから梯子かエレベーターがあるはずだ。
一階と二階のマップを重ねてみる。こうすれば降りることができる場所が推測できる。
二つのマップで部屋が重なる場所におそらく昇降の道具があるはずだ。
重なっているのは一部屋だけでこの部屋だった。
だけど何もない。少し悩んでいると画面の端の方にスイッチを見つけた。
罠の可能性もあるけどもう出来ることはないので押してみる。
『ハッチ開放します』
画面にそう表示されると部屋の隅の床が開いた。
これで下に行けそうだ。
デバイスを取り外し、下に降りようと近づいたけど、すぐに無理だと分かった。
「これは降りられないなぁ」
なぜなら物が溢れて詰まっていたからだ。
その一つを手に取り観察してみる。
重さは1キロぐらいで大きさは手に乗るぐらい形は立方体に小型のパラボナアンテナがついていた。
こういう場合鑑定スキルを使えばいいんだけど、他の星だったら鑑定をしてくれる店があり、正直ポイントがもったいない。
こういう時はデータ参照だ。データ参照は鑑定以外で対象の情報を知れる手段の一つだ。
もしそのアイテム、モンスターのデータを持っていれば鑑定を使わなくても情報を知ることができる。
施設内に有った物だからデータ内に情報があるかもしれない。
嫌虫機
☆×4.0
虫が嫌がる音波を出し、虫を近づけなくする
起動後、停止または稼働限界時間まで効果は続く
データ参照の結果がこれだ。
これがあれば外に出ることができそうだ。
使い道は限られているけど今他の星で判明してる入手可能アイテムのレアリティは最高で3.0。
4.0はかなりというかめちゃくちゃ良い。
そのレアアイテムがゴミのように溢れてるんだけど。
多分だけど嫌虫機はジャンクスターの必須アイテム。
誰かがこの星でスタートさせたら、この部屋で生成されるんだろう。
しかし、取ることができずキャラクター消去。これだけが残されてしまったんだと思う。
それが繰り返された結果、下の部屋が埋まるほどの数が生成されてしまったんだと思う。
ラッキーだと思って全部貰っていこう。片づけないと下に行けないしどうせ所有者もいないしね。
取れたアイテムは嫌虫機だけではなく全部で6種類。
ごみ、良質なごみ、残骸、良質な残骸、壊れた嫌虫機で、それぞれレアリティは0、0.5、1 、1.5、3だ。
これらの由来は全部嫌虫機だ。だからデータ参照も効き、レアリティも分かった。
上の方の嫌虫機は無事だったんだけど、下の方の嫌虫機は上の嫌虫機の重さで潰れており、酷い物はごみと判断されてしまった。
一つのスキルを取るのに最低5ポイントも使うからだ。
ジャンクスターに来たので当初の予定していたプレイスタイルと違う道に進むかもしれない。
そんな状況で貴重なポイントを使うことはできない。
さて、次は何をしようかな。
クエスト欄を見ても現在進行しているクエストはないし、もう攻略情報を頼りにすることはできない。
道は自分で見つけないと。
コンソールを操作して何かないか調べるか。
入出力装置は見当たらないけど、他惑星ではコンピューターの操作にデバイスを用いる。
ここもどこかに取り付ける場所があるはずだ。
調べてみると円形の窪みを見つかった。丁度デバイスを嵌めれそうだ。
早速嵌めてみる。
「よし!ぴったり」
コンソール内のデータを閲覧してみると興味深い情報がたくさんあった。
ざっと見ただけだけど、この施設の概要や施設周辺の情報などがあり、これからの行動を決める上で役立つ情報だらけだ。
データ量が多いので全部読むのに時間が掛かりそうだ。
こういう時はダウンロードだ。
今一番必要なのはマップだ。ダウンロードと並行してデータを探す。
マップを見つけたのとダウンロードが完了したのはほぼ同時だった。
デバイスの小さな画面よりもコンソールの大きな画面の方が見やすいのでこのまま見ることにした。
ふむふむ、ここが現在地だからこの通路はさっき通ってきた道で開始位置はここかな。
一階部分は今行ける場所で全てみたい。
二階はなく地下があるようだ。
地下への入口は見当たらないな。多分どこかに入口があるはずなんだけど。
下の階のマップにも階段の表示がないから梯子かエレベーターがあるはずだ。
一階と二階のマップを重ねてみる。こうすれば降りることができる場所が推測できる。
二つのマップで部屋が重なる場所におそらく昇降の道具があるはずだ。
重なっているのは一部屋だけでこの部屋だった。
だけど何もない。少し悩んでいると画面の端の方にスイッチを見つけた。
罠の可能性もあるけどもう出来ることはないので押してみる。
『ハッチ開放します』
画面にそう表示されると部屋の隅の床が開いた。
これで下に行けそうだ。
デバイスを取り外し、下に降りようと近づいたけど、すぐに無理だと分かった。
「これは降りられないなぁ」
なぜなら物が溢れて詰まっていたからだ。
その一つを手に取り観察してみる。
重さは1キロぐらいで大きさは手に乗るぐらい形は立方体に小型のパラボナアンテナがついていた。
こういう場合鑑定スキルを使えばいいんだけど、他の星だったら鑑定をしてくれる店があり、正直ポイントがもったいない。
こういう時はデータ参照だ。データ参照は鑑定以外で対象の情報を知れる手段の一つだ。
もしそのアイテム、モンスターのデータを持っていれば鑑定を使わなくても情報を知ることができる。
施設内に有った物だからデータ内に情報があるかもしれない。
嫌虫機
☆×4.0
虫が嫌がる音波を出し、虫を近づけなくする
起動後、停止または稼働限界時間まで効果は続く
データ参照の結果がこれだ。
これがあれば外に出ることができそうだ。
使い道は限られているけど今他の星で判明してる入手可能アイテムのレアリティは最高で3.0。
4.0はかなりというかめちゃくちゃ良い。
そのレアアイテムがゴミのように溢れてるんだけど。
多分だけど嫌虫機はジャンクスターの必須アイテム。
誰かがこの星でスタートさせたら、この部屋で生成されるんだろう。
しかし、取ることができずキャラクター消去。これだけが残されてしまったんだと思う。
それが繰り返された結果、下の部屋が埋まるほどの数が生成されてしまったんだと思う。
ラッキーだと思って全部貰っていこう。片づけないと下に行けないしどうせ所有者もいないしね。
取れたアイテムは嫌虫機だけではなく全部で6種類。
ごみ、良質なごみ、残骸、良質な残骸、壊れた嫌虫機で、それぞれレアリティは0、0.5、1 、1.5、3だ。
これらの由来は全部嫌虫機だ。だからデータ参照も効き、レアリティも分かった。
上の方の嫌虫機は無事だったんだけど、下の方の嫌虫機は上の嫌虫機の重さで潰れており、酷い物はごみと判断されてしまった。
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