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第5話『おだやかな時間』
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「ロメロちゃんがゾンビ?!怖いウソつかないでよぉ?」
「ウソじゃないもん♪わたしはゾンビだよ♪」
ふざけたプンスカ顔のロメロちゃん
まぁ、子供の可愛いウソだ
このまま合わせてあげよう
「ごめん!ごめん!ロメロちゃんはゾンビなんだね!怖いよー♪」
ロメロちゃんの顔に笑顔が戻る
「そうだよ♪わたしはゾンビ~♪ゾンゾンビ~♪」
「なにその歌!いいね!ゾンゾンビ~♪」
ひとしきり2人でゾンビごっこなる戯れを楽しんでたらロメロちゃんは満足したのか眠ってしまった
寝顔がとても可愛い
「ロメロちゃんありがとう。」
そっとエマさんがロメロちゃんにブランケットを掛けてくれた
「ロメロさんがこんなに楽しそうなのは久しぶりに見ました。アンドウさんが来てくれたおかげですね。」
「そうだったら嬉しいです♪俺も今日は色んなことがありすぎて本当にまいってたんですけど、エマさんとロメロちゃんのおかげで元気になりました。今日からよろしくお願いします。」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
ガバッ!!
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる
「はぁー……また寝ちゃってたの……俺メチャ疲れてるんだな……」
ドンドンドンドン!
「ジョージーー♪朝だよーー♪ごはんだよーー♪起きてーー♪」
激しく扉が叩かれる音とロメロちゃんの声が鳴り響く
「はーい!すぐ行くねー!」
ってあれ?
俺なんで自分の部屋のベッドで寝てるんだ?
確かリビングでロメロちゃんと遊んでてそのまま寝ちゃったような?
う~ん……
「ジョージー!♪ごはんーーー!♪」
リビングからロメロちゃんの声が聞こえてくる
「はぁーーーい!今行くよーーー!」
急いで階段を降りる
オーバールックの1階は店舗兼リビングにもなっている
キッチンもついてるし、テーブルもある
家の中に美容室にあるようなセット面が2つあるような感じだ
「いただきます。」
「いただきまぁーーす♪」
「いただきます!」
美味しそうな朝食
今日はご飯に味噌汁と鮭の塩焼きという定番も定番
ぱくっ!
「うまい!!」
「ジョージ♪美味しいって言わなきゃダメなんだよ♪」
「あっ!ごめんね。美味しいね♪」
「美味しいねー♪ジョージ♪」
やっぱりロメロちゃんはゾンビじゃなさそうだ
ザ・朝ごはんを食べてるゾンビ見たことないもんな
エマさんが微笑みながら
「褒めてもらえて嬉しいです。いつもロメロちゃんと2人で食べていたのでアンドウさんが来てくれたのでいつもより美味しく感じます。ご飯はみんなで食べたほうがいいですから。」
エマさんってなんでこんなに素敵なんだろうか…て
「あっ!朝ですけどエマさんは吸血鬼なんですよね?太陽の光とかってだめじゃないんですか?!」
「私は長く生きているので吸血鬼の弱点と言われているものは全て克服しています。慣れみたいなものですね。」
「そうゆうものなんですか?」
「そうゆうものです。」
なるほど
「ジョージ♪今日は何するー?♪」
そういえば今日は何をするんだろう?
お化生専門美容師ってなんの仕事するんだ?
普通に美容の仕事なのかな?
青野さんからは業務的な話はまだ聞いてないし、予約とか入ったりするのだろうか?
「エマさん!僕が今日からできることってありますか!青野さんから特に何か聞いてたりとかしてませんか?」
「う~ん?今日はまだ予約も入ってないですし、青野さんも特に何も言ってなかったのでロメロちゃんと遊んでいてはどうでしょうか?」
「やったーー♪ジョージと遊べるー♪」
一応今日は出勤日初日ということになるのでは?
まぁ、これも仕事ってことでいいか!
「よし!ロメロちゃん!何して遊ぼうか?!」
「ウソじゃないもん♪わたしはゾンビだよ♪」
ふざけたプンスカ顔のロメロちゃん
まぁ、子供の可愛いウソだ
このまま合わせてあげよう
「ごめん!ごめん!ロメロちゃんはゾンビなんだね!怖いよー♪」
ロメロちゃんの顔に笑顔が戻る
「そうだよ♪わたしはゾンビ~♪ゾンゾンビ~♪」
「なにその歌!いいね!ゾンゾンビ~♪」
ひとしきり2人でゾンビごっこなる戯れを楽しんでたらロメロちゃんは満足したのか眠ってしまった
寝顔がとても可愛い
「ロメロちゃんありがとう。」
そっとエマさんがロメロちゃんにブランケットを掛けてくれた
「ロメロさんがこんなに楽しそうなのは久しぶりに見ました。アンドウさんが来てくれたおかげですね。」
「そうだったら嬉しいです♪俺も今日は色んなことがありすぎて本当にまいってたんですけど、エマさんとロメロちゃんのおかげで元気になりました。今日からよろしくお願いします。」
「はい。こちらこそよろしくお願いします。」
ガバッ!!
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる
「はぁー……また寝ちゃってたの……俺メチャ疲れてるんだな……」
ドンドンドンドン!
「ジョージーー♪朝だよーー♪ごはんだよーー♪起きてーー♪」
激しく扉が叩かれる音とロメロちゃんの声が鳴り響く
「はーい!すぐ行くねー!」
ってあれ?
俺なんで自分の部屋のベッドで寝てるんだ?
確かリビングでロメロちゃんと遊んでてそのまま寝ちゃったような?
う~ん……
「ジョージー!♪ごはんーーー!♪」
リビングからロメロちゃんの声が聞こえてくる
「はぁーーーい!今行くよーーー!」
急いで階段を降りる
オーバールックの1階は店舗兼リビングにもなっている
キッチンもついてるし、テーブルもある
家の中に美容室にあるようなセット面が2つあるような感じだ
「いただきます。」
「いただきまぁーーす♪」
「いただきます!」
美味しそうな朝食
今日はご飯に味噌汁と鮭の塩焼きという定番も定番
ぱくっ!
「うまい!!」
「ジョージ♪美味しいって言わなきゃダメなんだよ♪」
「あっ!ごめんね。美味しいね♪」
「美味しいねー♪ジョージ♪」
やっぱりロメロちゃんはゾンビじゃなさそうだ
ザ・朝ごはんを食べてるゾンビ見たことないもんな
エマさんが微笑みながら
「褒めてもらえて嬉しいです。いつもロメロちゃんと2人で食べていたのでアンドウさんが来てくれたのでいつもより美味しく感じます。ご飯はみんなで食べたほうがいいですから。」
エマさんってなんでこんなに素敵なんだろうか…て
「あっ!朝ですけどエマさんは吸血鬼なんですよね?太陽の光とかってだめじゃないんですか?!」
「私は長く生きているので吸血鬼の弱点と言われているものは全て克服しています。慣れみたいなものですね。」
「そうゆうものなんですか?」
「そうゆうものです。」
なるほど
「ジョージ♪今日は何するー?♪」
そういえば今日は何をするんだろう?
お化生専門美容師ってなんの仕事するんだ?
普通に美容の仕事なのかな?
青野さんからは業務的な話はまだ聞いてないし、予約とか入ったりするのだろうか?
「エマさん!僕が今日からできることってありますか!青野さんから特に何か聞いてたりとかしてませんか?」
「う~ん?今日はまだ予約も入ってないですし、青野さんも特に何も言ってなかったのでロメロちゃんと遊んでいてはどうでしょうか?」
「やったーー♪ジョージと遊べるー♪」
一応今日は出勤日初日ということになるのでは?
まぁ、これも仕事ってことでいいか!
「よし!ロメロちゃん!何して遊ぼうか?!」
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