草生やしながら異世界最強チーム目指します

ギルド離れと女の子との出会い

「乾杯！」3人の声が合う。

ギルドへ戻ってきた俺達は初クエストクリアということで打ち上げをしていた。

「いやぁ今日は疲れた～」とカイトさん

「まあこれ食べ終わったら寝ましょう。」ヒロシさんが言う。

聞いた話だとこのギルドには宿がありお金さえ払えば泊めて貰えるそうだ。

ご飯も食べ終わった頃

「じゃ僕はもう寝ますね、お疲れ様でした～」

俺はそういうと自分の寝床についた。

～それから～

クエスト、寝る、クエスト、寝る、クエスト、寝る、クエスト、寝る

という感じでお金を稼いで3週間程立ったある日。

「そろそろお金も貯まりましたし異世界に来たんですから冒険に出ませんか?」

俺はそう切り出してみた。俺達はまだギルドから旅立っていないのだ。

「え～ゆっくりしようよ～ここ居心地いいしスライム倒してればお金だって困らないんだから」とカイトさん

「でも冒険者のギルド依存が原因で新米冒険者の居場所が無いのが問題になってるって受付のお姉さんが僕たちを睨みながら言ってました！」俺は返す。

「確かに他の人を困らせるのは行けないね」ヒロシさんも賛成のようだ。

「わかったよ～」渋々ながらカイトさんも了承してくれたので

どこに行こうか話し合っていると…

『ドドドドｯ！！！』と

目の前から女の子が猛スピードで走ってきて『ドテッ！』と

俺達の目の前で盛大にコケた。

何かに躓いたようだ。

「あの～大丈夫？」心配になり俺が声を掛けて見ると

「イテテ…グスッ……大丈夫。」

そういって顔を上げたのは銀髪碧眼の美少女だった…なにこれ可愛い…

そして彼女は続けて

「冒険者さんですよね！私の村を救って！」

そう話しかけて来たのだった。