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俺の能力
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「ふわああ眠い…」
俺はそう呟いた。
「おはようございます!ハヤト!もしよければ朝食もどうぞ♪」
女の子がおはようからおやすみまで居るだけで素晴らしいのに
朝食も作ってくれるとかここは天国か?いや異世界だ。
「ハヤトくんも早く食べな~冷めるよ~」
あ、カイトさん起きてたのか。なんだ。
一方ヒロシさんは何やら物作りに熱中しているようだ。
まあいいや。それじゃあ朝食頂こう!リラの手作り♪手作り♪
「美味しい!なにこれ」抜群に美味しい。泣きそう。
「そういって頂けて嬉しいです!」
リラはそう言って照れていた。
そんな感じで話していると
「出来た!完成!」ヒロシさんが珍しく大声を出した。
どうやら罠が完成したようだ。
「なんか掃除機見たいですね~これ」カイトさんが言う
「そうこれでスライムを吸引すれば討伐!」
ヒロシさんは満足そうに答えた。
それは罠というより武器ではないか?と考えつつも
「どうやって動かすんですか?電気とかってこの世界には無いんじゃ…」
「あ、考えてなかったアハハ…」
ヒロシさんはそこまで考えていなかったらしい。
そんな感じで食事を取っていると
「ドドドドドドドドドド!」外から何やら音が聞こえる。
その音はどんどん大きくなっている。
すると突然ガチャリと戸が開いて
「リラちゃん逃げるんだ!」そう村人が言い残して走り出して行った。
「は、ハヤトくんあれ見て!」
カイトさんは窓の向こうを指差した。
スライムが雪崩のように進んで来ている…
「と、とりあえず外に出よう!」
多分、俺が一番焦っている。。。。スライム来るの明日じゃないのかよ!
そうして外に出ると自分よりも2倍以上の背丈のスライムが多くいた。
通常よりも明らかに大きい。
とりあえず剣をスライムに向かって降ってみるがダメージは入っていないようだ。
俺の攻撃が終わるとともにスライムは俺達の真上に飛んで落ちてきた。
かろうじてかわすがこのままだとまずい!
どうしよう…何か弱点は無いのか……そうだ!
「カイトさんの能力で弱点見つけてくださいよ!」
カイトさんにお願いしてみた。
「ええ~!この際やってみるけど、、はあ!」
カイトさんの眼鏡が輝き出した
「どうですか…」恐る恐る俺は尋ねる。
「おお凄い!スライムの攻撃パターンがわかるよ!」
カイトさんは興奮していた。
「カイトさん弱点!弱点を!」必死に叫ぶ
「弱点は…えーと恋花っていう花が出す香り苦手らしいよ!」
恋花=花=植物=草 一か八かだけど試してみよう!
『はああああああああ!!!!!』
俺が叫ぶと当たり一面ピンク色をした甘ったるい匂いを放つ花が咲き乱れた。
「じゅわあああ」
その音と共にスライムは次々と蒸発していった。
あれ?もしかしたら俺の能力以外と生かせるかもしれない!
草=植物全般だとするならば。
そう思ったこの日の昼。
俺はそう呟いた。
「おはようございます!ハヤト!もしよければ朝食もどうぞ♪」
女の子がおはようからおやすみまで居るだけで素晴らしいのに
朝食も作ってくれるとかここは天国か?いや異世界だ。
「ハヤトくんも早く食べな~冷めるよ~」
あ、カイトさん起きてたのか。なんだ。
一方ヒロシさんは何やら物作りに熱中しているようだ。
まあいいや。それじゃあ朝食頂こう!リラの手作り♪手作り♪
「美味しい!なにこれ」抜群に美味しい。泣きそう。
「そういって頂けて嬉しいです!」
リラはそう言って照れていた。
そんな感じで話していると
「出来た!完成!」ヒロシさんが珍しく大声を出した。
どうやら罠が完成したようだ。
「なんか掃除機見たいですね~これ」カイトさんが言う
「そうこれでスライムを吸引すれば討伐!」
ヒロシさんは満足そうに答えた。
それは罠というより武器ではないか?と考えつつも
「どうやって動かすんですか?電気とかってこの世界には無いんじゃ…」
「あ、考えてなかったアハハ…」
ヒロシさんはそこまで考えていなかったらしい。
そんな感じで食事を取っていると
「ドドドドドドドドドド!」外から何やら音が聞こえる。
その音はどんどん大きくなっている。
すると突然ガチャリと戸が開いて
「リラちゃん逃げるんだ!」そう村人が言い残して走り出して行った。
「は、ハヤトくんあれ見て!」
カイトさんは窓の向こうを指差した。
スライムが雪崩のように進んで来ている…
「と、とりあえず外に出よう!」
多分、俺が一番焦っている。。。。スライム来るの明日じゃないのかよ!
そうして外に出ると自分よりも2倍以上の背丈のスライムが多くいた。
通常よりも明らかに大きい。
とりあえず剣をスライムに向かって降ってみるがダメージは入っていないようだ。
俺の攻撃が終わるとともにスライムは俺達の真上に飛んで落ちてきた。
かろうじてかわすがこのままだとまずい!
どうしよう…何か弱点は無いのか……そうだ!
「カイトさんの能力で弱点見つけてくださいよ!」
カイトさんにお願いしてみた。
「ええ~!この際やってみるけど、、はあ!」
カイトさんの眼鏡が輝き出した
「どうですか…」恐る恐る俺は尋ねる。
「おお凄い!スライムの攻撃パターンがわかるよ!」
カイトさんは興奮していた。
「カイトさん弱点!弱点を!」必死に叫ぶ
「弱点は…えーと恋花っていう花が出す香り苦手らしいよ!」
恋花=花=植物=草 一か八かだけど試してみよう!
『はああああああああ!!!!!』
俺が叫ぶと当たり一面ピンク色をした甘ったるい匂いを放つ花が咲き乱れた。
「じゅわあああ」
その音と共にスライムは次々と蒸発していった。
あれ?もしかしたら俺の能力以外と生かせるかもしれない!
草=植物全般だとするならば。
そう思ったこの日の昼。
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