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七曜神の過ち【1話~6話】
魅惑のいたずら!!
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――さっぱりしたご様子で彼は風呂から上がる……。
その表情はどこか赤くてただ単に風呂に入っただけとは言いがたいようなようなものである。
満足感と少し虚無感が漂う表情の中、風呂から上がった翠は聖奈に上がってきたことを知らせに行く。
「せ、聖奈さん……上がったぞ? ……ん?」
翠は居間にいる聖奈のところに行くも返事の声が帰ってこない。
聖奈の性格なら無視するようなことなど絶対にないため、もう少し近づいてみることに。
「おーい、聖奈さーん……あれ?」
横から覗いてみると、机に突っ伏して居眠りしてしているのが伺える。
翠は自分が長湯しすぎたせいで退屈で眠ってしまったのではないかと推測をたててはみたものの、翠は三十分程度しか入ってはいないためどうにもわからずじまい。
しかし、翠には気になって仕方がないことがある。
こんなにも無防備に居眠りをし、結構大きな声で呼んだにも関わらず目を覚まさなかったと言うところに着眼し、彼は横目を使い鋭い眼光を放つ。
黒い笑みで少しニヤっとしながら聖奈の横の方を見つめ、何かを発見したようだ。
「これは、俺のために敷いてくれたのかな?」
居間の奥には布団が敷かれており、翠はその上の布団を少し持ってくる。
「こ、これでいいよな。」
彼の欲求のいたずらの手は女神すらも飲み込もうと言うのか、もはや翠を止められるものは今はいない。
――欲求が爆発したいたずらの魔の手は襲う。
彼はどのような気持ちなのかは知らないが、まずは和服の上から軽くその小ぶりな胸をそっと触る。
「うーん……柔らかいって訳でも無いなぁ。」
聖奈のは大きくないためか感触は柔らかいというわけでもなく、強いて言うなら大福を触ったような感覚だ。
しかし、女性の胸を触っているという事実は変わらない。
触るだけじゃ飽きたらず、和服の中に手を入れて揉もうとする。
「うん? サラシを巻いてる……。」
これがあるがゆえに触っても柔らかくない感触があったのかと納得するも、ゆっくりと優しく揉み始める。
「はぁあ……ぁ……はぁ……んっ……。」
眠っているはずの聖奈の呼吸が荒々しく変化し、頬は紅潮しているのがわかる。
翠には欲求が抑えきれなかったが、ここで無理しすぎると起き出して、何をされるかわかったものでもない。
初めての罪悪感とは裏腹に、和服のはだけをきちんと直した瞬間だった。
「はれ……れ? 翠様……お風呂からお上がりになられて。」
どうやら起きてしまったようで、気持ちよく寝ていたところを申し訳ない気持ちで一杯だが、これも男として生まれた翠の定めかな、仕方ないと自分に言い聞かせアドリブの言い訳を。
「それにしても体が温かくて……。」
聖奈は火照る体を見つめては不思議そうに眺める。
「あ……あはは、眠っていたものだから布団を掛けてあげようかなってね。」
そのための布団であり、そっと優しく布団を掛けてあげるも、こうしてはいられないのか軽くあくびをかました聖奈は風呂へと直行するのであった。
「次は私のお風呂の番。」
聖奈の表情はちょっと赤い顔をしながらも楽しそうな笑顔でそう言った。
よほどお風呂が大好きなのだろうか、今まで見た表情の中でとても輝いていたようだった。
そんな翠にとって、聖奈は女神であり天使でもある存在だと確信した。
その表情はどこか赤くてただ単に風呂に入っただけとは言いがたいようなようなものである。
満足感と少し虚無感が漂う表情の中、風呂から上がった翠は聖奈に上がってきたことを知らせに行く。
「せ、聖奈さん……上がったぞ? ……ん?」
翠は居間にいる聖奈のところに行くも返事の声が帰ってこない。
聖奈の性格なら無視するようなことなど絶対にないため、もう少し近づいてみることに。
「おーい、聖奈さーん……あれ?」
横から覗いてみると、机に突っ伏して居眠りしてしているのが伺える。
翠は自分が長湯しすぎたせいで退屈で眠ってしまったのではないかと推測をたててはみたものの、翠は三十分程度しか入ってはいないためどうにもわからずじまい。
しかし、翠には気になって仕方がないことがある。
こんなにも無防備に居眠りをし、結構大きな声で呼んだにも関わらず目を覚まさなかったと言うところに着眼し、彼は横目を使い鋭い眼光を放つ。
黒い笑みで少しニヤっとしながら聖奈の横の方を見つめ、何かを発見したようだ。
「これは、俺のために敷いてくれたのかな?」
居間の奥には布団が敷かれており、翠はその上の布団を少し持ってくる。
「こ、これでいいよな。」
彼の欲求のいたずらの手は女神すらも飲み込もうと言うのか、もはや翠を止められるものは今はいない。
――欲求が爆発したいたずらの魔の手は襲う。
彼はどのような気持ちなのかは知らないが、まずは和服の上から軽くその小ぶりな胸をそっと触る。
「うーん……柔らかいって訳でも無いなぁ。」
聖奈のは大きくないためか感触は柔らかいというわけでもなく、強いて言うなら大福を触ったような感覚だ。
しかし、女性の胸を触っているという事実は変わらない。
触るだけじゃ飽きたらず、和服の中に手を入れて揉もうとする。
「うん? サラシを巻いてる……。」
これがあるがゆえに触っても柔らかくない感触があったのかと納得するも、ゆっくりと優しく揉み始める。
「はぁあ……ぁ……はぁ……んっ……。」
眠っているはずの聖奈の呼吸が荒々しく変化し、頬は紅潮しているのがわかる。
翠には欲求が抑えきれなかったが、ここで無理しすぎると起き出して、何をされるかわかったものでもない。
初めての罪悪感とは裏腹に、和服のはだけをきちんと直した瞬間だった。
「はれ……れ? 翠様……お風呂からお上がりになられて。」
どうやら起きてしまったようで、気持ちよく寝ていたところを申し訳ない気持ちで一杯だが、これも男として生まれた翠の定めかな、仕方ないと自分に言い聞かせアドリブの言い訳を。
「それにしても体が温かくて……。」
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「あ……あはは、眠っていたものだから布団を掛けてあげようかなってね。」
そのための布団であり、そっと優しく布団を掛けてあげるも、こうしてはいられないのか軽くあくびをかました聖奈は風呂へと直行するのであった。
「次は私のお風呂の番。」
聖奈の表情はちょっと赤い顔をしながらも楽しそうな笑顔でそう言った。
よほどお風呂が大好きなのだろうか、今まで見た表情の中でとても輝いていたようだった。
そんな翠にとって、聖奈は女神であり天使でもある存在だと確信した。
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