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月曜神の凛清な愛【71話~86話】
御伽の光景!!
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――まるであの日の事を思い出す……。
翠はとてもドキドキし智美に童貞を捧げるのと同じ感覚が心に過り、まるで女性との性的経験が初めてのような錯覚に陥る。
一秒一秒が長く感じられ早くひとつになりたいという願いがまた、もどかしい。
「夢じゃないよな……これ。」
「夢なんかじゃないですよ。 ほら、暖かいでしょう?」
聖奈はニッコリ微笑みながら体の温もりを抱きしめて教えてくれた。
それこそまだ挿入はしていなくても、聖奈の程よく温かな体温はまるで母親に抱かれる赤子のように安心感をもたらしてくれるような気持ちになれ、体に倦怠感まで襲いかかってくる。
「さて、こうするのもなんだけど……聖奈が腰を下ろして自分から来て欲しいな。 」
体が蕩けそうでうまく動かないのか、聖奈が自ら挿れてもらう形でお願いする。
いつもは処女を奪ってばかりであるが、このような時、彼女等はどのような反応をするのか見てみたくてたまらないのも興味と好奇心のひとつだったのだ。
「わ、わかりましたよ……ひゃっ、あ……熱い。」
聖奈は翠の一物を挿入しやすいように角度を調整するも、白雪のような指で直接一物を触ってもらえていると意識するとそれだけで射精しそうなほどの想いであり、翠も耐えるのでいっぱいだ。
「い、挿れますね……。」
聖奈の秘所に翠の一物がまさに触れようとしていた。
あと一秒もあれば愛する人とひとつになれると思うと、それだけでもう死んでも構わないし未練もなくなると大袈裟に思っているといっても過言ではない翠。
そして先っぽの方にぬるっとした温かな感覚が襲ってきた。
――ついにひとつに……。
聖奈の秘所に少しだけ挿ったのだが、苦痛に満ちた表情。
処女を失うというのは人にもよるが痛みを伴うもので、ましてや自分から挿れるとなると痛みで思うように行為に及ばない。
「み、翠様……痛いです……うぅ……、痛くて、む……無理です。」
翠にとっては物凄く困るのだが、痛みを我慢して無理に挿れさせてでもして嫌われるのは一番嫌なパターン。
引き抜いてしまい先っぽしか挿れられず、行為と言うにはあまりにも程遠いものだったが、その意見を尊重してあげるべく翠は聖奈を抱きしめて許してあげることに。
「良いよ……無理しなくて。 最初は誰だって痛いもんな。」
「うぅ……うっ、ぐす……ごめんなさい……、皆はこれを通過したというのに私だけ痛みに負けて我儘を言うなんて……駄目ですよね。 一人の男性も満足にさせてあげられないなんて、私は女として失格なのかもしれません……。」
聖奈は痛みと悲しみで涙を流す。
翠だって一週間前から夢見てきた聖奈との経験だが、女性を泣かせてしまうようなら自分も男は失格だと心の中でモヤモヤが蠢いている。
優しく抱きしめてなだめる事しかできない翠は無力感を感じていた。
「聖奈さんは悪くない、悪いのは俺だ。 自分の我儘でこんなことになって……本当にごめんな。」
「翠様は悪くないのです……悪いのは私なので……ふむぅっ!?」
翠はせめてもと聖奈の首に手を回し、深くキスをする。
聖奈も驚いたような表情をするも、すぐに反応してくれた。
「んっ……はむ……。」
「ちゅっ、ん……あ……んぅっ!」
にちゃにちゃと……くちゅくちゅと、舌は激しく絡み合い、出来ない行為の分までよりいっそう激しく求め合う。
翠にとっても聖奈にとっても、今この時間以上に幸せな物などなく、たとえ行為に及ばなかったとしても愛することができること自体に、幸せを感じているのだった。
翠はとてもドキドキし智美に童貞を捧げるのと同じ感覚が心に過り、まるで女性との性的経験が初めてのような錯覚に陥る。
一秒一秒が長く感じられ早くひとつになりたいという願いがまた、もどかしい。
「夢じゃないよな……これ。」
「夢なんかじゃないですよ。 ほら、暖かいでしょう?」
聖奈はニッコリ微笑みながら体の温もりを抱きしめて教えてくれた。
それこそまだ挿入はしていなくても、聖奈の程よく温かな体温はまるで母親に抱かれる赤子のように安心感をもたらしてくれるような気持ちになれ、体に倦怠感まで襲いかかってくる。
「さて、こうするのもなんだけど……聖奈が腰を下ろして自分から来て欲しいな。 」
体が蕩けそうでうまく動かないのか、聖奈が自ら挿れてもらう形でお願いする。
いつもは処女を奪ってばかりであるが、このような時、彼女等はどのような反応をするのか見てみたくてたまらないのも興味と好奇心のひとつだったのだ。
「わ、わかりましたよ……ひゃっ、あ……熱い。」
聖奈は翠の一物を挿入しやすいように角度を調整するも、白雪のような指で直接一物を触ってもらえていると意識するとそれだけで射精しそうなほどの想いであり、翠も耐えるのでいっぱいだ。
「い、挿れますね……。」
聖奈の秘所に翠の一物がまさに触れようとしていた。
あと一秒もあれば愛する人とひとつになれると思うと、それだけでもう死んでも構わないし未練もなくなると大袈裟に思っているといっても過言ではない翠。
そして先っぽの方にぬるっとした温かな感覚が襲ってきた。
――ついにひとつに……。
聖奈の秘所に少しだけ挿ったのだが、苦痛に満ちた表情。
処女を失うというのは人にもよるが痛みを伴うもので、ましてや自分から挿れるとなると痛みで思うように行為に及ばない。
「み、翠様……痛いです……うぅ……、痛くて、む……無理です。」
翠にとっては物凄く困るのだが、痛みを我慢して無理に挿れさせてでもして嫌われるのは一番嫌なパターン。
引き抜いてしまい先っぽしか挿れられず、行為と言うにはあまりにも程遠いものだったが、その意見を尊重してあげるべく翠は聖奈を抱きしめて許してあげることに。
「良いよ……無理しなくて。 最初は誰だって痛いもんな。」
「うぅ……うっ、ぐす……ごめんなさい……、皆はこれを通過したというのに私だけ痛みに負けて我儘を言うなんて……駄目ですよね。 一人の男性も満足にさせてあげられないなんて、私は女として失格なのかもしれません……。」
聖奈は痛みと悲しみで涙を流す。
翠だって一週間前から夢見てきた聖奈との経験だが、女性を泣かせてしまうようなら自分も男は失格だと心の中でモヤモヤが蠢いている。
優しく抱きしめてなだめる事しかできない翠は無力感を感じていた。
「聖奈さんは悪くない、悪いのは俺だ。 自分の我儘でこんなことになって……本当にごめんな。」
「翠様は悪くないのです……悪いのは私なので……ふむぅっ!?」
翠はせめてもと聖奈の首に手を回し、深くキスをする。
聖奈も驚いたような表情をするも、すぐに反応してくれた。
「んっ……はむ……。」
「ちゅっ、ん……あ……んぅっ!」
にちゃにちゃと……くちゅくちゅと、舌は激しく絡み合い、出来ない行為の分までよりいっそう激しく求め合う。
翠にとっても聖奈にとっても、今この時間以上に幸せな物などなく、たとえ行為に及ばなかったとしても愛することができること自体に、幸せを感じているのだった。
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