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第三章・都市部
見渡す限りの煌めく世界に誰もが発狂する
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――ドキドキする一瞬。
ガチャのレバーを引けばカプセルが排出され、それに見あった武器を貰うことが出来て、銀や金……上手くいけば虹色のカプセルもお目にかかれる事この上なく、全てのユーザーは強いものを求めてはドキドキしながらその一瞬に賭けるのだろう。
しかしアルマは横目を使って鋭い視線でカルトを睨み付けるのだが、良い意味での事。
「おいカルトォ……お前に引かせてやるよ。 嬉しいだろー?」
「なあっ!? えぇー……。」
実際のゲーム画面では武器担当のアルタがレバーを引いてくれる演出があるのだが、稀にカルトが引いてくれる事があり、その演出はかなり激アツな展開に導いてくれる。
他のユーザーの実況動画でも稀にしか見たことはなく、確率としては数百連に一度程度の割合で見ることが出来る。
虹色のカプセル確定演出と言われるほどで、お目にかかれるなら一度は見ておきたいシチュエーションなのだからアルマは自分だけ特別なのを良いことに意図的にやろうという汚い考えがよぎる。
不正とも悪いとも思わない彼は、カルトをレバーの前に連れて行く。
「あの、レバーを引くのは私の仕事だし、カルトが嫌がっているだろう?」
カルトは防具専門のガチャ担当であり、逆のシチュエーションもまた然り。
防具でアルタが引くと激アツ。
「嫌がってないよな?」
「い、いやいや……嫌じゃ無いんですわなー、これがまたっ! ただし、私は極端に運が悪くてですね、いかなる場合もクレームや保証は出来ませんぜぇっ?」
カルトはそう言うもアルマは信じている。
彼女のその激アツのための右手があることを。
「またまたそんなご謙遜を! 良いからさっさと引くんだよ!」
「わぁあっ、強引なゴーイングっ! ほいさぁっ!」
【ガチャッ……ポポポポポポポポポポンッ!】
カプセルが十個受け皿に排出してはそれを見た三人はまた違った反応で大騒ぎ。
彼女は謙遜しながらも奇跡をお越し、それを目撃した二人は奇跡を体感することになる。
「なっ、なんじゃこりゃああああああああああぁぁぁぁぁっ!?」
見渡す限りの美しき銀世界、つまりはオール銀のカプセルにアルマは何かの間違いだと叫ぶ。
アルマにとっては二千五百円が無意味にドブに落下したような気持ちであり、十個の銀のカプセルをどうすることもできずに見つめては、あらかじめ保険を掛けていたカルトですらも申し訳なさそうな表情である。
アルタにいたっては憐れむような瞳でアルマを見つめるも、別にどうってこと無いと心の中では思っている。
なにせ彼は他のユーザーと違って底無しの財布を所持してるのを知っているために、十連くらいの爆死などかすり傷に等しいと心の中では思い、懲り来ずに虹色のカプセルが出るまで引き続けるだろうと。
でも本当に憐れなのは確実であり、確率は零ではないにしてもオール銀のカプセルなど初めて目の当たりにしたのだ。
当たり前の事ながら銀より金、金より虹と排出率は低く設定されているのはもちろんの事であるが、十連すれば確実に銀のカプセルにチラホラと金のカプセルが混じっているのだが今回は純粋に美しい銀世界が虚しく受け皿に転がっている。
「私もここまで運が悪いとは思わなかったなーっ、まあ……そういう日もあるさ。 今日が初めてなんだけどね。」
カルトはアルマの肩に手を乗せてはやれやれと首を振る。
「こんな銀一色なんて認めんっ! なんだよ……役満かぁっ!?」
こんな結果なら重課金……いや、廃課金のアルマだって認めたくはないだろう。
「銀一色なんて役は無いし、十個のカプセルで例えても少牌だっ。」
アルタもツッコミを隠せなかった。
アルマはヤケになったのか右手で空間をフリックしてステータスバーを開いては特殊インベントリに手を伸ばそうにも震えてしまう。
「なっ、こんなはずでは……。 カルトは武器ガチャでは確定演出なんだ……。 これは何かの間違いだ、運営の仕組んだ罠だっ!!」
もちろんアルタにもカルトにも何を言っているのかはサッパリ理解できないが、何かに対して凄まじい恨みを放っているのは確かである。
右手には二千五百コインが握られており、もう一度十連を引こうと試みるアルマの姿がそこにあった。
――次こそは……次こそは。
よほど心にキたのか負のオーラが見えなくもないが、何かに取りつかれたようなぎこちない動きでガチャのマシンに近寄ろうとするも、マシンから声が放たれる。
【ガチャ景品の入れ換えについてのアップデートを開始するわっ! 今日の早朝八時までシステムを遮断!】
どこかとも自信ありげな少女の声がマシンから喋られるもアルマはその声に聞き覚えがある。
――あの運営の声だ……。
「あの女ぁああっ!! どこまで俺をコケにすれば気が済むんだぁっ!!」
ムカつくがコインを握りしめたその拳で機械を殴ることはしなかった。
でもアルマはあの時を思い出してしまっては、じんわりと涙を思い浮かべてはその場に座り込んでしまう。
「はぁ……。」
悪気はなかったとは言えど不正は働いたためアルマのプレイヤーにとっては苦痛の判決が下されたあの時。
自ら悪いことをして自覚はあるとは言え、あと一歩のところで摘発されては追い求めて手に届く距離の願いをまた初めからに引き剥がされたあの思いの憎悪は決して癒えるものではない。
金を積めば全てが手に入ると信じて病まない男の悲しき結末に、カルトもアルタも何も言うことはできない。
「さて、一週間ぶりのお休みだ。 貴重な三時間は私達は寝させてもらう。 武器の交換なら起きてからにするぞ。」
「ご、ごめん……。 けど、これから私達は寝なきゃいけない、ここにいても構わないからゆっくり心を落ち着かせてね。」
彼女達はメンテナンスを休みだと思っているために、睡眠を摂ろうとしているようだ。
カルトは取り残されるアルマに対してどうして良いかわからなかったが、温かな毛布を一枚貸してあげてはせめてものこれで心を落ち着かせるようにと言い伝え、二人は寝室に入ると静かに施錠する音が響き渡る。
電気も消えた武器屋は薄暗くて心なしか冷たいような気がしてならない。
アルマはカウンターの木製のソファーに腰かけ窓辺を見つめると、アルマ以外のユーザーは強制的にログアウトさせられたのか都市部の街にはもぬけの殻のように静かになっており、静まり返った空間は余計に心が落ち着かなくなる。
「ははは……なんだか惨めだな。」
靴を脱いでは冷たくて無骨なソファーに寝そべると、温かい毛布にくるまっては不思議と睡魔がやって来る。
「温かい……。 なんだか心が少しだけ落ち着くぞ。」
あまり見たことのない武器屋の天井を見つめては襲いかかる睡魔に対抗するわけでもなく、静かにまぶたを閉じては眠りについたという。
ガチャのレバーを引けばカプセルが排出され、それに見あった武器を貰うことが出来て、銀や金……上手くいけば虹色のカプセルもお目にかかれる事この上なく、全てのユーザーは強いものを求めてはドキドキしながらその一瞬に賭けるのだろう。
しかしアルマは横目を使って鋭い視線でカルトを睨み付けるのだが、良い意味での事。
「おいカルトォ……お前に引かせてやるよ。 嬉しいだろー?」
「なあっ!? えぇー……。」
実際のゲーム画面では武器担当のアルタがレバーを引いてくれる演出があるのだが、稀にカルトが引いてくれる事があり、その演出はかなり激アツな展開に導いてくれる。
他のユーザーの実況動画でも稀にしか見たことはなく、確率としては数百連に一度程度の割合で見ることが出来る。
虹色のカプセル確定演出と言われるほどで、お目にかかれるなら一度は見ておきたいシチュエーションなのだからアルマは自分だけ特別なのを良いことに意図的にやろうという汚い考えがよぎる。
不正とも悪いとも思わない彼は、カルトをレバーの前に連れて行く。
「あの、レバーを引くのは私の仕事だし、カルトが嫌がっているだろう?」
カルトは防具専門のガチャ担当であり、逆のシチュエーションもまた然り。
防具でアルタが引くと激アツ。
「嫌がってないよな?」
「い、いやいや……嫌じゃ無いんですわなー、これがまたっ! ただし、私は極端に運が悪くてですね、いかなる場合もクレームや保証は出来ませんぜぇっ?」
カルトはそう言うもアルマは信じている。
彼女のその激アツのための右手があることを。
「またまたそんなご謙遜を! 良いからさっさと引くんだよ!」
「わぁあっ、強引なゴーイングっ! ほいさぁっ!」
【ガチャッ……ポポポポポポポポポポンッ!】
カプセルが十個受け皿に排出してはそれを見た三人はまた違った反応で大騒ぎ。
彼女は謙遜しながらも奇跡をお越し、それを目撃した二人は奇跡を体感することになる。
「なっ、なんじゃこりゃああああああああああぁぁぁぁぁっ!?」
見渡す限りの美しき銀世界、つまりはオール銀のカプセルにアルマは何かの間違いだと叫ぶ。
アルマにとっては二千五百円が無意味にドブに落下したような気持ちであり、十個の銀のカプセルをどうすることもできずに見つめては、あらかじめ保険を掛けていたカルトですらも申し訳なさそうな表情である。
アルタにいたっては憐れむような瞳でアルマを見つめるも、別にどうってこと無いと心の中では思っている。
なにせ彼は他のユーザーと違って底無しの財布を所持してるのを知っているために、十連くらいの爆死などかすり傷に等しいと心の中では思い、懲り来ずに虹色のカプセルが出るまで引き続けるだろうと。
でも本当に憐れなのは確実であり、確率は零ではないにしてもオール銀のカプセルなど初めて目の当たりにしたのだ。
当たり前の事ながら銀より金、金より虹と排出率は低く設定されているのはもちろんの事であるが、十連すれば確実に銀のカプセルにチラホラと金のカプセルが混じっているのだが今回は純粋に美しい銀世界が虚しく受け皿に転がっている。
「私もここまで運が悪いとは思わなかったなーっ、まあ……そういう日もあるさ。 今日が初めてなんだけどね。」
カルトはアルマの肩に手を乗せてはやれやれと首を振る。
「こんな銀一色なんて認めんっ! なんだよ……役満かぁっ!?」
こんな結果なら重課金……いや、廃課金のアルマだって認めたくはないだろう。
「銀一色なんて役は無いし、十個のカプセルで例えても少牌だっ。」
アルタもツッコミを隠せなかった。
アルマはヤケになったのか右手で空間をフリックしてステータスバーを開いては特殊インベントリに手を伸ばそうにも震えてしまう。
「なっ、こんなはずでは……。 カルトは武器ガチャでは確定演出なんだ……。 これは何かの間違いだ、運営の仕組んだ罠だっ!!」
もちろんアルタにもカルトにも何を言っているのかはサッパリ理解できないが、何かに対して凄まじい恨みを放っているのは確かである。
右手には二千五百コインが握られており、もう一度十連を引こうと試みるアルマの姿がそこにあった。
――次こそは……次こそは。
よほど心にキたのか負のオーラが見えなくもないが、何かに取りつかれたようなぎこちない動きでガチャのマシンに近寄ろうとするも、マシンから声が放たれる。
【ガチャ景品の入れ換えについてのアップデートを開始するわっ! 今日の早朝八時までシステムを遮断!】
どこかとも自信ありげな少女の声がマシンから喋られるもアルマはその声に聞き覚えがある。
――あの運営の声だ……。
「あの女ぁああっ!! どこまで俺をコケにすれば気が済むんだぁっ!!」
ムカつくがコインを握りしめたその拳で機械を殴ることはしなかった。
でもアルマはあの時を思い出してしまっては、じんわりと涙を思い浮かべてはその場に座り込んでしまう。
「はぁ……。」
悪気はなかったとは言えど不正は働いたためアルマのプレイヤーにとっては苦痛の判決が下されたあの時。
自ら悪いことをして自覚はあるとは言え、あと一歩のところで摘発されては追い求めて手に届く距離の願いをまた初めからに引き剥がされたあの思いの憎悪は決して癒えるものではない。
金を積めば全てが手に入ると信じて病まない男の悲しき結末に、カルトもアルタも何も言うことはできない。
「さて、一週間ぶりのお休みだ。 貴重な三時間は私達は寝させてもらう。 武器の交換なら起きてからにするぞ。」
「ご、ごめん……。 けど、これから私達は寝なきゃいけない、ここにいても構わないからゆっくり心を落ち着かせてね。」
彼女達はメンテナンスを休みだと思っているために、睡眠を摂ろうとしているようだ。
カルトは取り残されるアルマに対してどうして良いかわからなかったが、温かな毛布を一枚貸してあげてはせめてものこれで心を落ち着かせるようにと言い伝え、二人は寝室に入ると静かに施錠する音が響き渡る。
電気も消えた武器屋は薄暗くて心なしか冷たいような気がしてならない。
アルマはカウンターの木製のソファーに腰かけ窓辺を見つめると、アルマ以外のユーザーは強制的にログアウトさせられたのか都市部の街にはもぬけの殻のように静かになっており、静まり返った空間は余計に心が落ち着かなくなる。
「ははは……なんだか惨めだな。」
靴を脱いでは冷たくて無骨なソファーに寝そべると、温かい毛布にくるまっては不思議と睡魔がやって来る。
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