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第三章・都市部
新しい武器を腰に帯びては
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――なんと言うことだろうか。
アルマは都市部のクエストカウンターにたどり着くと早速ボードからストーンラットの討伐の記事を持ち出しては、受付の係りの人にお願いし、受注した。
「確かストーンラットは都市部の外れに位置する平原に居るんだよな。」
ストーンラットはここから少し離れたところの平原に棲んでいるのだが比較的におとなしく、臆病がゆえにこのような硬い装甲を身に付けたと考えられている。
こちらから危害を加えなければまず危険はなく、相当近寄っても触ったりしなければ安心なのだ。
だが、討伐依頼が来るというのにどうにも不自然と思ってやまないアルマは、以前と首をかしげながら都市部の門を抜け外へといったん赴く。
「普段は温厚なのにこんなに攻撃的になるか? なっ!?」
アルマの脳裏にひとつだけ答えがよぎるも、必ずしもそれが正解とは限らないがかなり期待値の高そうな答えが導き出された。
「はっ、発情期かぁあっ!? ネ、ネズミはバカみたいに増えるから……い、いやぁーん、ストーンラットさんのエッチ!」
一人で想像しては顔を真っ赤にしているアルマだが、クエストから帰還する他のユーザー達は何か不思議なものを見つめるように、かつ見なかったことにしようと通りすぎる。
数秒後にその視線を感じたのかアルマも慌てて元通りに。
「オッホン……まぁ、気楽に行きましょう。」
新しい刀も新調した事もあって負ける気のしないアルマの足取りは軽くなったのだが、少し気になることがあったためかステータスバーを開いてみることに。
「さて、俺の攻撃力はどこまであがっ……。」
ステータスバーの攻撃力の部分を見るとそのまま硬直しては、刀を落としてしまう。
――な、なんだこれ……。
【攻撃力1】
武器による補正すら受けることの出来ないアルマの呪われたペナルティーとも言えようものか、武器によっておかしくなったステータスを少しでも上げようと期待していたアルマは目眩がしたのか門壁にもたれ掛かる。
本当にこのまま攻撃力が一しか無いのであればゲームの攻略はほぼ不可能に近く、コンティニューのための復活リンゴをむやみやたら消費するのもバカらしい。
「何だよこれっ、こんなバグったステータス……運営に送りつけてやる!」
空間を切り取る全てのプレイヤーに備えられたひとつの魔法のようなもの、通称【スクリーンショット】と呼ばれるものでアルマのステータスバーを写真に写し出して、そこからお問い合わせの項目を開こうとした。
「なっ、無い!? おかしい……ここにあるはずなんだが!?」
ステータスバーの奥にある利用規約の先には、お問い合わせのためのリンクが添えられているはずなのだが、アルマのだけは灰色の表記になっているために押しても無反応である。
つまりはこのバグを直してもらえるように頼む手段も無くなったわけで、アルマの頭の血筋がブチッと音をたてては堪忍袋の緒が切れた。
「上等じゃねぇかよクソ運営っ……予期してなかったが【逆チート】で無双しろとムチャを言うわけだな。 面白い。」
アルマの鬼のような表情はこれまでにないほどのものであり、瞳のハイライトに至っては絶望した人のように明るみのないものとなっている。
抜き身でも構わない刀を右手に握りしめては、落武者やゾンビのように一歩一歩ゆっくりと歩み出す。
「あ?」
足元にはスライムが湧いて出てきたのかエンカウントしバトルに突入するも、いかんせん期限が悪いアルマにとっては憂さ晴らしのために、たとえ攻撃力が一しか無かろうが新しい刀を試すチャンスとやり場のないストレスを解消するにはうってつけのモンスターとなる。
「……。」
それでもアルマは考えた。
確かにこれはゲームであるがアルマにとっては現実そのものの感覚であるがゆえに、自らの手によってたとえスライムのようなモンスターでさえも殺すことは可能だ。
必要以上に無駄な殺生は避けたいと、いったん心を落ち着かせては語源すら通用しない相手に語りかける。
「おい、俺は期限が悪いんだ……。 どけ。」
スライムはただの青いドロドロとしたジェル状態の塊なのだから、意思を持つのかどうかすら危ういため、もちろん言葉を話さない。
しかし、こちらに近寄っては身体の一部を剥離しては投げつけてきた行為をしっかりとアルマに見せつけた。
着弾したところは強い酸性のものなのか、雑草が根こそぎ溶かされて土があらわになる。
「そうかよ……ふんっ!」
アルマは刀で力任せに無理矢理突き刺しては、両断するかのように引き裂いた。
【ズバッ!! 1DAMAGE・即死】
スライムは臓器も意思の要となる脳も持ってないため何をすると死ぬのかはわからないが、ダメージエフェクトには一のダメージと追加の効果【即死】を付与させては、一撃で仕留める。
それに対してアルマは刃を見つめては不思議そうに眺める。
「何だ……今の? 即死の効果を持つ武器なんて聞いたことがないぞ?」
闇に包まれるような見たこともないエフェクトと共に現れたのは一撃で相手を仕留める【即死】の効果の二文字。
アルマの表情にニヤけが現れる。
「まあいい。 一しかダメージ与えられないのなら、フル活用させてもらう。 運営がお問い合わせのフォームを俺だけに設置しないのなら、このバグも良いように使わせてもらうぜ。」
再び刀を鞘に納めてはストーンラットの生息区域である平原へと足を運ぶ。
もちろん、ストーンラットに限らずスライムもわんさか湧いているのだが今のアルマにはきっと敵無しなのだろう、誰よりも悪役面でゆっくりと進んで行く。
――しばらくぶりだな……。
平原の空気はまた新鮮で格別なものだと少し疲れをとるために草原に座り込んでは、体力すら一しかないのに回復アイテムのリンゴをインベントリから取り出しては食べる。
「運営も初心者には気前は良いのなぁ……たぶん。」
この世界には数ヵ所にカルヴァドスと呼ばれる品種のリンゴの樹があり、一日に二個なら誰でも無料で収穫できるという代物であり、すぐにリンゴでインベントリがパンパンになる上級者以外からは癒しのスポットとなっている。
都市部側の平原の入り口付近にもカルヴァドスの樹があり、アルマはちょうど二つほどリンゴをもぎ取ってはこうして今口に運ばせているのだ。
かなり極稀に有料アイテムのご存じ、復活リンゴをランダムでもぎ取れるため課金しないような人にもコンティニューの救いは一応あるようだが、ひとつのサーバーで一日に数えるほどしか報告例は存在しないため、このゲームで遊んでいる推定何百万というユーザーから限られた運のいい人が当選するような確率だろう。
「うん、美味しいな……でも、リンゴより俺はバナナが好きだがな。」
あんまりにも草原に直で座っていると腰に負担がかかるのか、そこら辺にあった手頃な岩に座るともう少しリンゴを食べては温かな日差しと共に腕を精一杯伸ばし、冒険してることも忘れて居眠りを始めるアルマでした。
アルマは都市部のクエストカウンターにたどり着くと早速ボードからストーンラットの討伐の記事を持ち出しては、受付の係りの人にお願いし、受注した。
「確かストーンラットは都市部の外れに位置する平原に居るんだよな。」
ストーンラットはここから少し離れたところの平原に棲んでいるのだが比較的におとなしく、臆病がゆえにこのような硬い装甲を身に付けたと考えられている。
こちらから危害を加えなければまず危険はなく、相当近寄っても触ったりしなければ安心なのだ。
だが、討伐依頼が来るというのにどうにも不自然と思ってやまないアルマは、以前と首をかしげながら都市部の門を抜け外へといったん赴く。
「普段は温厚なのにこんなに攻撃的になるか? なっ!?」
アルマの脳裏にひとつだけ答えがよぎるも、必ずしもそれが正解とは限らないがかなり期待値の高そうな答えが導き出された。
「はっ、発情期かぁあっ!? ネ、ネズミはバカみたいに増えるから……い、いやぁーん、ストーンラットさんのエッチ!」
一人で想像しては顔を真っ赤にしているアルマだが、クエストから帰還する他のユーザー達は何か不思議なものを見つめるように、かつ見なかったことにしようと通りすぎる。
数秒後にその視線を感じたのかアルマも慌てて元通りに。
「オッホン……まぁ、気楽に行きましょう。」
新しい刀も新調した事もあって負ける気のしないアルマの足取りは軽くなったのだが、少し気になることがあったためかステータスバーを開いてみることに。
「さて、俺の攻撃力はどこまであがっ……。」
ステータスバーの攻撃力の部分を見るとそのまま硬直しては、刀を落としてしまう。
――な、なんだこれ……。
【攻撃力1】
武器による補正すら受けることの出来ないアルマの呪われたペナルティーとも言えようものか、武器によっておかしくなったステータスを少しでも上げようと期待していたアルマは目眩がしたのか門壁にもたれ掛かる。
本当にこのまま攻撃力が一しか無いのであればゲームの攻略はほぼ不可能に近く、コンティニューのための復活リンゴをむやみやたら消費するのもバカらしい。
「何だよこれっ、こんなバグったステータス……運営に送りつけてやる!」
空間を切り取る全てのプレイヤーに備えられたひとつの魔法のようなもの、通称【スクリーンショット】と呼ばれるものでアルマのステータスバーを写真に写し出して、そこからお問い合わせの項目を開こうとした。
「なっ、無い!? おかしい……ここにあるはずなんだが!?」
ステータスバーの奥にある利用規約の先には、お問い合わせのためのリンクが添えられているはずなのだが、アルマのだけは灰色の表記になっているために押しても無反応である。
つまりはこのバグを直してもらえるように頼む手段も無くなったわけで、アルマの頭の血筋がブチッと音をたてては堪忍袋の緒が切れた。
「上等じゃねぇかよクソ運営っ……予期してなかったが【逆チート】で無双しろとムチャを言うわけだな。 面白い。」
アルマの鬼のような表情はこれまでにないほどのものであり、瞳のハイライトに至っては絶望した人のように明るみのないものとなっている。
抜き身でも構わない刀を右手に握りしめては、落武者やゾンビのように一歩一歩ゆっくりと歩み出す。
「あ?」
足元にはスライムが湧いて出てきたのかエンカウントしバトルに突入するも、いかんせん期限が悪いアルマにとっては憂さ晴らしのために、たとえ攻撃力が一しか無かろうが新しい刀を試すチャンスとやり場のないストレスを解消するにはうってつけのモンスターとなる。
「……。」
それでもアルマは考えた。
確かにこれはゲームであるがアルマにとっては現実そのものの感覚であるがゆえに、自らの手によってたとえスライムのようなモンスターでさえも殺すことは可能だ。
必要以上に無駄な殺生は避けたいと、いったん心を落ち着かせては語源すら通用しない相手に語りかける。
「おい、俺は期限が悪いんだ……。 どけ。」
スライムはただの青いドロドロとしたジェル状態の塊なのだから、意思を持つのかどうかすら危ういため、もちろん言葉を話さない。
しかし、こちらに近寄っては身体の一部を剥離しては投げつけてきた行為をしっかりとアルマに見せつけた。
着弾したところは強い酸性のものなのか、雑草が根こそぎ溶かされて土があらわになる。
「そうかよ……ふんっ!」
アルマは刀で力任せに無理矢理突き刺しては、両断するかのように引き裂いた。
【ズバッ!! 1DAMAGE・即死】
スライムは臓器も意思の要となる脳も持ってないため何をすると死ぬのかはわからないが、ダメージエフェクトには一のダメージと追加の効果【即死】を付与させては、一撃で仕留める。
それに対してアルマは刃を見つめては不思議そうに眺める。
「何だ……今の? 即死の効果を持つ武器なんて聞いたことがないぞ?」
闇に包まれるような見たこともないエフェクトと共に現れたのは一撃で相手を仕留める【即死】の効果の二文字。
アルマの表情にニヤけが現れる。
「まあいい。 一しかダメージ与えられないのなら、フル活用させてもらう。 運営がお問い合わせのフォームを俺だけに設置しないのなら、このバグも良いように使わせてもらうぜ。」
再び刀を鞘に納めてはストーンラットの生息区域である平原へと足を運ぶ。
もちろん、ストーンラットに限らずスライムもわんさか湧いているのだが今のアルマにはきっと敵無しなのだろう、誰よりも悪役面でゆっくりと進んで行く。
――しばらくぶりだな……。
平原の空気はまた新鮮で格別なものだと少し疲れをとるために草原に座り込んでは、体力すら一しかないのに回復アイテムのリンゴをインベントリから取り出しては食べる。
「運営も初心者には気前は良いのなぁ……たぶん。」
この世界には数ヵ所にカルヴァドスと呼ばれる品種のリンゴの樹があり、一日に二個なら誰でも無料で収穫できるという代物であり、すぐにリンゴでインベントリがパンパンになる上級者以外からは癒しのスポットとなっている。
都市部側の平原の入り口付近にもカルヴァドスの樹があり、アルマはちょうど二つほどリンゴをもぎ取ってはこうして今口に運ばせているのだ。
かなり極稀に有料アイテムのご存じ、復活リンゴをランダムでもぎ取れるため課金しないような人にもコンティニューの救いは一応あるようだが、ひとつのサーバーで一日に数えるほどしか報告例は存在しないため、このゲームで遊んでいる推定何百万というユーザーから限られた運のいい人が当選するような確率だろう。
「うん、美味しいな……でも、リンゴより俺はバナナが好きだがな。」
あんまりにも草原に直で座っていると腰に負担がかかるのか、そこら辺にあった手頃な岩に座るともう少しリンゴを食べては温かな日差しと共に腕を精一杯伸ばし、冒険してることも忘れて居眠りを始めるアルマでした。
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