癒し(笑)の魔王~防御力が高すぎて誰にも倒せません~

岳河 夕陽

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要塞都市アルカディアにて

第8話 ご飯!(ミストside)

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「ねぇアガン、お腹すいた。」 
「お前な・・・。」


アガンが呆れたような顔で見てくる。ギルマスだかなんだか知らないけど、どーでも良いからご飯食べたい。あ、酒場の店員さんまで麻痺させちゃった。これはまずい。


「【広域治療エリア・リフレッシュ】」


これでよし!ってあれ?なんかアガンとギルマスの目が痛いんですけど。


「ねぇ、今のってレベル4の広範囲状態異常回復呪文だよね。はっきり言って聖女様と教皇くらいしか使い手はいない筈なんだけど、どうして君が使えるのかな?」


あー、これ私が聖女様とやらじゃないかってうたがってんだろうなー。さてどうしたものか。ご飯食べたい。


「ギルマス、今代の聖女様は銀髪に青い瞳だったはずだ。しかも長身で出るとこ出たいいおん【ゴスッ】グハァッ」


ムカついたのでアガンの腹を殴ってしまった。反省も後悔もしない。ご飯。


「あははは、そういえばそうだったね。おかしなこと言ってすまなかったよ。お詫びに昼食は私が奢ろう。」
「ご飯!!!」
「うおっ、急に元気になりやがった。」


ああああ、ギルマスどうでもいいとか言ってゴメンなさい。貴方は神です。ほらアガン、早く食べよう!ご飯!ご飯!


「あー、すまんなギルマス。おーい!適当になんか出してくれ!」
「はいよ、そうなると思ってたからね。もう作ってあるよ。」


おばさま、貴方は女神か。というか、この人にも効いてなかったんだな【毒蛾の舞パラサイトダンス
そして、今、目の前には美味しそうなステーキが・・・!頂きます!


「ブラッドホーンの肉か。得したな、味わって食えよミストってもう食ってんのかよ!?」


美味しい!アガン食べないの?


「ったく、どんだけ腹空かしてたんだか。」


なんか微笑みながらすっごい温かい目で見てくる。オカンか。


「ご馳走様でした。」


タダほど美味い飯はない。




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