45 / 128
幕間7
あのミルク、飲み、人形 ~ドーベルマン公爵夫人と愛犬~
しおりを挟む壺中庵淫斎は遂に伝家の宝刀を抜いた。
ありとあらゆる分野の官能小説を手掛けてきた淫斎だが、決して筆を染めなかった
分野がある。その禁断を遂に破り、最後の作品『ミルク飲み人形』に書き込むことに
したのだ。サディスチックな凌辱ものは官能小説一番の売れ筋だが、淫斎が描こうと
しているアブノーマルな行為だけは拒絶する人が多いことを承知の上で・・・・
そのシーンは次のようにして始まる。
💀 💀 💀
「・・・・綺麗なところ・・・とても神秘的な雰囲気だわ・・・・・」
「黒い森。ドイツ語だとシュバルトヴァルト。中世の城館や教会もたくさんある」
「ええ、木立の中に見え隠れする白いお城も何ともいえないです」
「狂王・ルートヴィヒ二が渾身の力を込め築いたノイシュヴァ―ンシュタイン城に
優るとも劣らない名城だ・・・・美加は熱心に学習して大江戸四十八手も免許皆伝に
なったので、御褒美として今夜の性教育実習はここでしてあげるからね」
「ほんとお?ヨーロッパ旅行のお供をしただけでも感謝感激なのに。白いダブルの
お布団の部屋でのお勉強も愉しくて堪らなかったけれど、こんな素敵なお城で今夜は
どんなことを教えて下さるのかと想うと胸がドキ、ドキ」
「アソコもドキ、ドキか?」
「ふふ・・・・」
「いよいよ最高難度の未知の領域に入る訳だから覚悟した方がいいぞ」
「ふふ・・・・」
* * * *
無理筋とはいえ、壺中庵淫斎が何とかひねり出したシチュエーションはこうだ。
淫斎の歴史ポルノに『裏源氏物語~闇の中の光る君』がある。
十五歳の光源氏が父である帝の妃の寝間に夜陰に紛れて忍び込み、義母でもある
藤壺を孕ませ、次の帝となる男児を産ませたのを皮切りに、葵上・空蝉・軒端萩・
末摘花・夕顔・朧月夜・六条御息所・紫上・花散里‣明石君・玉鬘・弘徽殿の女御
など、いずれ劣らぬ美女達と緒芽弧をしまくる絢爛たる夜の王朝を描いたものだ。
このドイツ語訳を呼んで大感激したドーベルマン公爵が、25cm砲の還暦老人を
邸に招いて隠し部屋に入れ、公爵夫人には何も知らせず全てを覗き見させるという
設定である。
* * * *
背後に鬱蒼とした黒い森のひろがる中世の城館そのままのお邸の芝生に黒一色の
ドーベルマン犬を連れた御婦人が、金髪を靡かせながらお散歩から戻ってきた。
「素敵な方。お召し物からすると三十歳を少し超えたくらいかしら?ふふ・・・
もしかして、逞しいカラダの森番と秘め事をなさってのお帰りだったりして」
「公爵夫人のお相手は、もう登場しているぞ・・・」
「え?・・・・エッ!!」
美加が息を呑む・・・
「・・・・・・ドーベルマンと・・するの?」
素晴らしい美人で、スタイルも抜群。
軽くウェーブした金髪のロングヘアも悩ましい。
御先祖であろう。
重々しい肖像画が並ぶ広間へと入っていく。
寝室として使う部屋とは思えないのに白絹の天蓋に囲まれたアンティークな寝台が
中央に鎮座している。
ゆったりとしたドレスを脱ぐと、公爵夫人は下に何も着けていなかった。
真っ黒のドーベルマン犬が嬉しそうに、生まれたままの姿の夫人に尻尾を振る。
素裸になっても気品漂う、若くて美しい貴婦人が今から犬と???
・・・・・今から犬と!!!
散歩の前に準備していたのであろう。
半ば溶けかかったバターを器から指で掬いとると、アソコに塗っていく。
すると、公爵夫人は白絹の天蓋を開く。
大きな寝台の端に真っ白な尻を乗せる。
バターをたっぷり塗っているので、金髪の恥毛が恥丘に張り付いている。
犬はお役目がよく判っているのだろう。
股を大きく開いた公爵夫人の前でお座りをする。
公爵夫人が優しくバター犬の頭を撫ぜる。
・・・・ピチャ・・ピチャ、ピチャ・・・ピチャッ・・・ピチヤ・・・・
赤い大きな舌を伸ばし、バターを塗った貴婦人のアソコを、ピチャ、ピチャする。
「・・・・イッヒ、リーベ・・・イッヒ、リーベ・・・・」
愛してるわ・・・愛してるわ・・・ドイツ語で囁きながら愛犬の頭を撫ぜ続ける。
「・・・・イッヒ、リーベ・・・・・」
ドーベルマンの黒い毛の中から真っ赤なものが少し覗いてきた。
赤いものがゆっくりと伸び始める。
赤い物は根元までズル剥けていた。
「嗚呼!凄い!!」
人間のメスが、犬のオスに、フェラチオを始めたのだ。
覗き窓に眼をくっ付けて美加は覗きを続ける。
ドーベルマン犬はもう寝台に飛び乗っていた。
仰向けになっているドーベルマン公爵夫人の顔の上に跨っているのだ。
「・・・・・・犬・・・・もう出しているわ・・・・・」
「人間のオスの先走りと同じだ。まだ射精はしていない」
「・・・・・そうなの・・・」
「まだ、まだ、どんどん垂らしていく・・・・犬は・・・」
真っ赤なアレの先に小さな突起があって、そこから透明な液を、ときにピュ~ッと
貴婦人の顔に飛ばす。
真っ赤なものを公爵夫人が美味しそうにしゃぶり続ける。
美しい顔も首筋も、犬の先走りで見る見る、ヌルヌルに。
音も無く、広間の扉が開く。
看護婦に車椅子を押されながら、この怪奇の館の主が静かに入ってきた。
ガウン姿のドーベルマン公爵は、女なら誰でもうっとりしそうな美男であった。
体躯も立派で、手入のいい髭でよけい凛々しく見える。
男盛りの、四十代半ばだろう。
公爵夫人は愛犬に尺八を吹くのに夢中で夫の姿に気が付かない。
犬にフェラチオする妻を、夫は無言で見詰め続ける。
白衣の天使といっしょに・・・・
ナースは二十代半ばだろう。
清楚な顔立ちだが、白衣の胸はボタンが飛びそうなほど盛り上がっている。
ゆっくり車椅子を押すと波打つ胸の膨らみから、ノーブラだと判る。
白衣の丈は膝上30cmの超ミニ。
公爵を介助し、車椅子からソーファーに移すさい、栗色の陰毛が覗いた。
犬とセックスする美しい貴婦人・・・・
その夫の愛人は、ノーパン、ノーブラの白衣の天使・・・・
この怪奇の館で・・・・
見るもおぞましい地獄絵巻が繰り広げられるのは明らか・・・・・
(続く)
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる