女殺し油煙の地獄(二十五周年カップ参加作品のハードコア版)

中井春一郎

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第六章

夢幻近親相姦 ~ああ、お義父さま!ああ、お義兄さま!~

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 養母の聖良もまた、ますあす妖魔の虜になっていく。

 息子に肉の疼きを覚えていた聖良は、懸命に賢母として振舞おうとしたが・・・。


 お茶会のお約束があるため、着物姿になった昼下がりのことである。

 少し時間があるので、聖良は剛の部屋を覗いてみた。

 専門書や資料で一杯の書棚から、金髪美女のポルノグラビアは消えていた。

 しかし、タイトル無記名のDVDが書棚の奥に隠れていたのだ。

 研究記録のDVDとは思ったが、不吉な予感がよぎる。

 リビングの4Kテレビにセットする。


 画面には砂嵐が吹いていた。

 しかし、十秒もすれば喪服の麗人の鮮明な画像になった。

 剛の実母と養母の出会いである。

 北条冴子と聖良は、その後も、ただの一度も顔を合わせることは無いのだが。


              ★     ★     ★     ★


 「アア~熱いわ、熱い!お義父様がいっぱいくださっている。ああ、ああ!!」

 『喪服の麗人』の性交シーンが良家の奥様、聖良の眼に飛び込んだのだ。

 「・・・こら、こら、いつもしていたように、もっと巧く舌を使え!」

 「あ、はい・・・・」

 「うん、うん、だいぶ良くなってきた・・・よし、よし、いいぞ」

 「ええ、ええ・・・・お義父様・・・」

 
          ピシャッ!

                キャッ!!


 「・・・・あ、お義兄様・・・・・」

 「絶景です。黒い喪服からはみ出た白尻とは!実にいい音を響かせる」

 「・・・ご、ご無体はご容赦を・・・・お義兄様にもご奉仕いたしますから」

 「奉仕ではないでしょう。俺のチンボにも奉仕してもらいたいのでしょうが」

 「いえ、あの・・・・」

 「うん、うん、見れば見るほどいい、プリプリした尻だ」

 「本当に。木魚がわりに叩いてやりましょうよ、父さん」

 「よし、よし・・・ピチャッ!」

 「そら、もうひとつ、ピシャッ!!」


 未亡人と、亡き夫の父と兄との禁断のオメコ・・・・。

 貞淑な妻、聖良にとっては、見るもおぞましい光景である。

 着物姿の聖良の眼前で、犯しに、犯され続ける喪服姿の麗人・・・・。

 義父とひとつ屋根の下であったことは、聖良と喪服姿の麗人は同じ境遇・・・・。


 <義父様は聖良を好色な眼で御覧になる事は、決してなさらなかった・・・・>

 <でも、痴呆になられてからは・・・・>


 入浴介護で吸わせてあげることもあった義父の舌の感触が乳首に蘇る。


 <お元気な頃のお義父様も、聖良に肉欲を抱かれていたのでは・・・>


 最後の日の、最後の命の精を吐き出した義父のチンボもまざまざと蘇って来る。

 画面では、喪服の麗人が義父と義兄から更に酷い仕打ちを受けようとしていた。


 「ピチョッ!あいつも果報者だ。こんな美人妻の腹の上で成仏できたのだからな」

 「ああ、お義父様・・・あの夜の話は御容赦くださいませ・・・・」

 「悲鳴で駆け付けたときに・・・・・まあ、いつものように覗いていた訳だから、

一部始終を見届けていたのだが・・・」

 「本当に。俺も一緒で幸いでしたよ・・・ピシャア~!!父さんが狼狽をするもの

だから、医者の手配から何まで俺が・・・ピシャッ!!」

  「必死でチンボを抜こうと藻掻いたが、膣痙攣が起きて抜けはしない。ペシッ!」

 「・・・おやめくださいませ・・・・あのときのことは・・」


 未亡人が喪服姿になったのは、夫を腹上死させた為であった・・・・。

 義父の最後の命の精を手のひらで受けた聖良は、思わず着物の袂を握り締める。

 聖良が初めて目の当たりにした性交写真は、息子が隠し持っていたものである。

 今また初めて見る性交ビデオ『喪服の麗人』も、息子の秘匿物・・・・。

 義父に犯され、義兄にも犯され、相姦地獄に溺れ込んでいく喪服の麗人・・・。

 それを演じるポルノ女優が、息子の実母とは知る由も無いが・・・・。


 聖良と北条冴子が最接近したのは、剛が捨て子になった、その瞬間である。

 冴子が冷たいコンクリートに剛をそっと降ろし、聖良が剛を抱き上げるまでには、

ほんの一分しか経過していない。産みの母の冴子が、育ての親の聖良に剛を手渡した

とも言えなくもないのだ。


            「ああ、お義父様!!」

            「ああ、お義兄様!!」


 二人の男の間を転がされて、夫の霊前で犯され続けていた喪服の麗人が、いつしか

自分の方からも腰を使い始め、チンボの根元にオメコを擦り付けて狂乱する。

 その主演女優が決して全裸にならず、白い女体に黒い喪服を絡ませていることも、

喪服姿でオオパパを送って日の浅い聖良の、官能を強く刺激した。

 着物姿。パンティはしていない。

 興奮で身を捩るたびに、内腿がネチョッ、ネチョッとしてきた。

 聖良が吐き出し始めた淫液が肛門へと伝い流れ、襦袢のお尻を濡らしていくのだ。


 「何!怪しからん嫁だ。高血圧のあいつに、惚れ薬まで使わせていたのか!お前が

亭主を殺したようなものだ・・・」

 「いえ『今日の健康』で一生懸命に勉強して、主人のカラダには心尽くし、あっ!

痛い!お義父様・・・乳首は抓らないで・・・あっ、痛い!!」

 「薬は『レヴィトラ」』といい『バイアグラ』よりもずっと強力なやつでしてね、

弟に分けてもらいましたが、その効き目ときたら・・・ピシャッ!!」

 「いえ、お医者様の御処方を頂いた正規約でごいます。お酒を飲んでの服用だけは

避けてもらっておりましたが・・・」

 「そうか、それで判ったぞ。寝室からお前のヨガリ泣きが漏れてきた日の夕食では

『貴方、今日はお酒はお控えになったら?』と申していたが、それは「お薬を飲んで

可愛がってね』という暗号であったのか・・・白状せよ!!」

 「・・・・あっ、痛い・・・・・・・さ、さようでございます・・・」


 聖良は自分が義父に責められているようで、蒼白になった。

 『今日はお酒をお控えになったら?』とは聖良の口から何度も出た言葉であった。

 夫の精力は、還暦を迎えても、聖良に<歓びの歌>を唄わせるには十分以上だが、

『起たない男を起たせる薬を、起つ男が飲んだらね・・・』という建太郎の言葉で、

一度試したところ聖良は天国に舞い上がったので、いつも飲んでもらっているのだ。

 寝間の秘め事を知られているようで蒼白になった聖良の顔が今度は赤くなる。


 「イヤラシイ、パンティも穿きおって。ベッド脇に赤いスケスケが転がっていたが

あれは亭主におねだりして買わせたのか?」

 「・・・・」

 「白状しなさい。タンスの中は色とりどりのパンティが咲き乱れているでしょう。

父さん、調査しましょうか?」

 「お、おやめください」


 聖良は、もうソファーからお尻が滑り落ちていた。

 ソファーに背をつけ、尻は床につけ、M字型の開脚というあられもない姿・・・。

 帯びの上はきちんと着付けているので、下半身だけが露わになっていた・・・。

 両手はもう、羽をネバネバにした黒揚羽蝶の下に伸びていた。

 家にはもう誰もいないが、貞淑な人妻は声をひそめてオナニーを始めたのだ。

 SEX場面をこれでもか、これでもかと見せるだけ。筋立てにも無理がある。

 人に見せてはいけないモノ、見せてはいけないコトを、執拗に見せるだけだ。

 冷静ならば、荒唐無稽な物語だと気付くはずだが、実際に喪服の麗人が落とされた

出来事のように、聖良は画面にのめり込んでいた。


     ・・・・クチュッ・・・クチュ、クチュ・・・・


 建太郎との満ち足りた夫婦の営みで、結婚後はオナニーをしたことは無い。

 その聖良が、一本では物足りず、二本、三本と、指を女陰に挿し込んでいく。


 「ヒイイ~、イ、イ、イクウ~、アア~!!貴方アア~」

 「おお、おお、亭主の珍棒を想い出したか!もっと逝かせてやれ!!」

 画面の喪服の麗人が性の快感の絶頂に達していた。


 <私の中にも、こんな淫らな、もう一人の私がいるのかしら・・・>


 画面の喪服の麗人が濡れ音を立ている。見詰める聖良も濡れ音を立てている。

 聖良の指は淫液でもうビチョ、ビチョになっていた。


 非合法の無修正海賊版『喪服の麗人』を聖良は最後まで見ていた。

 美久とほぼ同世代の二十歳の女子大生ポルノ嬢が、ナース紫として登場したことも

聖良には衝撃的であった。

 平気でポルノビデオに出演する娘である。その派手な顔立ちは美久とは似ても似つ

かぬ派手な娘である。だが、若々しい乳房をしたそのカラダは、お風呂でよく一緒に

なった未希と、瓜二つであった。聖良とさほど歳が違わないと思われる主演女優が、

その娘を憎々し気に弄ぶのだ。


 「お義父様、この糞生意気な娘を、もっと懲らしめなさいませ」

 「よっしゃ!ズボ、ズボ、ズボオ~!!」

 「さあ、こんどはお義兄様の番よ」

 「よっしゃ!ヌ、ヌ・・・ヌプ、ヌプ・・・」

 「ヒイ~!痛い!さ、さ、裂けそお~!!そこは許して!!」

 女子大生AV女優が、堪らず悲鳴を上げながら転がり逃げようとする。

 四十路の主演女優が、美久そっくりの乳房を、千切れそうになるほど掴む。

 「ヒイイ~!小母様、堪忍して!お尻は許してもらって!ヒイイ~!!」

 「泣け、泣け!ネエチャン、もっと泣け!ヌボオ~、ヌボオ~!」

 「まあ、!お義兄様、オチンボが、お尻の穴にズッポリですわね」


 <・・・・もっと、犯ってやればいいのに・・・・>


 養護院の風呂場で眼にした美久の腰肉の張り具合などは、成熟した女そのもの。

 息子に肉欲を抱く聖良は、美久へのどす黒い嫉妬心にも気付かざるを得ない。


 解剖学的克明さで主演女優のオメコを映し続けた画面にエンドマークが出、聖良が

我に返ったときには、お茶会に出掛ける時間はとっくに過ぎていた。

 急な腹痛を理由にお詫びをいれる。

 DVDをパッケージに収め、裾を引き摺りながらタケシの部屋に向かう。

 まだ垂れ出てくる愛液の糸を揺らしながら猥褻ビデオを元の棚に収める。
 
 まだ愛液が糸を引くほどヌルヌルの陰裂を、念入りにシャワーで浄める。

 裸にバスローブを羽織る。前を合わせたが片側の乳房はこぼれ出ている。

 ソファーに横になる。犯され続ける喪服の麗人が眼に焼き付き眠れない。

 性交ビデオから抜け出た妖魔が、聖良の肉の洞窟に忍び込んでいるのか?

 操られるようにしてバスローブを脱ぎ捨てる。全裸で姿見鏡に立つ。

 何枚もパンティを股間に当てる。選んだのは薄紫色のパンティ。

 しかし数秒後、鏡の中の聖良は黒い炎を噴き上げていた。

 パンティを脱ぎ捨て、洗濯機に投げ入れたのである。

 操られるようにして裸身に黒いスパッツを穿く。

 思いっ切りスパッツを引き上げていった。

 恥丘の膨らみへと喰い込んでいった。

 鋭い切れ込みが走っていった。

 黒い染みが浮かんできた。


 


 









 
 


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