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第1話
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「はぁー、明日からどうしよう。」
俺は夕暮れの中で川の土手を歩いていた。昨今の不況によって今日まで働いていたバイト先のコンビニが閉店してしまったのだ。
とぼとぼとゆっくりとした足取りで誰も居ないアパートへと向かって歩いていく。
「ッ!?」
歩いているといきなり隣りを黒尽くめの帽子のあるコートを着た人物が通り過ぎた。
そんな夏場なのに不可思議な格好をした人物が通り過ぎたことに驚いて身体が反射的にビクッとしてしまう。
「夏なのになんであんな格好を?」
不思議に思いながらその歩いていく後ろ姿をつい目で追いながら歩いていると、怪しい人物から何かが落ちて地面に転がるのが見えた。
「何か落としたな。あの人、落とした事に気付いてないのか?」
何かを落としたままで足早に歩いていく人物に声を掛けようと思った時には、あの人物が落とした物のところまで進んでいた。
一体なにを落としたのだろう。俺はオレンジ色の太陽が照らす地面に視線を向ける。
「これは、鍵?」
そこには円に棒が付いて、その棒の先が複雑な形をしている鍵?の様な物だった。
「ちょっと走れば追い付けるかな?」
まだ走れば間に合うくらいの距離を歩いている鍵?を落とした人物を見ながら呟くと、俺はそんな手のひら大の大きさの鍵を拾う為に手を伸ばした。
「うわっ!?」
手を伸ばして鍵?に触れた瞬間に鍵?から眩い閃光が放たれ、俺は叫びながら反射的に目を閉じる。
目を閉じてもまだ閃光で視界が白くなっていたが、それも10秒が経つ頃には鍵?からの光は落ち着いて消えていった。
「一体なんだったんだ?」
閃光で眩んだ視界も目を閉じている間に少しずつ戻り、鍵?を手に取っていた俺は辺りを見回した。
「ここはどこだ?」
見回した俺は唖然とした。ここは何処なのかと。何故なら先ほどまでいた川近くの土手とは全く違う真っ白な部屋の中だからだ。
「な、なんで…………この鍵が原因なのか?」
辺りを見回せば、横に2メートルはあるだろう大きな箱に、俺が最初に立っていた位置の後ろには片手で収まる程度の大きさの四角い長方形の長さ1メートルくらいあり鍵穴の様な物がある柱の2つだけがあった。
一体なぜ俺がここにやって来たのかは分からない。だけど俺は少しのワクワク感とこれからどうなるのだろうかと言う気持ちを持ちながら大きな箱の前まで移動する。
「あの柱も調べたいけど、まずはこの箱からだよな。」
柱には手に持っていた今はズボンのポケットの中にある鍵?の先が入りそうな穴があった。
けれど、もし鍵の役目を果たして何かが起こるかも知れないと思い、俺は箱から開けることにした。
「よし、いくぞ。」
そうして箱の前に俺は立つと、箱の上部の蓋の縁に触れて宝箱の蓋を開けた。
蓋の中を確認すると、そこには光で作られた様な宝玉と手紙に何かしらの虹色をした液体の入った瓶と何かの鍵の4つが入っていた。
「この中からだとまずはこの手紙からだな。」
やあやあ私は女神様だよ!
君はワールドダンジョンキーを拾ったんだ。
そのせいでその場所にいるんだね。
そこから出るにはワールドダンジョンキーで行ける無限ダンジョンの100階層を攻略することだよ!
無限ダンジョンの中にはモンスターがウヨウヨいるからね。
そこにある虹色の見た目をした薬を飲むんだ。
そうすれば、君はステータスが手に入る。ステータスは君の力になるはずだよ!
ステータスが手に入ったら、次はスキルオーブを使うんだ。使い方は使いたいと思うだけですぐに使えるよ!
じゃ、頑張ってね!
女神ショータスーキ(偽名)より
手紙には日本語でこう書かれていた。ダンジョン?ステータス?この怪しげな薬を飲まないとダメなの?と思う気持ちがあるが、それよりもこの女神ショータスーキ(偽名)とはなんだ!?と最後の最後の文章で頭が混乱してくる。
俺は夕暮れの中で川の土手を歩いていた。昨今の不況によって今日まで働いていたバイト先のコンビニが閉店してしまったのだ。
とぼとぼとゆっくりとした足取りで誰も居ないアパートへと向かって歩いていく。
「ッ!?」
歩いているといきなり隣りを黒尽くめの帽子のあるコートを着た人物が通り過ぎた。
そんな夏場なのに不可思議な格好をした人物が通り過ぎたことに驚いて身体が反射的にビクッとしてしまう。
「夏なのになんであんな格好を?」
不思議に思いながらその歩いていく後ろ姿をつい目で追いながら歩いていると、怪しい人物から何かが落ちて地面に転がるのが見えた。
「何か落としたな。あの人、落とした事に気付いてないのか?」
何かを落としたままで足早に歩いていく人物に声を掛けようと思った時には、あの人物が落とした物のところまで進んでいた。
一体なにを落としたのだろう。俺はオレンジ色の太陽が照らす地面に視線を向ける。
「これは、鍵?」
そこには円に棒が付いて、その棒の先が複雑な形をしている鍵?の様な物だった。
「ちょっと走れば追い付けるかな?」
まだ走れば間に合うくらいの距離を歩いている鍵?を落とした人物を見ながら呟くと、俺はそんな手のひら大の大きさの鍵を拾う為に手を伸ばした。
「うわっ!?」
手を伸ばして鍵?に触れた瞬間に鍵?から眩い閃光が放たれ、俺は叫びながら反射的に目を閉じる。
目を閉じてもまだ閃光で視界が白くなっていたが、それも10秒が経つ頃には鍵?からの光は落ち着いて消えていった。
「一体なんだったんだ?」
閃光で眩んだ視界も目を閉じている間に少しずつ戻り、鍵?を手に取っていた俺は辺りを見回した。
「ここはどこだ?」
見回した俺は唖然とした。ここは何処なのかと。何故なら先ほどまでいた川近くの土手とは全く違う真っ白な部屋の中だからだ。
「な、なんで…………この鍵が原因なのか?」
辺りを見回せば、横に2メートルはあるだろう大きな箱に、俺が最初に立っていた位置の後ろには片手で収まる程度の大きさの四角い長方形の長さ1メートルくらいあり鍵穴の様な物がある柱の2つだけがあった。
一体なぜ俺がここにやって来たのかは分からない。だけど俺は少しのワクワク感とこれからどうなるのだろうかと言う気持ちを持ちながら大きな箱の前まで移動する。
「あの柱も調べたいけど、まずはこの箱からだよな。」
柱には手に持っていた今はズボンのポケットの中にある鍵?の先が入りそうな穴があった。
けれど、もし鍵の役目を果たして何かが起こるかも知れないと思い、俺は箱から開けることにした。
「よし、いくぞ。」
そうして箱の前に俺は立つと、箱の上部の蓋の縁に触れて宝箱の蓋を開けた。
蓋の中を確認すると、そこには光で作られた様な宝玉と手紙に何かしらの虹色をした液体の入った瓶と何かの鍵の4つが入っていた。
「この中からだとまずはこの手紙からだな。」
やあやあ私は女神様だよ!
君はワールドダンジョンキーを拾ったんだ。
そのせいでその場所にいるんだね。
そこから出るにはワールドダンジョンキーで行ける無限ダンジョンの100階層を攻略することだよ!
無限ダンジョンの中にはモンスターがウヨウヨいるからね。
そこにある虹色の見た目をした薬を飲むんだ。
そうすれば、君はステータスが手に入る。ステータスは君の力になるはずだよ!
ステータスが手に入ったら、次はスキルオーブを使うんだ。使い方は使いたいと思うだけですぐに使えるよ!
じゃ、頑張ってね!
女神ショータスーキ(偽名)より
手紙には日本語でこう書かれていた。ダンジョン?ステータス?この怪しげな薬を飲まないとダメなの?と思う気持ちがあるが、それよりもこの女神ショータスーキ(偽名)とはなんだ!?と最後の最後の文章で頭が混乱してくる。
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