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第11話
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それはまたお手軽な契約の仕方だな。仰々しい儀式か何かをする必要があるのかと思っていたぞ。
近くにいるお姫様には失礼だけど、ゲームの中だけど遺体に触るのは嫌な気分になる。
それでもこのまま何もしないと言う訳にはいかない。だからこそ、俺は勇気を出して黄金の腕輪が付いている左腕の骨に触れた。
左腕を持ち上げた際に左腕の一部を持ち上げた際に繋がっていた骨がガチャと音を立てて動く。
ビクッと身体を震わせてしまうが、俺はゆっくりと黄金の腕輪を左腕の骨から回収して骨を元の位置へと戻す。
「これをはめれば良いんだよな?」
『ええ、そうよ。』
先ほどまで遺体に触れていた黄金の腕輪を身に着けるのは嫌だが、俺はこれはゲームなのだと自分に言い聞かせて左腕の手首を通していく。
手首から少し先まで聖なる腕輪オルゴーを通すと、途中でカチャンッと言う音がして腕輪が動かなくなる。
これで聖なる腕輪オルゴーとの契約が終わったのか?そう思い俺はお姫様の方を見る。
『これでアタシの役目も終わり……アタシも還れるわ。本当にありがとう。』
お姫様は俺と聖なる腕輪オルゴーが契約した事を確認してすぐにようやく自身の役目が終わったと安堵していた。
そして、安堵や達成感が混じった様な表情をするお姫様は俺の身に着けているオルゴーに触れながら、その霊体の身体を霧散させて何処かに消えて行くのだった。
「消えた。成仏したのか?」
辺りを見回してもドワーフのお姫様エリーゼ・グランドハンマーの姿はなかった。
「この腕輪のことを教えてから消えてくれよ。」
俺は聖なる腕輪オルゴーのことを知らない。これの使い方や役割りを何ひとつ知らない俺にこれからどうしろと言うのだろうか。
この場でやる事がこれ以上ない状況にどうすれば良いのかと悩んでいると、聖なる腕輪オルゴーから声が聞こえて来た。
『あ、あのさ。ちょっと聞いてくれる?』
その声は先ほど成仏したお姫様エリーゼ・グランドハンマーの声だった。
「成仏したんじゃ?」
困惑しながら俺は成仏したと思っていたお姫様に聞く。
『そ、それが出来なかったのよ。どうやらアタシの魂がオルゴーと融合してるみたいでさ。』
「そんな事あるの?」
『ないから困ってるのよ!!こんな事、歴代の契約者にもなかったんだから!!』
本当に焦って困り切っている声でお姫様が言う。これはお姫様からしたら予想外の事態の様だ。
でも俺からしたらありがたくもある。聖なる腕輪オルゴーの使い方を聞いていない。だから困っているお姫様からしたら迷惑だろうがラッキーだった。
「じゃあ、成仏できないんだ?」
『そうよ!!』
「それならこれからの事を話し合おうか。俺はオルゴーの使い方も知らないんだし。」
『はぁ……そうね。喚いていても仕方ないかぁ……。』
折角、長い年月を掛けて役目が終わり成仏しようとしていたお姫様には悪いが、今後の方針を決めておかないといけない。
そうじゃないと洞窟の周りの聖なる結界が消えたと同時に洞窟の外のアンデットモンスターたちに殺されてしまうのだから。
「まずはオルゴーの使い方を教えて欲しい。使い方が分からないと宝の持ち腐れだ。」
『ああ、契約できるからオルゴーの事を少しは知っているのかと思った。まずはそこからなのね。ちょっと待ってなさい。これからキミの魂にオルゴーを介して、オルゴーの鑑定結果を表示するから。』
お姫様が言うや否や目の前にオルゴーの鑑定結果の文章が書かれた透明な板が現れる。
聖なる腕輪オルゴー
階級 契約者と同じレベル
保持魔力量 契約者と同じ魔力量
創造神の作り出した神器の一つ
魔力を変換して聖気を作り出す
所持する事が可能な凡ゆる物を収納する
契約者と魂で結合する
収納してある魔導具の効果をオルゴーに三つまで付与する
【聖魔変換】【無限収納】【魂融契約】【】
【】【】
これが聖なる腕輪オルゴールの鑑定結果の様だが、それ以上にお姫様がオルゴーから何かしてお姫様のスキルで鑑定した結果を表示させた事に驚いてしまう。
近くにいるお姫様には失礼だけど、ゲームの中だけど遺体に触るのは嫌な気分になる。
それでもこのまま何もしないと言う訳にはいかない。だからこそ、俺は勇気を出して黄金の腕輪が付いている左腕の骨に触れた。
左腕を持ち上げた際に左腕の一部を持ち上げた際に繋がっていた骨がガチャと音を立てて動く。
ビクッと身体を震わせてしまうが、俺はゆっくりと黄金の腕輪を左腕の骨から回収して骨を元の位置へと戻す。
「これをはめれば良いんだよな?」
『ええ、そうよ。』
先ほどまで遺体に触れていた黄金の腕輪を身に着けるのは嫌だが、俺はこれはゲームなのだと自分に言い聞かせて左腕の手首を通していく。
手首から少し先まで聖なる腕輪オルゴーを通すと、途中でカチャンッと言う音がして腕輪が動かなくなる。
これで聖なる腕輪オルゴーとの契約が終わったのか?そう思い俺はお姫様の方を見る。
『これでアタシの役目も終わり……アタシも還れるわ。本当にありがとう。』
お姫様は俺と聖なる腕輪オルゴーが契約した事を確認してすぐにようやく自身の役目が終わったと安堵していた。
そして、安堵や達成感が混じった様な表情をするお姫様は俺の身に着けているオルゴーに触れながら、その霊体の身体を霧散させて何処かに消えて行くのだった。
「消えた。成仏したのか?」
辺りを見回してもドワーフのお姫様エリーゼ・グランドハンマーの姿はなかった。
「この腕輪のことを教えてから消えてくれよ。」
俺は聖なる腕輪オルゴーのことを知らない。これの使い方や役割りを何ひとつ知らない俺にこれからどうしろと言うのだろうか。
この場でやる事がこれ以上ない状況にどうすれば良いのかと悩んでいると、聖なる腕輪オルゴーから声が聞こえて来た。
『あ、あのさ。ちょっと聞いてくれる?』
その声は先ほど成仏したお姫様エリーゼ・グランドハンマーの声だった。
「成仏したんじゃ?」
困惑しながら俺は成仏したと思っていたお姫様に聞く。
『そ、それが出来なかったのよ。どうやらアタシの魂がオルゴーと融合してるみたいでさ。』
「そんな事あるの?」
『ないから困ってるのよ!!こんな事、歴代の契約者にもなかったんだから!!』
本当に焦って困り切っている声でお姫様が言う。これはお姫様からしたら予想外の事態の様だ。
でも俺からしたらありがたくもある。聖なる腕輪オルゴーの使い方を聞いていない。だから困っているお姫様からしたら迷惑だろうがラッキーだった。
「じゃあ、成仏できないんだ?」
『そうよ!!』
「それならこれからの事を話し合おうか。俺はオルゴーの使い方も知らないんだし。」
『はぁ……そうね。喚いていても仕方ないかぁ……。』
折角、長い年月を掛けて役目が終わり成仏しようとしていたお姫様には悪いが、今後の方針を決めておかないといけない。
そうじゃないと洞窟の周りの聖なる結界が消えたと同時に洞窟の外のアンデットモンスターたちに殺されてしまうのだから。
「まずはオルゴーの使い方を教えて欲しい。使い方が分からないと宝の持ち腐れだ。」
『ああ、契約できるからオルゴーの事を少しは知っているのかと思った。まずはそこからなのね。ちょっと待ってなさい。これからキミの魂にオルゴーを介して、オルゴーの鑑定結果を表示するから。』
お姫様が言うや否や目の前にオルゴーの鑑定結果の文章が書かれた透明な板が現れる。
聖なる腕輪オルゴー
階級 契約者と同じレベル
保持魔力量 契約者と同じ魔力量
創造神の作り出した神器の一つ
魔力を変換して聖気を作り出す
所持する事が可能な凡ゆる物を収納する
契約者と魂で結合する
収納してある魔導具の効果をオルゴーに三つまで付与する
【聖魔変換】【無限収納】【魂融契約】【】
【】【】
これが聖なる腕輪オルゴールの鑑定結果の様だが、それ以上にお姫様がオルゴーから何かしてお姫様のスキルで鑑定した結果を表示させた事に驚いてしまう。
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