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第14話
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どうやってアンデットオブアナザーワールドのNPCがレベルやスキルの情報を知ることが出来るのか、疑問に思った俺はエリーゼに聞いてみることにした。
「なあ、それじゃレベルやスキルがどれくらいなのか知るにはどうしたら良いんだ?」
『教会で診断板を使うわね。あれには自身のレベルと取得しているスキルを調べる機能があるから。アタシたち王族だと宝物庫にも診断板があるからそれを使うわ。』
アンデットオブアナザーワールドのNPCは教会に行かないと自分自身のレベルやスキルも分からないし、自分の能力は知らないと見て間違いない。
「そうなんだ。」
『診断板を使った事ないの?』
「これがあるからな。」
そう言ってステータスが書かれている透明な板を指差せば、オルゴーの中にいるエリーゼも納得してくれた。
エリーゼからしたらいつでも確認する事が出来るのはそこそこ便利だそうだと言うことだった。
この場でやるべき事は全て終わった俺は洞窟の出口に向かって歩き出した。そこそこの距離がある為、俺はその間にNPCに分かるように俺のことを教えることにした。
『なるほど外ではそんな事になっていたのね。でも別の世界があるなんて信じられないわね。』
「まあ、俺の方はそんな感じだ。」
エリーゼは俺が分かりやすくこの世界がゲームの世界とは伝えずに、俺が別の世界から来たことと、この世界でやらないといけない事を伝えればなんとなくなのだろうが納得はしてくれた。
ステータスや突然この場に転移したことを伝えてもいるので、この場所からどこに行けば生命の樹セフィロトがある国にたどり着けるのか分からず、長い年月が経っても分かる生命の樹セフィロトの場所への案内をエリーゼがしてくれるそうだ。
そうして話しながら洞窟の外に出ると、まだ聖なる結界があるお陰でアンデットモンスターたちは洞窟の中に侵入することは出来ないようだった。
『うわっ、聞いてはいたけどかなりいるわね。アカメ、倒せるの?』
「分からないとしか言えないな。結界内から外に攻撃は届くのか?」
『通るわ。でも、結界内に攻撃してくる相手がいる事に気付かれるわね。攻撃を受ければ受けるほどに結界が保つ時間が減ってしまうわ。まずは結界の補強をしておいた方が良いわね。手伝うから始めるわよ。』
俺とエリーゼはまず聖なる結界の補強から始めた。長い年月が経っているせいで聖なる結界自体の強度が落ちているそうだ。
俺はエリーゼの指示とサポートを受けながら聖なる腕輪オルゴーの能力を発動させ、オルゴーへと魔力操作で魔力を送って魔力の増幅から始めた。
これでほんの少しだけだが魔力量が増えるはずだ。そうして増幅させた魔力を聖気へと変換する。
これだけでも俺1人だけだった場合かなりの時間を使うことになっただろうが、今回はエリーゼの指示やサポートがあったお陰でスムーズに行なえる。
そして、魔力を変換して作り出した聖気を使って聖なる結界の補強を開始した。これだけの作業で俺の魔力が完全に尽きてしまったが、ほんの少しだけだが聖なる結界が強化された。
『もう魔力が尽きたのね。なら、ここからはアタシの番ね。アカメの体内にアタシの魔力が動く事になるからリラックスしてなさい。』
そう言うとエリーゼの魔力がオルゴーを通して俺の身体の中に入って来たのが分かった。
そしてエリーゼは自身の魔力だけではなく自然回復速度上昇の指輪と二重発動のベルトの魔力すら使用してオルゴーに魔力を送ると魔力増幅を行なった。
俺は感じることしか出来ないがもの凄い量の魔力が動いている現状に口をポカーンと開けてしまう。
増幅した魔力を更にオルゴーへと送り込み聖気に換えると、聖気を使用した聖なる結界の補強が行なわれるのだった。
「なあ、それじゃレベルやスキルがどれくらいなのか知るにはどうしたら良いんだ?」
『教会で診断板を使うわね。あれには自身のレベルと取得しているスキルを調べる機能があるから。アタシたち王族だと宝物庫にも診断板があるからそれを使うわ。』
アンデットオブアナザーワールドのNPCは教会に行かないと自分自身のレベルやスキルも分からないし、自分の能力は知らないと見て間違いない。
「そうなんだ。」
『診断板を使った事ないの?』
「これがあるからな。」
そう言ってステータスが書かれている透明な板を指差せば、オルゴーの中にいるエリーゼも納得してくれた。
エリーゼからしたらいつでも確認する事が出来るのはそこそこ便利だそうだと言うことだった。
この場でやるべき事は全て終わった俺は洞窟の出口に向かって歩き出した。そこそこの距離がある為、俺はその間にNPCに分かるように俺のことを教えることにした。
『なるほど外ではそんな事になっていたのね。でも別の世界があるなんて信じられないわね。』
「まあ、俺の方はそんな感じだ。」
エリーゼは俺が分かりやすくこの世界がゲームの世界とは伝えずに、俺が別の世界から来たことと、この世界でやらないといけない事を伝えればなんとなくなのだろうが納得はしてくれた。
ステータスや突然この場に転移したことを伝えてもいるので、この場所からどこに行けば生命の樹セフィロトがある国にたどり着けるのか分からず、長い年月が経っても分かる生命の樹セフィロトの場所への案内をエリーゼがしてくれるそうだ。
そうして話しながら洞窟の外に出ると、まだ聖なる結界があるお陰でアンデットモンスターたちは洞窟の中に侵入することは出来ないようだった。
『うわっ、聞いてはいたけどかなりいるわね。アカメ、倒せるの?』
「分からないとしか言えないな。結界内から外に攻撃は届くのか?」
『通るわ。でも、結界内に攻撃してくる相手がいる事に気付かれるわね。攻撃を受ければ受けるほどに結界が保つ時間が減ってしまうわ。まずは結界の補強をしておいた方が良いわね。手伝うから始めるわよ。』
俺とエリーゼはまず聖なる結界の補強から始めた。長い年月が経っているせいで聖なる結界自体の強度が落ちているそうだ。
俺はエリーゼの指示とサポートを受けながら聖なる腕輪オルゴーの能力を発動させ、オルゴーへと魔力操作で魔力を送って魔力の増幅から始めた。
これでほんの少しだけだが魔力量が増えるはずだ。そうして増幅させた魔力を聖気へと変換する。
これだけでも俺1人だけだった場合かなりの時間を使うことになっただろうが、今回はエリーゼの指示やサポートがあったお陰でスムーズに行なえる。
そして、魔力を変換して作り出した聖気を使って聖なる結界の補強を開始した。これだけの作業で俺の魔力が完全に尽きてしまったが、ほんの少しだけだが聖なる結界が強化された。
『もう魔力が尽きたのね。なら、ここからはアタシの番ね。アカメの体内にアタシの魔力が動く事になるからリラックスしてなさい。』
そう言うとエリーゼの魔力がオルゴーを通して俺の身体の中に入って来たのが分かった。
そしてエリーゼは自身の魔力だけではなく自然回復速度上昇の指輪と二重発動のベルトの魔力すら使用してオルゴーに魔力を送ると魔力増幅を行なった。
俺は感じることしか出来ないがもの凄い量の魔力が動いている現状に口をポカーンと開けてしまう。
増幅した魔力を更にオルゴーへと送り込み聖気に換えると、聖気を使用した聖なる結界の補強が行なわれるのだった。
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