152 / 248
第152話
しおりを挟む
ハルトたちは早朝から起き出すと朝食を食べてからダンジョンのある洞窟に向かう。昨日、洞窟を出てから張った結界のお陰でダンジョンまでの道中での戦闘はなくダンジョンに着いた
そしてダンジョンの中に入ると一気にダンジョンの地図を見て階段がある場所まで進み階段を降りていく
そしてハルトたちは長耳ウサギが現れる階層までコボルトを倒しながらたどり着いた
「ここからが大変だな」
『流石に昨日よりは楽になっていますよ。溜まっていたモンスターも倒していましたからね』
「まぁ、そうだな。ここまで来る道中のコボルトの数も最初の頃と比べたら減っているし」
このダンジョンに入った最初は戦闘が終わったと思ったら、すぐにまた戦闘が起こっていたりもしていたけど、昨日も今日も現れたコボルトの数は最初と比べれば少なくなっている
それなら昨日のダンジョン探索でかなりの数のモンスターを倒したので四階層から六階層のモンスターの数も減っているだろう
「昨日は階段を見つけたらすぐに下の階層に降りたけど、今日はダンジョンの地図作りをしてモンスターの数を減らそうか」
『分かりました。ではダンジョンの地図は私に任せてください』
「うん。頼んだよ、ナビィ。ヒスイ、プルン。行くよ」
『うん!』
『プルルン!』
四階層に降りて少しすると、ハルトたちに気が付いたのか早速、長耳ウサギが襲い掛かってきた
「こいつはすぐに気付くな。数はまだ一匹か。プルン、素材を傷付けないように倒したくれ」
『プルン!』
ハルトはプルンに向かって来る長耳ウサギを倒すように指示を出す。するとプルンは向かって来る長耳ウサギに向かいポヨンポヨンと跳ねながら近づいていく
鋭い歯で噛み付いてこようとしてくる長耳ウサギにプルンは、触手のような形状の物をプルプルボディからにゅるんと出すと、口を開けて襲いくる長耳ウサギを触手で叩き付ける
上から叩き付けられた長耳ウサギは、ダンジョンの地面に叩き付けられる。そしてプルンは地面に叩き付けられて動きを止めると、長耳ウサギの首に触手を巻き付けて締め上げて倒す
「よくやったぞ、プルン」
『プルルン!!』
長耳ウサギを倒したプルンを褒めながら触手で締め殺された長耳ウサギを受け取りアイテムボックスに仕舞う
そして通路の前後を確認したハルトは長耳ウサギが向かって来ていないのを確認すると通路を進んでいった
それから四階層の探索を進めていくと、確かに前回と比べると遭遇するモンスターの数は減っているが、探索していなかった場所の探索をすると、遭遇するモンスターの数が増える
「やっぱり探索していない場所だと倒さないといけないモンスターの数が増えるな」
『そうですね。それでも戦闘の時の乱入される回数が減ったお陰で昨日よりも楽でしょう。頑張ってください、ハルト』
「まぁ、そうだな」
倒したモンスターをアイテムボックスに仕舞いながらナビィと話していると、ヒスイとプルンが戻ってくる
『ハルト、ヒスイのアイテムボックスにしまってきたよ!』
『プルプルン!』
「ヒスイもプルンもありがとう。……通路もないな。じゃあ、これで最後だな」
『そうですね。これで四階層の地図は埋まりました。すべての通路と部屋の探索は終わったでしょう』
今いる場所の部屋の中に通路がないかの確認が終わると、四階層のダンジョンの地図が完成した
そして地図が完成したハルトたちは次の五階層に向かう為に階段がある場所に向かっていく
階段までの道中に現れるモンスターを倒しながら進んでいく。階段までの道のりは既に地図に記されていることもあってか、今日は通っていない
そのせいで長耳ウサギやコボルトとの戦闘も階段に着くまで何度もあったがようやく階段がある場所までたどり着いた
そしてダンジョンの中に入ると一気にダンジョンの地図を見て階段がある場所まで進み階段を降りていく
そしてハルトたちは長耳ウサギが現れる階層までコボルトを倒しながらたどり着いた
「ここからが大変だな」
『流石に昨日よりは楽になっていますよ。溜まっていたモンスターも倒していましたからね』
「まぁ、そうだな。ここまで来る道中のコボルトの数も最初の頃と比べたら減っているし」
このダンジョンに入った最初は戦闘が終わったと思ったら、すぐにまた戦闘が起こっていたりもしていたけど、昨日も今日も現れたコボルトの数は最初と比べれば少なくなっている
それなら昨日のダンジョン探索でかなりの数のモンスターを倒したので四階層から六階層のモンスターの数も減っているだろう
「昨日は階段を見つけたらすぐに下の階層に降りたけど、今日はダンジョンの地図作りをしてモンスターの数を減らそうか」
『分かりました。ではダンジョンの地図は私に任せてください』
「うん。頼んだよ、ナビィ。ヒスイ、プルン。行くよ」
『うん!』
『プルルン!』
四階層に降りて少しすると、ハルトたちに気が付いたのか早速、長耳ウサギが襲い掛かってきた
「こいつはすぐに気付くな。数はまだ一匹か。プルン、素材を傷付けないように倒したくれ」
『プルン!』
ハルトはプルンに向かって来る長耳ウサギを倒すように指示を出す。するとプルンは向かって来る長耳ウサギに向かいポヨンポヨンと跳ねながら近づいていく
鋭い歯で噛み付いてこようとしてくる長耳ウサギにプルンは、触手のような形状の物をプルプルボディからにゅるんと出すと、口を開けて襲いくる長耳ウサギを触手で叩き付ける
上から叩き付けられた長耳ウサギは、ダンジョンの地面に叩き付けられる。そしてプルンは地面に叩き付けられて動きを止めると、長耳ウサギの首に触手を巻き付けて締め上げて倒す
「よくやったぞ、プルン」
『プルルン!!』
長耳ウサギを倒したプルンを褒めながら触手で締め殺された長耳ウサギを受け取りアイテムボックスに仕舞う
そして通路の前後を確認したハルトは長耳ウサギが向かって来ていないのを確認すると通路を進んでいった
それから四階層の探索を進めていくと、確かに前回と比べると遭遇するモンスターの数は減っているが、探索していなかった場所の探索をすると、遭遇するモンスターの数が増える
「やっぱり探索していない場所だと倒さないといけないモンスターの数が増えるな」
『そうですね。それでも戦闘の時の乱入される回数が減ったお陰で昨日よりも楽でしょう。頑張ってください、ハルト』
「まぁ、そうだな」
倒したモンスターをアイテムボックスに仕舞いながらナビィと話していると、ヒスイとプルンが戻ってくる
『ハルト、ヒスイのアイテムボックスにしまってきたよ!』
『プルプルン!』
「ヒスイもプルンもありがとう。……通路もないな。じゃあ、これで最後だな」
『そうですね。これで四階層の地図は埋まりました。すべての通路と部屋の探索は終わったでしょう』
今いる場所の部屋の中に通路がないかの確認が終わると、四階層のダンジョンの地図が完成した
そして地図が完成したハルトたちは次の五階層に向かう為に階段がある場所に向かっていく
階段までの道中に現れるモンスターを倒しながら進んでいく。階段までの道のりは既に地図に記されていることもあってか、今日は通っていない
そのせいで長耳ウサギやコボルトとの戦闘も階段に着くまで何度もあったがようやく階段がある場所までたどり着いた
61
あなたにおすすめの小説
幻獣を従える者
暇野無学
ファンタジー
伯爵家を追放されただけでなく殺されそうになり、必死で逃げていたら大森林に迷う込んでしまった。足を踏み外して落ちた所に居たのは魔法を使う野獣。
魔力が多すぎて溢れ出し、魔法を自由に使えなくなっていた親子を助けたら懐かれてしまった。成り行きで幻獣の親子をテイムしたが、冒険者になり自由な生活を求めて旅を始めるつもりが何やら問題が多発。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【書籍化決定】ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる