召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第17話

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 冒険者育成校の受験日まで後二ヶ月今日は新しい召喚獣と契約したい為に森の探索をしていた

 シロウサギのユキの様な才能があるモンスターにはユキと契約してから森の探索をしているが未だにユキと同じくらいの才能のあるモンスターと遭遇した事がない

 「やっぱりユキくらい才能があるモンスターはいないな」

 『私は最強のウサギになるです!』

 そう言ってユキは器用に二本足で立ち上がり前足でパンチしている。その姿にかわいいと思いながら見ているとユキはこちらを見上げてくる

 『最強の私の仲間になるのですからしっかり仲間にする召喚獣を決めますですよ』

 「分かっているよ。それに強くなる才能が無いと耐えられない様な場所に行く事になるからな」

 『アルがこの前言っていた。瘴気に侵された別の大陸の事です?』

 「そうだよ。神様がどうにか出来ていないヤバい所みたいだからな。きっと俺以外にも神託の様に大神殿に向かう様に言っているだろうしそれでも大神殿に誰も着いていないって事だから危険な所なんだろうな」

 『まあ、私ならどんな所でもへっちゃらです!』

 「そうだな。もっと強くなる為に頑張るか」

 森の中の探索をユキと共に闘気で強化しながら走って終えると次は森の奥にいるモンスターを調べる為に向かう

 森の奥に着くと索敵魔法を使用してモンスターがいるだろう場所まで気配や魔力をモンスターにバレない様にしながらユキと共に向かう

 『これってどんな意味があるのです?』

 「気配や魔力を隠している事か?」

 『そうです!』

 「森の奥に現れるモンスターは強くなったユキだけでもどうにかなるけど俺たちが向かわなければいけない場所ではこうやって隠れながら進まなきゃいけない事もあるかもしれないだろからな」

 『遭遇した汚染獣は片っ端から倒せばいいです!』

 「まあ、それもそうなんだけど魔力や体力が尽きてもまだ汚染獣が来るかもしれないからその時隠れて行動する練習になるだろ」

 『分かったですが倒しまくるのがいいです!』

 ユキはウサギのモンスターなのに好戦的なウサギだなと思いながら索敵魔法で見つけたモンスターを魔法を使って調べるがこいつもユキほどの才能がなかった

 ユキに次のモンスターの場所に向かうと言葉を出さずに伝えて離れる。その時足元で落ちていた小枝を踏んで音を出してしまった

 その音を聞いた先ほど調べていたモンスター突撃イノシシはこちらに振り向き気づくと名前の通りに突撃してきた

 「ユキ!突撃イノシシの足を止めるからそのあと攻撃してくれ!」

 『分かったです!』

 突撃してきた突撃イノシシの突撃を魔法で作り出した土の壁で足止めを行うが突撃イノシシの突撃はそれではスピードは落ちるが止まらない

 「もう一回!」

 今度はスピードが落ちた突撃イノシシの進行先の足元に落とし穴を作り出す。スピードが落ちているが突撃イノシシは突撃してきていたせいで止まらずに魔法で作り出した穴に落ちていく

 落ちた突撃イノシシは身体が穴にはまってしまい身動きが取れず怒っているのか鳴き声を上げている

 「ユキ!いま!」

 『分かったるです!アル!』

 ユキはその身軽な身体で木々の幹を蹴りながら突撃イノシシの頭上に移動すると突撃イノシシに向かい闘気を纏ったユキが空気を蹴り突撃イノシシにライダーキックを食らわせる

 ユキのライダーキックは身動きが取れない突撃イノシシの首に当たり骨が折れる音を響かせながら突撃イノシシはそれから少しして動かなくなった

 「ナイス、キックだったな、ユキ」

 『私の蹴りは強いです!……うっ……苦しい……で、す』

 「ユキ?どうした!」

 ユキが突然苦しそうな声を出しながら動かなくなるとユキの身体から光が放たれていく

 「まぶっ……」

 突然の事で光で目がやられ目を閉じる。瞼に感じる光が収まってきて目を開けるとそこにはツノを生やしたユキの姿があった

 『ふぅ、苦しかったです』

 「ユキ、大丈夫なのか?それにそのツノはどうしたんだ」

 『苦しかったですけど今は大丈夫です。それと進化したですよ。アル』

 「そうか、進化したのか。モンスターって進化するんだな。ちょっと調べてみよ」

 ユキを魔法を使い調べるとツノウサギに進化した様だ

 「ユキの今の種族はツノウサギだって」

 『ツノウサギです?ならこのツノでモンスターをどんどん倒していくです!』

 ユキの進化を喜びながらまた探索を続けたがこの日もユキと同じくらいの才能があるモンスターとは出会わなかった
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