召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第31話

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 召喚玉をオオガニに投擲した時にオオガニはこちらに気付いたが遅く投擲した召喚玉はオオガニに当たり契約する為にオオガニを囲む様に大きくなった

 オオガニはそんな状況に驚いたのか動きを止めたが召喚玉の外に出ようと召喚玉に向かい攻撃していた

 召喚玉自体かなりの魔力を使用して作られているのでオオガニの鋏での叩きつけての攻撃に耐えていた

 召喚玉が小さくなっていき光を放つとオオガニとの契約が成功した。オオガニの召喚玉の色はユキとは違い水色の召喚玉だった

 「ちゃんと召喚契約が出来たな」

 『初めての後輩なのです!』

 「じゃあさっそく召喚するぞ」

 先ほど契約したオオガニを召喚する。魔法陣が現れその中央からオオガニが召喚された

 『初めましてこれからよろしくお願いします。あるじ様』

 「よろしく頼むよ。シェーレ」

 『シェーレですか?それが私の名前でしょうか』

 「そうだぞ」

 『後輩!私に挨拶はないのです?』

 俺とシェーレとの間にユキが割り込んできた。ユキの纏った闘気が少し攻撃的になりシェーレをつぶらな目で睨むかの様に見ている

 『あるじ様、このウサギはなんなのですか?』

 「シェーレの先輩の召喚獣のユキだ」

 『そうです!お前の先輩なのです!!』

 『そうなのですか。ですがあるじ様と先に契約していても立ち場は同じ召喚獣なのですよ』

 ユキとシェーレは仲が良くないみたいだな。これから一緒にやっていくのに大丈夫かな

 『私の方が強いのです!!』

 『今はそうでも追い越しますよ』

 『むぅぅ……アル!この後輩ガニになんか言ってやるです!!』

 ユキが足をだんだんと踏み鳴らしてこっちに話を振ってくる

 「そうだな。二人とも少しは仲良くして欲しい。これから一緒に戦っていくんだからな」

 『あるじ様がそう言うのならそのウサギ先輩とも私は仲良くやりましょう』

 『アル!そうじゃないです!私を敬うように言うです!』

 まだユキは足ダンを繰り返している

 「ユキは先輩なんだから器を大きく持って多めに見てあげなよ」

 『まあ、そうです。私は後輩ガニよりも強いですからね。無礼な後輩を許してやるです』

 『ウサギ先輩は器が大きいようですからあるじ様心配は無用ですよ』

 機嫌が良くなってきたユキにシェーレがそんな事を言うからまたユキがシェーレを睨んでいる

 「じゃあシェーレが戦っているところを見たいからモンスターがいる場所に向かうぞ」

 『あるじ様に私の活躍をお見せしますね』

 『後輩ガニがどこまでやれるか楽しみです。無理なら手助けしてあげるです』

 『いりませんよ。私だけ十分ですから』

 ユキとシェーレの言い合いを聞きながら索敵魔法で発見したモンスターの場所まで行くとそこには白と黒の縞々の白鳥のシマハクチョウがいた

 「シェーレ、鳥系モンスターのシマハクチョウだけど倒せそうか?」

 『問題ないです。あるじ様』

 シマハクチョウに向かい進んでいくシェーレにシマハクチョウも気が付き翼を広げてシェーレを威嚇している

 そんなシマハクチョウに向かいながら身体に魔力を纏っていく。右のハサミに魔力を多く纏いハサミを開くとシマハクチョウに向けて勢いよく挟んだ

 パーンという音が鳴ると魔力の衝撃波がシマハクチョウに向かって飛んでいき威嚇していたシマハクチョウに直撃した

 魔力の衝撃波を受けたシマハクチョウは衝撃を受けて仰け反る。そんなシマハクチョウに魔力で強化した身体能力で接近するとシマハクチョウの細い首をもう片方のハサミで挟むとそのまま圧縮した魔力を纏ってシマハクチョウの首をジョキンっと音を鳴らして切断した

 『あるじ様、シマハクチョウを倒しましたよ』

 「良くやったな、シェーレ」

 『まあまあやるです。あの後輩ガニ』

 シェーレが倒したシマハクチョウを解体しながら切断された首を見ると押し潰している訳ではなく刃物で切断された様になっていた
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