召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第48話

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 クリスタルウォータースネークの素材をこの場所に取り出すのかをガンテツに聞く

 「牙と皮、鱗、骨を全部じゃなくていいから見せてくれ」

 「分かりました」

 テーブルの上にクリスタルウォータースネークの牙、皮、鱗、骨の一部を置いていく

 「これがクリスタルウォータースネークの素材か……血や内臓もあるのか、小僧」

 ガンテツはクリスタルウォータースネークの素材を持ちながらじっくりと一つ一つ見定める様に見ていると血や内臓もあるのか聞いてきた

 「ありますよ。あと俺の名前はアルです」

 「そうか。知っていると思うがガンテツだ」

 「私はガンテツの妻のミルナだよ」

 奥さんの名前はミルナと言う様だ

 「ガンテツさん、ミルナさん。それで血や内臓もありますけどここに出しますか?」

 「あるなら見せてくれ」

 「分かりました」

 血が入った樽を床の上に置いて内臓が入っている樽も床に置く。床に置くと血や内臓の臭いが鍛冶屋の中に充満していく。ガンテツは嫌そうな顔をする事なく樽の中を確認していっている

 「魔石はどうするあれば装備の性能を向上させることが出来る様になるぞ」

 「それなら魔石も使ってください」

 収納空間からクリスタルウォータースネークの魔石をテーブルに出すとガンテツがじっと魔石を確認している様だ

 「それで予算はどれくらいあるんだ?」

 「予算は金貨一枚で出来ますか?」

 「一枚か素材持ち込みでも足りないな。このクリスタルウォータースネークの素材はどれくらいあるんだ?」

 金貨一枚でも足りないのか。ほぼ全財産に近い100万ルカなんだけどな

 「クリスタルウォータースネークは俺と召喚獣で倒したので丸々一匹分の素材がありますよ」

 「お前いま幾つなんだ?」

 ガンテツに年齢を聞かれて確かに子どもが倒す様なモンスターじゃないからなクリスタルウォータースネークは

 「十二歳ですよ」

 「そうか……驚きだな。よく勝てたな。クリスタルウォータースネークは銀級のモンスターだっただろうに……それで装備加工の代金分の素材を俺が貰うって事でいいか?」

 「構いません」

 ミスリルナイトの副団長のメリルが迷宮都市スリンカで一番の鍛治師だって言っていたしクリスタルウォータースネークの素材も肉以外は装備に使うくらいしかないからな

 「じゃあ鍛治場に着いてきてくれ。そこでクリスタルウォータースネークの素材を出してくれ」

 「分かりました」

 ガンテツの後ろを着いていくと鍛治場に着いた鍛治場は室内の温度が暑く外との気温差が凄い

 「ここにクリスタルウォータースネークの素材を出してくれ」

 「分かりました。肉は出さなくていいんですよね」

 「ああ、肉は使わないからな。血と内臓から出してくれ」

 ガンテツに言われた通りにクリスタルウォータースネークの素材を出していくとガンテツは俺が出した血と内臓の入った複数の樽を持ってきた袋の中に仕舞っていっている

 血と内臓を出し終わると次は水晶の様な牙、鱗、骨を出して最後にクリスタルウォータースネークの皮を出していった

 「五メートルくらいのクリスタルウォータースネークを倒したのか。まだ小さいサイズのクリスタルウォータースネークだな」

 「これで小さいんですか?」

 俺からしたら俺たちが戦ったクリスタルウォータースネークはかなりの大きさだと思ったんだけどガンテツにはまだ小さいらしい

 「俺はこれよりも大きなクリスタルウォータースネークを持ってきて装備を作った事があるからな」

 「そうだったんですね」

 これよりも大きなサイズのがあのクォーツ湖にはいたのか

 「これで最後だな。今は他に大きな仕事はないから一週間後には小僧の装備は完成するから来るんだぞ」

 「分かりました。身体を測ったりはしなくていいんですか?」

 「サイズ調整の効果を装備に付けるから測らなくても大丈夫だぞ。それで今使っている武器はなんなんだ?」

 「この剣です」

 取り出した剣をガンテツに渡す

 「数打ち物だな。このサイズで重心はこれでいいのか?」

 折れた剣の代わりに購入した武器は前と同じで今の俺だと少し長く感じるが成長すれば小さく感じるだろう大きさだ

 「俺が大人になっても使えるサイズで作れますか?重心は剣を振りやすい場所でお願いします」

 「分かった。それで作ろう」

 「お願いします」

 ガンテツに装備を頼むと鍛治場を出てミルナに挨拶してからガンテツの鍛冶屋を出るのだった
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