召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第67話

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 ユキとサフィに取り巻きのガーゴイルを頼むとアルとシェーレはアイアンガーゴイルに向かっていく

 身体の中を満たす魔力はいつも以上の量で強化しながら纏う魔力も先ほどよりも多く纏うとクリスタルウォータースネークを素材に作った剣と防具に魔力を送り強化してアイアンガーゴイルに近づくと剣を振るい金属音を立てる

 剣の特殊な効果で伸びた剣で切られたアイアンガーゴイルにはやはり切られた跡は無くダメージが与えられていない様だ

 「シェーレ、アイアンガーゴイルにはやっぱり効かないみたいだ!」

 『ですが切れたのですよね。あるじ様』

 「ああ、確かにアイアンガーゴイルを切った感触もあった」

 シェーレと話していると切られたアイアンガーゴイルは怒ったのかアルに怒気と殺気を向けて鋭い金属製の爪を腕を振りかぶる様にして振るってきた

 アイアンガーゴイルのその攻撃を後ろに跳んで回避するとシェーレが振り下ろしたその腕に右のハサミに魔力を込めて振るい硬い物が金属とぶつかる音がボス部屋に響く

 だがアイアンガーゴイルにはダメージが無い様だがシェーレの攻撃で前のめりになり頭からダンジョンの床に転んだ。その間にシェーレはアイアンガーゴイルと距離を取る

 『あるじ様、やはり攻撃でダメージはない様です』

 「ユキとサフィが取り巻きのガーゴイルを倒し終わるまで待つ必要があるな」

 「ガァアァギィイィ!!!!」

 アイアンガーゴイルは起き上がるとどこから声を出しているのか分からないが咆哮を上げて四つん這いになり向かってくる

 「シェーレ、魔法で防ぐ」

 『分かりました、あるじ様』

 土、砂、土、砂、土と交互に魔法で壁を作り出すと四つん這いになり向かってきたアイアンガーゴイルの突進を防ごうとするが最初の土の壁は容易く壊され砂でも衝撃を少ししか弱められず最終的には最後の土の壁を突き抜けてきたが中途半端にアイアンガーゴイルの身体は壁に止められた

 「このままアイアンガーゴイルを拘束する!シェーレはユキとサフィが取り巻きを倒し終わったと同時に必殺技をアイアンガーゴイルに叩き込んでくれ!」

 『あるじ様、分かりました!』

 魔法で作り出した突破された土と砂の壁を利用して更に魔力を込めてアイアンガーゴイルを拘束していく

 壁の中に閉じ込められたアイアンガーゴイルは抜け出していた片腕を拘束している魔法の壁を叩き壊そうと攻撃していくがヒビ一つ入らず魔力を高めて魔法をアルとシェーレに使ってきた

 「シェーレ!そのまま必殺技の準備だ!」

 必殺技の為に高めていた魔力で防御しようとしていたシェーレを止めるとシェーレの前に出たアルは魔法を使用して魔法に強い魔力の障壁を斜めに作りアイアンガーゴイルから放たれた土の弾を後方に晒して防ぐと壁の向こうからユキの声が聞こえてきた

 『取り巻きのガーゴイルを倒し終わったのです!!!』

 どうやら向こうに居た取り巻きのガーゴイルをユキとサフィで倒し終わった様だ

 「シェーレ、いつでも行けるか?」

 『大丈夫です!あるじ様』

 「分かった。ユキ、サフィ!壁から離れてこっちに戻ってこい!!」

 『わかったです!』

 『……わかった』

 ユキとサフィに壁から離れる様に叫ぶとシェーレの前から移動してアイアンガーゴイルの拘束を維持していく

 「もういいだろう。シェーレ、放て!」

 『行きます!!』

 シェーレがアイアンガーゴイルに向かって行くとシェーレは右の分厚く魔力の込められ纏わせたハサミを振り下ろした

 『シザーハンマー!!!』

 振り下ろされたハサミを防ごうと拘束されていない腕で防ごうとしたアイアンガーゴイルはその腕ごとシェーレの振り下ろされたハサミで叩きつけられ拘束されてアイアンガーゴイルの頭と共に轟音を轟かせながら砕け散った
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