114 / 248
第114話
しおりを挟む
剣に纏わせた魔力と氷魔法の付与を更に強めると、かなりの広範囲で迫ってくる炎に向かい、冷たい冷気を飛ばし壁のように迫る氷を生やしていくイメージをする。そうしてアルは剣を地面に叩き付けるように剣を振るう
剣が振るわれると冷気が剣から放たれる。その冷気は炎をから熱エネルギーを奪ってしまう
更にアルが振るった剣が地面を叩くと、叩いた地面から氷が扇状に生え迫るように広がって試合舞台を凍りつかす
冷気と氷の二重の効果でアルベルトが放った渾身の炎の一撃は消え去る。そして冷気と氷はアルベルトまで迫る
「まだまだ!うぉおおぉおおお!!!!」
アルベルトは炎での相殺と纏っていた闘気のお陰で冷気の攻撃は無事だった。だが迫ってくる氷の壁にアルベルトは、更に魔力を剣に送り炎の火力を上げることで氷の対処を行なう
「(炎が氷と冷気で消えていく!だが最後まで)うぉおおお!!!!……うぐ、ぁあああっ!」
だが氷と冷気のせいで魔力を込めたことで強まった炎はすぐに消えてしまい、結局アルベルトは氷の壁に押し出されながら試合舞台を落とされ場外になってしまう
それも迫る氷の壁の勢いが早かったせいで途中で魔力の剣と炎は完全に消えてしまい、勢いのある氷の壁にアルベルトは勢いよくぶつかり吹き飛ばされる
(どうなったんだ?氷のせいで向こうは見えないがアルベルトは場外になったのか?)
氷のせいで氷の向こうが見えないアルは、冷え切った試合舞台の上でそう思いながら氷の壁を警戒している
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0アルベルト、場外!勝者は一年一組アル!」
「「「うぉおおおお!!!!!」」」
審判員からはアルベルトの様子が見えているのか試合結果を告げる。すると試合会場に生徒たちの声が轟く
「ふぅ(きちんとアルベルトを場外に出来ていたみたいだな。それにしてもこの氷って俺が消さないといけないのか?まぁ、俺がやっちゃった方がいいか)」
かなりの範囲に広がった氷を魔法を使って水に溶かし更に水蒸気に変えていく。すべての氷をどうにかするとアルは試合舞台を後にする
そして試合舞台の外に出るとそこにはアルベルトが待っていた
「あの氷をもう、どうにかしたのか?」
「あの試合舞台は次の試合でも使うからな。ちゃんと対処したよ。それよりもどうかしたのか?」
俺はアルベルトと冒険者育成校に入ってからの付き合いだが、アルベルトは負けたことで何かしてくるような奴ではないと思う。それで何かあったのかと思いアルベルトに聞く
「勝敗は俺の負けだ。そこに何もないが、俺の戦いはどうだったかを聞きたくてな。これから更に強くなる為に是非聞いておきたい」
「分かった。試合会場に向かいながら話をしよう」
「あぁ、分かった」
アルベルトと先ほどの試合の話をしながらアルたちは午前中に行なわれる残りの試合会場に向かった
その途中で今日行なわれる午後のアルの試合相手の情報を知ることになった
「二組のイリーシャ・ベアーグか。アルベルトは知っているか?」
「少しだが知っている。イリーシャ・ベアーグは槍使いだ。昨日までの試合では魔法は使っていないな。知っているのはそれくらいだ」
俺は同じクラスのクラスメイトでも情報はそこまで知らないからな。少しの情報でも助かる
「槍使いか。ありがとう、教えてくれて」
「なに、気にするな。それにそこまでの情報じゃないからな」
そうしてアルはアルベルトと共に試合会場に着く。そこで一組のクラスメイトたちが集まって見ているのに気が付くとその場所に移動する
午前中の試合をクラスメイトたちと共に見ていく。そして午前最後の試合が終わり、午後の試合に出る選手たちが決まった
午後の第二試合はアルとイリーシャ・ベアーグ、アランとジェイドの試合に決まった
剣が振るわれると冷気が剣から放たれる。その冷気は炎をから熱エネルギーを奪ってしまう
更にアルが振るった剣が地面を叩くと、叩いた地面から氷が扇状に生え迫るように広がって試合舞台を凍りつかす
冷気と氷の二重の効果でアルベルトが放った渾身の炎の一撃は消え去る。そして冷気と氷はアルベルトまで迫る
「まだまだ!うぉおおぉおおお!!!!」
アルベルトは炎での相殺と纏っていた闘気のお陰で冷気の攻撃は無事だった。だが迫ってくる氷の壁にアルベルトは、更に魔力を剣に送り炎の火力を上げることで氷の対処を行なう
「(炎が氷と冷気で消えていく!だが最後まで)うぉおおお!!!!……うぐ、ぁあああっ!」
だが氷と冷気のせいで魔力を込めたことで強まった炎はすぐに消えてしまい、結局アルベルトは氷の壁に押し出されながら試合舞台を落とされ場外になってしまう
それも迫る氷の壁の勢いが早かったせいで途中で魔力の剣と炎は完全に消えてしまい、勢いのある氷の壁にアルベルトは勢いよくぶつかり吹き飛ばされる
(どうなったんだ?氷のせいで向こうは見えないがアルベルトは場外になったのか?)
氷のせいで氷の向こうが見えないアルは、冷え切った試合舞台の上でそう思いながら氷の壁を警戒している
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0アルベルト、場外!勝者は一年一組アル!」
「「「うぉおおおお!!!!!」」」
審判員からはアルベルトの様子が見えているのか試合結果を告げる。すると試合会場に生徒たちの声が轟く
「ふぅ(きちんとアルベルトを場外に出来ていたみたいだな。それにしてもこの氷って俺が消さないといけないのか?まぁ、俺がやっちゃった方がいいか)」
かなりの範囲に広がった氷を魔法を使って水に溶かし更に水蒸気に変えていく。すべての氷をどうにかするとアルは試合舞台を後にする
そして試合舞台の外に出るとそこにはアルベルトが待っていた
「あの氷をもう、どうにかしたのか?」
「あの試合舞台は次の試合でも使うからな。ちゃんと対処したよ。それよりもどうかしたのか?」
俺はアルベルトと冒険者育成校に入ってからの付き合いだが、アルベルトは負けたことで何かしてくるような奴ではないと思う。それで何かあったのかと思いアルベルトに聞く
「勝敗は俺の負けだ。そこに何もないが、俺の戦いはどうだったかを聞きたくてな。これから更に強くなる為に是非聞いておきたい」
「分かった。試合会場に向かいながら話をしよう」
「あぁ、分かった」
アルベルトと先ほどの試合の話をしながらアルたちは午前中に行なわれる残りの試合会場に向かった
その途中で今日行なわれる午後のアルの試合相手の情報を知ることになった
「二組のイリーシャ・ベアーグか。アルベルトは知っているか?」
「少しだが知っている。イリーシャ・ベアーグは槍使いだ。昨日までの試合では魔法は使っていないな。知っているのはそれくらいだ」
俺は同じクラスのクラスメイトでも情報はそこまで知らないからな。少しの情報でも助かる
「槍使いか。ありがとう、教えてくれて」
「なに、気にするな。それにそこまでの情報じゃないからな」
そうしてアルはアルベルトと共に試合会場に着く。そこで一組のクラスメイトたちが集まって見ているのに気が付くとその場所に移動する
午前中の試合をクラスメイトたちと共に見ていく。そして午前最後の試合が終わり、午後の試合に出る選手たちが決まった
午後の第二試合はアルとイリーシャ・ベアーグ、アランとジェイドの試合に決まった
180
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる