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第129話
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アスランは、風の槍を受けて吹き飛んでいき、そして風の槍がある程度進み、アスランを巻き込み爆ぜるとアスランを土煙りが覆う。
土煙りに覆われたアスランに向けてエミリーは、属性魔法の槍を試合開始と共に放った時よりも威力のある魔法を放ち攻撃する。
第一陣の属性魔法の槍が土煙りの中に消える、その少し前に土煙りの中から雷が落ちる音が辺りに轟いた。
アスランは、その身に魔法の雷を纏い、土煙りと向かって来ていた沢山の属性魔法の槍を弾き飛ばした。
アスランの纏う雷は、アルたちの座る観客席までバチバチと雷が鳴る音が聞こえるほどだ。
アスランを見ているエミリーの顔が顰めているように見える。それほど今のアスランが纏う雷は厄介なのだろう。
(アスラン会長が纏う、あの雷の魔力、普通じゃないな。でも、魔闘気でも無いし、あれはアランが使っていた聖光に近いのか?)
「あれは、俺の聖光と似ている!」
アルが、そう思っていると隣に座るアランも自身の使う聖光と似ていると感じているようだ。
アルは、アスランが身に纏う雷を解析した。すると、あの雷はアランの聖光と違う聖雷と呼べる物だと分かった
(アスラン会長の聖雷に対抗するには魔闘気を使わないと駄目だろうけど、エミリー副会長はどう対応するんだろうな。)
そう思うと試合に集中しながら、アスランが身に纏う聖雷を見ていると、そのアスランに向かい、エミリーが第二陣の属性魔法の槍を大量に放つ。
「はぁあ!!!」
放たれた属性魔法の槍たちは、アスランが身に纏う聖雷を周囲に放出することで聖雷が属性魔法の槍たちを掻き消した。
そしてアスランは聖雷を剣に纏わせ、エミリーに向かって剣を扇のように振るう。聖雷はエミリーに向かい、壁のようになると迫っていく。
(あの聖雷の壁をエミリー副会長は、どう対処するんだ?)
迫る聖雷の壁を見つめていたエミリーは、杖を構える。そして杖の先に魔闘気をかなりの量を集めると魔法を発動した。
魔闘気も使用して発動した魔法は、氷魔法で作り出された氷の東洋の龍だ。氷の龍は、エミリーに迫っていた聖雷の壁を突き抜けて聖雷の壁に穴が開いた。
聖雷の壁を突き抜けた氷の龍は、そのままアスランに向かっていくと氷の龍の口が開きアスランを噛み砕こうとする。
そんな氷の龍にアスランは、上段に剣を構えると聖雷を剣に纏わせ集めて、剣を氷の龍に向かい振り下ろす。
振り下ろされた剣から放たれた聖雷の斬撃が氷の龍を切り裂く。氷の龍は縦に半分に切り裂かれるとアスランの両脇をすり抜けながら後方に向かい、アスランの背後の地面には半分に分かれた氷の龍が落ちる。
(アスラン会長だけじゃなく全体を見ていたから分かったな。二撃目の氷の龍をアスラン会長はどうするんだ?)
先ほどよりも魔闘気が多く使用された氷の龍が再度アスランに向かい飛んでいった。
氷の龍は先ほどの龍よりも小型だが込められた魔力や魔闘気を感じていると先ほどよりも破壊するのは難しそうだ。
そんな氷の龍はアスランの剣の振り上げにより切り裂かれる。先ほどよりも氷の龍は硬いようだ。
だが、それでもアスランは、氷の龍を切り裂くことが成功した。エミリーから感じ取れる魔闘気の量を考えて、これで試合が終わるのかと思いきや切り裂かれ地面に落ちている半分に分かれた二体の氷の龍から魔力と魔闘気が膨れ上がるのを感じ取った。
試合会場の全体が騒めきを挙げる中で切り裂かれた半分の氷の龍たちがアスランの後方で集まり出す。
そして氷の龍は四つの頭部を持つ氷のヒュドラに変わりアスランの背後から狙った。
流石に氷の龍たちの残骸が集まり合体する際の音でアスランも気が付いていたのか、氷のヒュドラの噛み付き攻撃を回避しながら一つの頭部を切り裂いた。
土煙りに覆われたアスランに向けてエミリーは、属性魔法の槍を試合開始と共に放った時よりも威力のある魔法を放ち攻撃する。
第一陣の属性魔法の槍が土煙りの中に消える、その少し前に土煙りの中から雷が落ちる音が辺りに轟いた。
アスランは、その身に魔法の雷を纏い、土煙りと向かって来ていた沢山の属性魔法の槍を弾き飛ばした。
アスランの纏う雷は、アルたちの座る観客席までバチバチと雷が鳴る音が聞こえるほどだ。
アスランを見ているエミリーの顔が顰めているように見える。それほど今のアスランが纏う雷は厄介なのだろう。
(アスラン会長が纏う、あの雷の魔力、普通じゃないな。でも、魔闘気でも無いし、あれはアランが使っていた聖光に近いのか?)
「あれは、俺の聖光と似ている!」
アルが、そう思っていると隣に座るアランも自身の使う聖光と似ていると感じているようだ。
アルは、アスランが身に纏う雷を解析した。すると、あの雷はアランの聖光と違う聖雷と呼べる物だと分かった
(アスラン会長の聖雷に対抗するには魔闘気を使わないと駄目だろうけど、エミリー副会長はどう対応するんだろうな。)
そう思うと試合に集中しながら、アスランが身に纏う聖雷を見ていると、そのアスランに向かい、エミリーが第二陣の属性魔法の槍を大量に放つ。
「はぁあ!!!」
放たれた属性魔法の槍たちは、アスランが身に纏う聖雷を周囲に放出することで聖雷が属性魔法の槍たちを掻き消した。
そしてアスランは聖雷を剣に纏わせ、エミリーに向かって剣を扇のように振るう。聖雷はエミリーに向かい、壁のようになると迫っていく。
(あの聖雷の壁をエミリー副会長は、どう対処するんだ?)
迫る聖雷の壁を見つめていたエミリーは、杖を構える。そして杖の先に魔闘気をかなりの量を集めると魔法を発動した。
魔闘気も使用して発動した魔法は、氷魔法で作り出された氷の東洋の龍だ。氷の龍は、エミリーに迫っていた聖雷の壁を突き抜けて聖雷の壁に穴が開いた。
聖雷の壁を突き抜けた氷の龍は、そのままアスランに向かっていくと氷の龍の口が開きアスランを噛み砕こうとする。
そんな氷の龍にアスランは、上段に剣を構えると聖雷を剣に纏わせ集めて、剣を氷の龍に向かい振り下ろす。
振り下ろされた剣から放たれた聖雷の斬撃が氷の龍を切り裂く。氷の龍は縦に半分に切り裂かれるとアスランの両脇をすり抜けながら後方に向かい、アスランの背後の地面には半分に分かれた氷の龍が落ちる。
(アスラン会長だけじゃなく全体を見ていたから分かったな。二撃目の氷の龍をアスラン会長はどうするんだ?)
先ほどよりも魔闘気が多く使用された氷の龍が再度アスランに向かい飛んでいった。
氷の龍は先ほどの龍よりも小型だが込められた魔力や魔闘気を感じていると先ほどよりも破壊するのは難しそうだ。
そんな氷の龍はアスランの剣の振り上げにより切り裂かれる。先ほどよりも氷の龍は硬いようだ。
だが、それでもアスランは、氷の龍を切り裂くことが成功した。エミリーから感じ取れる魔闘気の量を考えて、これで試合が終わるのかと思いきや切り裂かれ地面に落ちている半分に分かれた二体の氷の龍から魔力と魔闘気が膨れ上がるのを感じ取った。
試合会場の全体が騒めきを挙げる中で切り裂かれた半分の氷の龍たちがアスランの後方で集まり出す。
そして氷の龍は四つの頭部を持つ氷のヒュドラに変わりアスランの背後から狙った。
流石に氷の龍たちの残骸が集まり合体する際の音でアスランも気が付いていたのか、氷のヒュドラの噛み付き攻撃を回避しながら一つの頭部を切り裂いた。
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