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第136話
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レッサーキッズドラゴンの口元の近くまで進んだ水の砲弾は火炎の息吹に当たると弾け飛ぶ。弾け飛んだ水砲弾により火炎の息吹は消火され、更にレッサーキッズドラゴンの口の中にまで影響を与えた。
レッサーキッズドラゴンは、その影響で吹いていた火炎の息吹が止まった。そこにアルとユキの攻撃が届く。
アルとユキの放った攻撃の氷の槍と角の形をした闘気弾は回転しながらレッサーキッズドラゴンの頭部に命中する。
先に命中したのは闘気弾だ。闘気弾はレッサーキッズドラゴンの眉間に当たる。その次に氷の槍がレッサーキッズドラゴンの頭部にぶつかった。
眉間に当たった闘気弾は、レッサーキッズドラゴンの纏った闘気を削りダメージを与える。
「グギャァァガァァァグァァ!!!!!」
流石に頭部の骨は硬いのか、頭蓋骨を貫通することは出来なかったが頭蓋骨を削っていくダメージを与えたようでレッサーキッズドラゴンは痛みに叫んでいる。
叫び痛みを訴えているレッサーキッズドラゴンの頭部に回転する大きめな氷の槍がぶつかった。
レッサーキッズドラゴンの頭部よりも少しだけ小さな氷の槍がぶつかると氷の槍と頭部がぶつかり合う音がボス部屋に響いた。
氷の槍とレッサーキッズドラゴンの頭部の衝突が起こる。やはり、レッサーキッズドラゴンの頭部の骨は硬く、氷の槍の先端から砕けてしまう。
だが、それでもユキの闘気弾によるダメージがあったからか、そこから頭蓋骨が破壊されていき、棒のようになった氷の槍がレッサーキッズドラゴンの脳を破壊していった。
レッサーキッズドラゴンは、眉間のあたりに氷の棒が突き刺さってダンジョンの床に倒れ伏した。
「ふぅぅ……倒したな。みんな、もう纏わなくていいぞ」
確実に死んだことを魔法で確認し終わるとアルは一息つき、身体に纏っていた魔力を切る。
『倒したです!』
『そうですね。ユキ先輩。』
『……ドロップ……してる。』
「あっ、本当だ。何かドロップしているな。それに宝箱は銀色だな。何が入ってるかな?」
レッサーキッズドラゴンが倒れた場所に移動しているとレッサーキッズドラゴンが灰のように変わっていく。
そして、そこにはレッサーキッズドラゴンの翼が灰の山から飛び出していた。更にその後ろには銀色の宝箱が現れている。
『魔石あったです!』
「ありがとう、ユキ」
灰の山から飛び出ている翼を収納魔法で収納すると灰の山を探していく。
そして最初に魔石を見つけたのはユキだった。ユキは、魔石をアルに差し出すと魔石も収納する。
ダンジョン最下層のボスだからと他にも何かドロップしていないか探してみたが何も見つけることは出来なかった。
「他に無いみたいだな。次は宝箱を開けるぞ」
宝箱に罠が仕掛けられていないかの確認をする。罠が無いことの確認が終わったアルは宝箱を開けて中を確かめる。そして、宝箱の中には腕輪が一つ入っていた。
『アル、何が入っていたですか?』
「腕輪だったぞ。調べるから少し待ってて」
宝箱に何が入っていたのかを聞いて来たユキにそう言うと魔法を使い、腕輪の鑑定を始めた。
「これは蓄魔の腕輪ていう装備アイテムだな。」
『あるじ様、それはどのような効果があるのですか?』
「魔力を蓄えられる腕輪だぞ。魔力を腕輪に込めれば蓄えられるようだな。」
蓄魔の腕輪という装備は魔力を蓄えることが出来る腕輪のようだ。かなり大量に魔力を蓄えることは出来ない。
だが、それでも先ほどのレッサーキッズドラゴンとの戦闘に使ったくらいの魔力なら蓄えられるだろうことは分かった。
「蓄魔の腕輪は俺が使っていいか?」
『いいです!』
『構いませんよ。あるじ様。』
『……いいよ……ぼくじゃ……着けられないから。』
「これは俺が使うよ。」
蓄魔の腕輪は魔力を込めないと使えないようなのでとりあえず収納魔法で仕舞っておいた。
レッサーキッズドラゴンは、その影響で吹いていた火炎の息吹が止まった。そこにアルとユキの攻撃が届く。
アルとユキの放った攻撃の氷の槍と角の形をした闘気弾は回転しながらレッサーキッズドラゴンの頭部に命中する。
先に命中したのは闘気弾だ。闘気弾はレッサーキッズドラゴンの眉間に当たる。その次に氷の槍がレッサーキッズドラゴンの頭部にぶつかった。
眉間に当たった闘気弾は、レッサーキッズドラゴンの纏った闘気を削りダメージを与える。
「グギャァァガァァァグァァ!!!!!」
流石に頭部の骨は硬いのか、頭蓋骨を貫通することは出来なかったが頭蓋骨を削っていくダメージを与えたようでレッサーキッズドラゴンは痛みに叫んでいる。
叫び痛みを訴えているレッサーキッズドラゴンの頭部に回転する大きめな氷の槍がぶつかった。
レッサーキッズドラゴンの頭部よりも少しだけ小さな氷の槍がぶつかると氷の槍と頭部がぶつかり合う音がボス部屋に響いた。
氷の槍とレッサーキッズドラゴンの頭部の衝突が起こる。やはり、レッサーキッズドラゴンの頭部の骨は硬く、氷の槍の先端から砕けてしまう。
だが、それでもユキの闘気弾によるダメージがあったからか、そこから頭蓋骨が破壊されていき、棒のようになった氷の槍がレッサーキッズドラゴンの脳を破壊していった。
レッサーキッズドラゴンは、眉間のあたりに氷の棒が突き刺さってダンジョンの床に倒れ伏した。
「ふぅぅ……倒したな。みんな、もう纏わなくていいぞ」
確実に死んだことを魔法で確認し終わるとアルは一息つき、身体に纏っていた魔力を切る。
『倒したです!』
『そうですね。ユキ先輩。』
『……ドロップ……してる。』
「あっ、本当だ。何かドロップしているな。それに宝箱は銀色だな。何が入ってるかな?」
レッサーキッズドラゴンが倒れた場所に移動しているとレッサーキッズドラゴンが灰のように変わっていく。
そして、そこにはレッサーキッズドラゴンの翼が灰の山から飛び出していた。更にその後ろには銀色の宝箱が現れている。
『魔石あったです!』
「ありがとう、ユキ」
灰の山から飛び出ている翼を収納魔法で収納すると灰の山を探していく。
そして最初に魔石を見つけたのはユキだった。ユキは、魔石をアルに差し出すと魔石も収納する。
ダンジョン最下層のボスだからと他にも何かドロップしていないか探してみたが何も見つけることは出来なかった。
「他に無いみたいだな。次は宝箱を開けるぞ」
宝箱に罠が仕掛けられていないかの確認をする。罠が無いことの確認が終わったアルは宝箱を開けて中を確かめる。そして、宝箱の中には腕輪が一つ入っていた。
『アル、何が入っていたですか?』
「腕輪だったぞ。調べるから少し待ってて」
宝箱に何が入っていたのかを聞いて来たユキにそう言うと魔法を使い、腕輪の鑑定を始めた。
「これは蓄魔の腕輪ていう装備アイテムだな。」
『あるじ様、それはどのような効果があるのですか?』
「魔力を蓄えられる腕輪だぞ。魔力を腕輪に込めれば蓄えられるようだな。」
蓄魔の腕輪という装備は魔力を蓄えることが出来る腕輪のようだ。かなり大量に魔力を蓄えることは出来ない。
だが、それでも先ほどのレッサーキッズドラゴンとの戦闘に使ったくらいの魔力なら蓄えられるだろうことは分かった。
「蓄魔の腕輪は俺が使っていいか?」
『いいです!』
『構いませんよ。あるじ様。』
『……いいよ……ぼくじゃ……着けられないから。』
「これは俺が使うよ。」
蓄魔の腕輪は魔力を込めないと使えないようなのでとりあえず収納魔法で仕舞っておいた。
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