召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第164話

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 空の星空と湖面に映る星空の二つを眺めた翌日、今度は朝明けをユキ、シェーレ、サフィと共に眺めながら、身体をほぐす運動を軽く行なっていく。

 運動を終わらせると、太陽の光を反射させてキラキラしている湖面を眺めていると、後ろから声を掛けられた。

 「おはよう。アル。朝早いな。」

 後ろを振り向くと、そこには生徒会長のアスランが居た。

 「アスラン会長、おはようございます。アスラン会長も朝早いですね。」

 「朝日を見ようと思ってね。俺が一年生の頃から、この魔道船に乗ったら、朝日を見ていたんだ。」

 それからアスランと話をしていると、他にも副会長のエミリーや会計のフィリスたちや他のクリスタル王国トーナメント大会に出場する選手も数人、魔道船の甲板に来始めた。

 船室に戻ることを伝えてから、自身の船室に戻ると、朝食が食堂で始まる時間まで、昨日と同じく、みんなで闘気や魔力に関連する技術を鍛え始める。

 そして朝食の時間になる前に、ユキたちに朝食の用意を準備すると、アルは食堂に向かうと、その途中でアランとジェイドに会った。

 「アラン、ジェイド、おはよう。」

 「アル、おはよう!」

 「ああ……お、はよう。」

 アランの方はしっかりと起きているがジェイドはまだ眠いのか、意識がハッキリしていないようだ。

 食堂に着くと、ほぼ全員が集まった居て、朝食のお盆を受け取りに向かい、お盆を受け取ると席に向かい座る。

 お盆に乗せられた朝食は、サンドイッチとスープが今日の朝食だ。

 因みにサンドイッチの挟んである具材は、ハムチーズ、ハムレタス、魚フライの三つと、野菜たっぷりのスープが朝食のメニューだ。

 「朝食を食べている所で聞いて欲しい。今日の午後三時に魔道船はイルカの町に着く予定だ。生徒会メンバー以外はイルカの町の宿に着いたら、夕食までは自由時間だ。今日の予定はそんな感じだ。もう、朝食を食べて構わないぞ。」

 生徒会長のアスランが全員が朝食を食べ始めた頃に、今日の予定を全員に説明されると朝食を食べるのを再開する。

 スープを途中で食べながら、ハムチーズ、ハムレタスの二つを食べ終えると、最後に魚フライのサンドイッチに手を伸ばした。

 サクッとした食感の魚フライとスライスした玉ねぎを挟んだサンドイッチを食べていく。

 (魚フライに掛かっている甘塩っぱいこのソースがサンドイッチに合うな。砂糖じゃ無くて、果物系の甘さなのか?もう一口食べよう。)

 口直しに水を飲みながら、最後まで朝食を食べ終えると、船室に戻った。

 そして、魔道船がイルカの町の港に着くまでの間、アルたちは少しでも強くなる為に鍛練を続けていった。

 「もうそろそろ魔道船がイルカに着くみたいだから送還するぞ。」

 『分かったです!』

 『分かりました。』

 『……いいよ。』

 魔道船がイルカの港に着くと、ユキたちを送還して船室を出ると、アランとジェイド、他にも近くの船室の上級生たちと合流していく。

 甲板に移動して点呼を行なった後に魔道船の船長のレンジ・カークンに挨拶を行なってから魔道船から魔道馬車を港に下ろしていく。

 魔道馬車を港に下ろすと、魔道馬車に生徒や引率の教師たちは乗り込み宿に向かって進む。

 イルカの町で泊まる宿に着くと、チェックインを済まして、生徒会役員メンバーは買い出しに向かうことになった。

 買い出しで購入する物はクリスタル王国の王都までに食べる昼食の分を購入していく。

 「購入する物は、これだけで良いんですよね?」

 「そうだな。あとは宿で合流して魔道馬車に食料を積み込めれば、自由時間だぞ。」

 購入した食料の入った木箱を抱えて、生徒会役員メンバーの男子たちは宿に戻った。

 そこで女子メンバーと合流すると、それぞれの魔道馬車にある木箱に詰め替えていき、再度魔道馬車に食料が入った木箱を詰め込んでいく。

 そして、今日やるべき仕事を終えた生徒会役員メンバーは解散して自由時間を取ることになった。
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