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第180話
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三年生先鋒戦は第一育成校が勝利した。これであと一勝でも第一育成校がすれば、第一試合の勝利学校は第一育成校になるだろう。
かなりの怪我を負ったサイモンは闘技場のスタッフに担架を使い運ばれて行くと、試合舞台の修復をするスタッフが現れた。
闘技場のスタッフにより、試合舞台が修復されると、次は副将戦が始まる。
実況や控え室でも、この副将戦の勝敗の結果次第だと言う話が出ているほどだ。
そして、試合舞台の修復が終わり、両校の三年生副将が試合舞台に上がってくると、実況が上がって来た両副将たちの紹介を始めた。
第一育成校の副将はキース・ギュンターと言う男子生徒で副会長を務めている。武器は長剣を持ち、防具に皮の鎧と盾を持っている。
第五育成校の副将はゲルダ・トルートと言う女子生徒でこちらも副会長を務めているようだ。武器はハルバードを持ち、防具に皮の鎧を身に付けている。
両者が構えながら審判員の試合開始の合図を待っている。そんな状態の中、いよいよ試合開始の合図が審判員によって行なわれた。
(三年生になると、魔闘気を使える生徒もここまで多いんだな。でも、クリスタル王国トーナメント大会選手だから何だろうけどな。)
第一育成校の副将のキース・ギュンターも第五育成校の副将のゲルダ・トルートも魔闘気を全身に纏い、武器にも纏わせていく。
更に両者選手は武器に魔法も纏わせ始めた。キース・ギュンターは水魔法をゲルダ・トルートは火魔法を纏わさる。
そして、両選手たちはお互いに向かい走り出して行くと、先制の攻撃はゲルダ・トルートから行なった。
長物のハルバードを振るい攻撃した。ハルバードの先端は纏った炎が残光を描きながらキース・ギュンターに迫る。
キース・ギュンターは魔闘気と水魔法を纏わせた盾をハルバードの攻撃に構えて防ぐ。
盾とハルバードの衝突音が控え室まで聞こえる中でキース・ギュンターは踏ん張ることでハルバードの一撃で吹き飛ばずに防ぐことが出来たようだ。
そして反撃に長剣を縦にゲルダ・トルートに振るう。ゲルダ・トルートはハルバード引きながら後方に回避しようとする。
長剣の攻撃範囲から逃れられたゲルダ・トルートだったが、なんと長剣に纏わせた魔闘気と水魔法の水が延長したことで攻撃を受けてしまう。
延長した魔闘気と水魔法に途中から気が付いたようだが、回避が遅れてダメージを受けたゲルダ・トルートは腕を半ばまで深く切られ、腕をハルバードを持たない手で押さえている。
(あの切り傷、結構深く見えるな。)
ハルバードを持つ腕を切られたゲルダ・トルートが腕を押さえた手を離すと、出血が止まっていた。
「なんで?」
それを見て、つい口に出してしまうと、その解説をアスランが教えてくれた。
どうやら魔闘気を使い、腕の切り傷を覆っているようで、そのお陰で出血をしていないだけでは無く、切れた神経の代わりも魔闘気で出来るようだ。
それのお陰でハルバードをすぐに手放すことが無かったのだろう。
それでもゲルダ・トルートに取っては、かなりのダメージになったようで、試合はキース・ギュンターの優勢になったと、アスランに教えられる。
ゲルダ・トルートは纏った魔闘気の外に放出した魔闘気が漏れて、ゲルダ・トルートの周囲は魔闘気が荒れ狂う。
それからかなりの量の魔闘気を使い強化したゲルダ・トルートの猛攻をキース・ギュンターが相手にして、試合は進んで行く。
技巧派なのだろうキース・ギュンターは激しく攻撃を続けるゲルダ・トルートの猛攻を躱し、防ぎ、受け流し、耐えていく。
そうしていると、ゲルダ・トルートの魔闘気の強化が徐々に落ちていき、キース・ギュンターに有利になっていく。
そして、落ちた身体強化では、魔闘気で未だに強化している者に勝つことは出来なく、長剣を袈裟斬りに振るい、ゲルダ・トルートを切り裂いたキース・ギュンターの勝利で副将戦は終わった。
かなりの怪我を負ったサイモンは闘技場のスタッフに担架を使い運ばれて行くと、試合舞台の修復をするスタッフが現れた。
闘技場のスタッフにより、試合舞台が修復されると、次は副将戦が始まる。
実況や控え室でも、この副将戦の勝敗の結果次第だと言う話が出ているほどだ。
そして、試合舞台の修復が終わり、両校の三年生副将が試合舞台に上がってくると、実況が上がって来た両副将たちの紹介を始めた。
第一育成校の副将はキース・ギュンターと言う男子生徒で副会長を務めている。武器は長剣を持ち、防具に皮の鎧と盾を持っている。
第五育成校の副将はゲルダ・トルートと言う女子生徒でこちらも副会長を務めているようだ。武器はハルバードを持ち、防具に皮の鎧を身に付けている。
両者が構えながら審判員の試合開始の合図を待っている。そんな状態の中、いよいよ試合開始の合図が審判員によって行なわれた。
(三年生になると、魔闘気を使える生徒もここまで多いんだな。でも、クリスタル王国トーナメント大会選手だから何だろうけどな。)
第一育成校の副将のキース・ギュンターも第五育成校の副将のゲルダ・トルートも魔闘気を全身に纏い、武器にも纏わせていく。
更に両者選手は武器に魔法も纏わせ始めた。キース・ギュンターは水魔法をゲルダ・トルートは火魔法を纏わさる。
そして、両選手たちはお互いに向かい走り出して行くと、先制の攻撃はゲルダ・トルートから行なった。
長物のハルバードを振るい攻撃した。ハルバードの先端は纏った炎が残光を描きながらキース・ギュンターに迫る。
キース・ギュンターは魔闘気と水魔法を纏わせた盾をハルバードの攻撃に構えて防ぐ。
盾とハルバードの衝突音が控え室まで聞こえる中でキース・ギュンターは踏ん張ることでハルバードの一撃で吹き飛ばずに防ぐことが出来たようだ。
そして反撃に長剣を縦にゲルダ・トルートに振るう。ゲルダ・トルートはハルバード引きながら後方に回避しようとする。
長剣の攻撃範囲から逃れられたゲルダ・トルートだったが、なんと長剣に纏わせた魔闘気と水魔法の水が延長したことで攻撃を受けてしまう。
延長した魔闘気と水魔法に途中から気が付いたようだが、回避が遅れてダメージを受けたゲルダ・トルートは腕を半ばまで深く切られ、腕をハルバードを持たない手で押さえている。
(あの切り傷、結構深く見えるな。)
ハルバードを持つ腕を切られたゲルダ・トルートが腕を押さえた手を離すと、出血が止まっていた。
「なんで?」
それを見て、つい口に出してしまうと、その解説をアスランが教えてくれた。
どうやら魔闘気を使い、腕の切り傷を覆っているようで、そのお陰で出血をしていないだけでは無く、切れた神経の代わりも魔闘気で出来るようだ。
それのお陰でハルバードをすぐに手放すことが無かったのだろう。
それでもゲルダ・トルートに取っては、かなりのダメージになったようで、試合はキース・ギュンターの優勢になったと、アスランに教えられる。
ゲルダ・トルートは纏った魔闘気の外に放出した魔闘気が漏れて、ゲルダ・トルートの周囲は魔闘気が荒れ狂う。
それからかなりの量の魔闘気を使い強化したゲルダ・トルートの猛攻をキース・ギュンターが相手にして、試合は進んで行く。
技巧派なのだろうキース・ギュンターは激しく攻撃を続けるゲルダ・トルートの猛攻を躱し、防ぎ、受け流し、耐えていく。
そうしていると、ゲルダ・トルートの魔闘気の強化が徐々に落ちていき、キース・ギュンターに有利になっていく。
そして、落ちた身体強化では、魔闘気で未だに強化している者に勝つことは出来なく、長剣を袈裟斬りに振るい、ゲルダ・トルートを切り裂いたキース・ギュンターの勝利で副将戦は終わった。
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