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第5話
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「どうだ?武術の動きを覚えられそうか?」
動画を見ている01ドール型ゴーレムに聞くと、俺の方に身体を向けて01ドール型ゴーレムは頷いた。
どうやら動画の映像でも01ドール型ゴーレムの学習能力は働く様だ。
「動ける姿を見せてくれないか?動画は一旦止めて。出来るか?」
01ドール型ゴーレムは頷くと、タブレットを操作して動画を止める。そんな事も出来る様になったのかと思っていると、01ドール型ゴーレムはタブレットをテーブルに置いて立ち上がる。
身体が動かせるだけのスペースに移動した01ドール型ゴーレムは演武を行ない始める。
その姿はコアの操作能力やゴーレムボディの操作性の影響でぎこちない動きだが、演武と言えるくらいには動けていた。
「凄いな!ぎこちないけど出来てるぞ!」
01ドール型ゴーレムの頭を撫でて褒めると、01ドール型ゴーレムは照れた時にする動作を行なっていた。
それを見て教えていない事なのにそう言った動作をする01ドール型ゴーレムを見て、動画を見て学習したのかと思った。だが、別に悪い事ではない為、止まる必要はないだろう。
「それで聞きたい事があるんだけど武器は必要か?一応、作れるくらいのポイントはあるけど、どうする?」
01ドール型ゴーレムは悩んでいるジェスチャーをする。少し悩んでから01ドール型ゴーレムは頷いた。
「じゃあ、これから作るから、それまで動画を見ていてくれ。作れる武器は50センチの棒だから、それを見て貰うのが良いか。」
タブレットを操作して50センチサイズの棒やそれくらいの大きさの武器を使う動画を探し出すと、その動画を見れる様にしてから、隣でタブレット操作を眺めていた01ドール型ゴーレムにタブレットを渡した。
「俺の為に頑張って学習してくれ。」
頷く01ドール型ゴーレムの元から離れた俺は、早速武装建造を使って武器を作る前に、一つ思い付いた事を試してみた。
筋トレ用に購入した鉄のダンベルを手に持つと、俺は素材生成の素材登録を確かめてみた。
「出来ないのか……それならどんな素材なら素材登録をする事が出来るんだ?」
鉄のダンベルを置いて悩んでしまうが、考えるのは一瞬で、俺は武装建造に必要な木材の数をポイント消費で作り出す。
「ギリギリだな。出来れば防具も作れれば良かったんだけど、それは無理そうだ。」
そして武装建造で棒型の武装を木材で建造を行なうと、両方の先端が丸みを帯びている50センチの棒が建造できた。
早速俺は建造できた木材製の棒(小)を取り出して01ドール型ゴーレムの元へと向かった。
「出来たぞ。これが01ゴーレムの武器だ。」
01ドール型ゴーレムに出来た事を伝えると、タブレットを操作した01ドール型ゴーレムが立ち上がると、俺の方に振り向いてこちらに来る。
棒型(小)の武装を01ドール型ゴーレムに手渡すと、演武を行なった場所に移動した01ドール型ゴーレムは、先ほどと同じ様に動画で見た動きを行なった。
「これなら俺が戦うよりも戦えそうだ。これから外の探索は任せるぞ。」
01ドール型ゴーレムは頷くと、まだ動画を見たいとジェスチャーで伝えてくる。
「そうか。なら、あと3時間動画を見て学習してくれ。俺はその間に次元空間に運ぶ物を選んで運んで置くから。」
動画を見始めた01ドール型ゴーレムから離れると、今度は漫画やゲームなどの私物を次元空間の空間1の中へと運んでいく。
まだ運んでいなかった布団や着替えなども運び終わり、空間1の中は荷物が多くなり始めた。
「寝る場所は充分にあるから、まあ良いか。まだ早いけど電気が使える内にご飯を食べて、シャワーも浴びて置こう。」
そうして01ドール型ゴーレムが動画を見ている間に、俺はシャワーを浴びて、早めの昼食を食べ、イヤホンを付けたテレビとスマホから情報収集を行なっていく。
その行なった情報収集の中にその場所からすぐに避難する様に指定されている地域の一覧があった。
その一覧には見事にこの辺りの市町村の名前も書かれていた。だから、先ほどから車が走る音や人の悲鳴が聞こえる回数が多くなっているのかも知れない。
俺としては次元空間に引き篭もる方が安全で危険性は少ないだろう。それに必要な物資は01ドール型ゴーレムが集めてくれる。
賢い人から見れば穴だらけなのだろうが、それでも俺に取ってはこれが一番良いベストな答えだ。
そうして3時間経ち、01ドール型ゴーレムが外の探索を行ないに向かう時間になった。
「向かう方向や集まる物は俺が指示を出す。その他の戦闘はお前が考えた行動を取ってくれ。安全が確認されないと、次元空間を発動しないから戦闘中に逃げる事は出来ないからな。」
01ドール型ゴーレムは俺の説明を聞いて頷いた。それを確認すると、俺は次元空間の出入り口を作り出し空間1の次元空間の中へと入って出入り口を閉じる。
01ドール型ゴーレムを中心に俯瞰視点で見られる様にすると、俺は01ドール型ゴーレムに外に出る様に指示を出した。
指示通りに01ドール型ゴーレムは動いて玄関の扉の前まで移動すると、01ドール型ゴーレムは玄関の扉を開けて外に出た。
外を確認するが周りには魔物はいない。だが、血痕が飛び散っている場所が俯瞰視点で視界に入るが、直接見ている訳じゃないからか、映画のそう言う場面を見ているかの様に落ち着いて見れる。
「辺りを警戒しながら進むぞ。道路に向かって真っ直ぐに進んでくれ。」
指示を受けた01ドール型ゴーレムは指示通りに動き出す。
今回の目的は辺りの探索とコンビニやスーパーで物資の確保が目的だ。緊急用の備蓄はあるが、それでも多くの飲食物の確保は急務だ。
一番近くにあるコンビニを目指して指示を出し続けていると、道中に人間の死体が転がっていた。
「食い散らかされているな。大型犬の魔物に襲われたのか?」
俯瞰視点に入った死体を見ても、やはり作り物の様に見えるが、これは実際にある死体だ。それを直に見る事がなかった事に安堵する。
俺も外に出ていれば、この死体と同じ様に殺されていた可能性が高いと思いながら、01ドール型ゴーレムに指示を出して同行を見守っていると、コンビニの近くまで来た時に大型犬の魔物と遭遇した。
動画を見ている01ドール型ゴーレムに聞くと、俺の方に身体を向けて01ドール型ゴーレムは頷いた。
どうやら動画の映像でも01ドール型ゴーレムの学習能力は働く様だ。
「動ける姿を見せてくれないか?動画は一旦止めて。出来るか?」
01ドール型ゴーレムは頷くと、タブレットを操作して動画を止める。そんな事も出来る様になったのかと思っていると、01ドール型ゴーレムはタブレットをテーブルに置いて立ち上がる。
身体が動かせるだけのスペースに移動した01ドール型ゴーレムは演武を行ない始める。
その姿はコアの操作能力やゴーレムボディの操作性の影響でぎこちない動きだが、演武と言えるくらいには動けていた。
「凄いな!ぎこちないけど出来てるぞ!」
01ドール型ゴーレムの頭を撫でて褒めると、01ドール型ゴーレムは照れた時にする動作を行なっていた。
それを見て教えていない事なのにそう言った動作をする01ドール型ゴーレムを見て、動画を見て学習したのかと思った。だが、別に悪い事ではない為、止まる必要はないだろう。
「それで聞きたい事があるんだけど武器は必要か?一応、作れるくらいのポイントはあるけど、どうする?」
01ドール型ゴーレムは悩んでいるジェスチャーをする。少し悩んでから01ドール型ゴーレムは頷いた。
「じゃあ、これから作るから、それまで動画を見ていてくれ。作れる武器は50センチの棒だから、それを見て貰うのが良いか。」
タブレットを操作して50センチサイズの棒やそれくらいの大きさの武器を使う動画を探し出すと、その動画を見れる様にしてから、隣でタブレット操作を眺めていた01ドール型ゴーレムにタブレットを渡した。
「俺の為に頑張って学習してくれ。」
頷く01ドール型ゴーレムの元から離れた俺は、早速武装建造を使って武器を作る前に、一つ思い付いた事を試してみた。
筋トレ用に購入した鉄のダンベルを手に持つと、俺は素材生成の素材登録を確かめてみた。
「出来ないのか……それならどんな素材なら素材登録をする事が出来るんだ?」
鉄のダンベルを置いて悩んでしまうが、考えるのは一瞬で、俺は武装建造に必要な木材の数をポイント消費で作り出す。
「ギリギリだな。出来れば防具も作れれば良かったんだけど、それは無理そうだ。」
そして武装建造で棒型の武装を木材で建造を行なうと、両方の先端が丸みを帯びている50センチの棒が建造できた。
早速俺は建造できた木材製の棒(小)を取り出して01ドール型ゴーレムの元へと向かった。
「出来たぞ。これが01ゴーレムの武器だ。」
01ドール型ゴーレムに出来た事を伝えると、タブレットを操作した01ドール型ゴーレムが立ち上がると、俺の方に振り向いてこちらに来る。
棒型(小)の武装を01ドール型ゴーレムに手渡すと、演武を行なった場所に移動した01ドール型ゴーレムは、先ほどと同じ様に動画で見た動きを行なった。
「これなら俺が戦うよりも戦えそうだ。これから外の探索は任せるぞ。」
01ドール型ゴーレムは頷くと、まだ動画を見たいとジェスチャーで伝えてくる。
「そうか。なら、あと3時間動画を見て学習してくれ。俺はその間に次元空間に運ぶ物を選んで運んで置くから。」
動画を見始めた01ドール型ゴーレムから離れると、今度は漫画やゲームなどの私物を次元空間の空間1の中へと運んでいく。
まだ運んでいなかった布団や着替えなども運び終わり、空間1の中は荷物が多くなり始めた。
「寝る場所は充分にあるから、まあ良いか。まだ早いけど電気が使える内にご飯を食べて、シャワーも浴びて置こう。」
そうして01ドール型ゴーレムが動画を見ている間に、俺はシャワーを浴びて、早めの昼食を食べ、イヤホンを付けたテレビとスマホから情報収集を行なっていく。
その行なった情報収集の中にその場所からすぐに避難する様に指定されている地域の一覧があった。
その一覧には見事にこの辺りの市町村の名前も書かれていた。だから、先ほどから車が走る音や人の悲鳴が聞こえる回数が多くなっているのかも知れない。
俺としては次元空間に引き篭もる方が安全で危険性は少ないだろう。それに必要な物資は01ドール型ゴーレムが集めてくれる。
賢い人から見れば穴だらけなのだろうが、それでも俺に取ってはこれが一番良いベストな答えだ。
そうして3時間経ち、01ドール型ゴーレムが外の探索を行ないに向かう時間になった。
「向かう方向や集まる物は俺が指示を出す。その他の戦闘はお前が考えた行動を取ってくれ。安全が確認されないと、次元空間を発動しないから戦闘中に逃げる事は出来ないからな。」
01ドール型ゴーレムは俺の説明を聞いて頷いた。それを確認すると、俺は次元空間の出入り口を作り出し空間1の次元空間の中へと入って出入り口を閉じる。
01ドール型ゴーレムを中心に俯瞰視点で見られる様にすると、俺は01ドール型ゴーレムに外に出る様に指示を出した。
指示通りに01ドール型ゴーレムは動いて玄関の扉の前まで移動すると、01ドール型ゴーレムは玄関の扉を開けて外に出た。
外を確認するが周りには魔物はいない。だが、血痕が飛び散っている場所が俯瞰視点で視界に入るが、直接見ている訳じゃないからか、映画のそう言う場面を見ているかの様に落ち着いて見れる。
「辺りを警戒しながら進むぞ。道路に向かって真っ直ぐに進んでくれ。」
指示を受けた01ドール型ゴーレムは指示通りに動き出す。
今回の目的は辺りの探索とコンビニやスーパーで物資の確保が目的だ。緊急用の備蓄はあるが、それでも多くの飲食物の確保は急務だ。
一番近くにあるコンビニを目指して指示を出し続けていると、道中に人間の死体が転がっていた。
「食い散らかされているな。大型犬の魔物に襲われたのか?」
俯瞰視点に入った死体を見ても、やはり作り物の様に見えるが、これは実際にある死体だ。それを直に見る事がなかった事に安堵する。
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