ひきこもりのゴーレムマスター

ゴロヒロ

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第14話

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 夕方の6時までの間、01ゴーレムと02ゴーレムは03ゴーレムと04ゴーレムの教育を行ないながら、ホームセンターで集めた物資を次元空間へと仕舞っていく。

 今回集めた物資は缶詰などの長期保存が可能な食品や今後必要になった時に使える生活物資、そして次元空間内で農業を行なう為の道具や種や苗に苗木などを集めていた。

 そうしてホームセンターで物資集めを終えたゴーレムたちに、俺は次の指示を出す。

 それは蜂の魔物が現れる黒い光の柱への侵入だ。それが終われば、01ゴーレムと02ゴーレムには犬の魔物が現れる黒い光の柱の中の探索をして貰う予定だ。

 指示を受けてゴーレムたちは蜂の魔物が現れる黒い光の柱を目指して、夕方の6時だが明るい中を移動して行くと、ホームセンターを出てすぐに蜂の魔物の群れと遭遇した。

 初戦闘の03ゴーレムと04ゴーレムの戦闘を見守る。この二機は学習効率のレベルが2レベルと01ゴーレムと02ゴーレム比べて低い。

 だから、すぐに蜂の魔物の動きや攻撃に対処する事が出来るのか不安だった。だが、そこは01ゴーレムと02ゴーレムがフォローする事で最初の実戦を無傷で乗り切り、更にどちらも1匹ずつ蜂の魔物を倒していた。

 それからも黒い光の柱に近付く度に蜂の魔物との遭遇頻度は上がり、03ゴーレムと04ゴーレムは苦戦していた。

 黒い光の柱に近付いていると遭遇する蜂の魔物の群れは、最低でも3匹は現れ、最高で25匹も一緒に行動している時もある。

 その為、03ゴーレムと04ゴーレムのゴーレムボディには傷が付いていた。どの傷も戦闘や移動に影響を及ぼす様な傷では無いから放置しているが、黒い光の柱の中にたどり着いたら、03ゴーレムと04ゴーレムはゴーレムボディの修復の為に休ませる必要があった。

 まあこれは、新しいゴーレムボディを製造すれば済むので悩みどころだが、今後の目標として10機のゴーレムを運用しようと考えると、やっぱりゴーレムボディを建造しても良い気がする。

 とりあえず最低でも10機はゴーレムボディを作るのだから、今から二機多く作っていても構わないだろう。

 それなら01ゴーレムと02ゴーレムが犬の魔物と戦っている間、03ゴーレムと04ゴーレムは動画やインターネットの情報を集めさて、犬や猫の飼い方から農業まで色々な事を学習して貰おう。

 そう考えながら夕食にコンビニで手に入れた日持ちしない惣菜パンを食べていると、01ゴーレムと02ゴーレムに付けていた次元空間の出入り口から見える俯瞰視点で黒い光の柱の近くまでゴーレムたちは来ていた。

 黒い光の柱の周りには数え切れないほどの蜂の魔物が群れをなしている。

 これは全てを倒し切れないと判断した俺は、ゴーレムたちに黒い光の柱への突入を優先する様に指示を出した。

 黒い光の柱に入れば、外の蜂の魔物から逃げられるだろうと思ったからだ。

 強行突入を行なう様に指示を出されたゴーレムたちは、俺の指示通りに蜂の魔物を倒す事を優先せずに真っ直ぐに黒い光の柱へと向かって行く。

 「やっぱり攻撃を受けるか。まあ、これは仕方がない。」

 03ゴーレムと04ゴーレムだけじゃなく、01ゴーレムと02ゴーレムも蜂の魔物に集られて攻撃を受けていた。

 そうしてゴーレムたちは、群がる蜂の魔物を追い払いながら黒い光の柱の中に入ると、予想が当たった通りに蜂の魔物まで黒い光の柱へと入って来る事はなかった。

 蜂の魔物が現れていた黒い光の柱の中は森の中だった。そんな森から蜂の魔物が数匹現れるが、何十匹も居るわけじゃない為、すぐにゴーレムたちに倒される。

 それからすぐに次元空間の出入り口の登録はせずに少し離れた場所までゴーレムたちを移動させると、俺はそこでようやく次元空間の出入り口の登録を行なった。

 登録を終えると、周りに蜂の魔物が居ない事を俯瞰視点で確認してからすぐに次元空間の出入り口を作り出した。

 そして、作り出したばかりの出入り口を全てのゴーレムが通ると、すぐに出入り口を閉じる。

 「みんなお疲れ様。頑張ったぞ。」

 01ゴーレムと02ゴーレムは数ヶ所だけだが蜂の魔物に刺され、03ゴーレムと04ゴーレムは数えるのが大変なくらい毒針に刺されていた。

 これが人間だったら01ゴーレムと02ゴーレムの方でも死んでいただろう。あの蜂の魔物の針は毒針なのだから。

 そして、帰ってきたばかりのゴーレムたちを労った俺は、すぐに4機のゴーレムボディを集まったポイントで新品に交換し、傷付いたゴーレムボディは魔物石で交換した木材を使って修復に出す。

 「01と02には犬の魔物が現れる黒い光の柱の中で犬の魔物を倒してポイントを集めて来る様に。あっ!その前にゴーレム全員でホームセンターで拾ってきたベットたちの餌と水やり、トイレも使っていたら掃除もするんだぞ。」

 01ゴーレムと02ゴーレムは頷いたが、03ゴーレムと04ゴーレムは何の事なのか分かっていない様だった。

 そう言うところは情報交換は出来ていないのだろうかと思ったが、俺はペットたちとの空間を繋げてゴーレムたちを送り出す。

 それからペット関連の仕事をゴーレムたちが終えたのを確認すると、01ゴーレムと02ゴーレムには犬の魔物の棲家と言える場所で犬の魔物をたおしてポイント集めをして貰い、03ゴーレムと04ゴーレムには色々な事を学習して貰う。

 俺は次元空間の出入り口を確認してから01ゴーレムと02ゴーレムを送り出し、03ゴーレムと04ゴーレムに動画やインターネットを使い方を教えてタブレットとノートパソコンを持たせる自宅の部屋の出入り口を開くのだった。

 「疲れ知らずのゴーレムだから夜中ずっと戦っていても大丈夫だと思うけど……まあ、寝る前にどうするかを聞いてから決めるか。」

 今も犬の魔物の群れの頭を棒型武装で叩き割っている01ゴーレムと02ゴーレムの二機を一度見てから、俺はお風呂へと向かった。

 そして、お風呂から上がった俺は、それからゆっくりと過ごして行き、寝る前に1日の最後のポイントを確認してから、01ゴーレムと02ゴーレムに今日の夜はどうするのかの確認を取る。

 すると、流石に一晩中戦闘を行なって、次の日も探索や戦闘を行なうのは止めて欲しいとジェスチャーされ、01ゴーレムと02ゴーレムを帰還された。

 それから大量の本と一緒に01ゴーレムと02ゴーレムを03ゴーレムと04ゴーレムの居る自宅の部屋へと送り、俺は眠りに付くのだった。
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