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第19話 辛さ再来
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「ありがとうございます。 でも、すみません……私も気をつけます!」
雫が再度謝ると、もう大丈夫ですと言って出雲は立ち上がる。そして、訓練を再開する。その出雲の訓練は夜まで続き、美桜は訓練が終わるまで付き合い続けた。
「もう夜になりました。 晩ご飯ももうじき出来上がりますし、本日の訓練はここまでにしましょう」
雫の言葉を聞いて、出雲はその場に座り込んだ。出雲は全身に大量の汗をかいており、息が荒くなっていた。
「はぁはぁはぁ……今日は一段とキツかった……」
出雲は服で汗を拭っていると、誰かが頭部にタオルをかけた。
「あ、美桜……タオルありがとう!」
出雲はそのタオルで顔や身体の汗を拭いていく。美桜は汗を拭き終わった出雲に、お疲れさまと言って手を出した。
「あ、ありがとう」
そう言い、美桜の出した手を取って立ち上がる。出雲はふらつくも、美桜が支えてくれたので転ばずに済んだ。その後は一度自室に戻って出雲は部屋着に着替えた。晩御飯の前にお風呂に入ってきなさいと美桜に言われたので、出雲は言われた通りに先に風呂に入ることにした。
地下に行き風呂に入ると、打撲痕や擦り傷もあったはずだが先ほど美桜に治してもらった時に全部治ったのかと思い、改めて魔法の万能さを感じていた。万能さを感じながら風呂を浴び続けゆったりしていると、雫が風呂の扉を開けて早く出なさいと叫んだ。出雲はすみませんと慌てながら言い、すぐに身体を洗って風呂を出た。風呂を出て食堂に向かうと、そこには机の上に食事が並べられており、美桜と雫が待ちくたびれたと出雲を見ながらむくれていた。
「ごめーん! 風呂が気持ちよくて!」
出雲はすぐに謝る。すると、雫が出雲にお茶を渡す。
「お茶ですか? ありがとうございます!」
出雲は突然渡されたお茶を手に取って一口飲んだ。お茶を飲んだ出雲はその味がおかしいことに気がつく。
「な、なんかお茶じゃない! なにこりゃ!?」
言葉を言えないほどに突然もの凄い辛さが喉から込み上げてきた。
「か、辛すぎる! 辛い辛い辛い辛い辛い!」
出雲はその場で喉を掻いたり水が欲しいと美桜に言ったりしていた。しかし、美桜は遅かったからあげないと言ったり、雫もあげませんと言っていた。
「許してくださーい! 俺が悪かったです!」
その場で土下座をすると、美桜が土下座をしている出雲の目の前の床に透明なコップに入れてある水が置かれた。その水を見るや否や、勢いよく飲み始めた。
「ぶはぁ! 辛さがだいぶ和らいだよ……ありがとう!」
出雲は立ち上がって美桜にありがとうと言うと、それで許してあげるから夕食食べようと美桜が言う。出雲はうんと元気に返し、使用人を含めた全員で夕食を食べ始める。
出雲は美味しいと言いながら毎度の如く笑顔で食べている。美桜はそんな出雲の顔を見て笑顔になっていた。美味しいと食べてくれることが嬉しいし、出雲が来てから自身の生活に色が出てきたような気がしていた。楽しく夕食を食べると、全員が食べ終えていた。美桜はごちそうさまと言って食器類を片付けようとすると、使用人の人が私が片付けますからと言った。
「あ、そうよね。 ありがとう」
美桜は食器を渡すと使用人の女性が笑顔で大丈夫ですと言っていた。出雲は洗面台まで食器を運んで使用人の人にバトンタッチした。
「じゃ、先に戻ります」
そう言い食堂を出て自室に戻っていく。出雲は今日もつかれたと呟いてベットに飛び乗ると、布団を被ってそのまま寝た。朝起きて訓練の日々も相変わらず続き、ついに試験二日前となった。
「土曜日……明後日の月曜日がついに試験の日か……緊張してきた」
出雲は朝目が覚めると試験が近いからか緊張で腹痛になっていた。そんな出雲がなかなか朝食を食べに食堂に来ないことを不思議に思ったのか、美桜が出雲の部屋に訪れようとしていた。
「出雲ー? いるんでしょ? 何かあったの?」
ドアを何度も叩きながら美桜が喋っていると、小さな声で腹が痛いと言った声が美桜の耳に入った。
「だ、大丈夫!? 入るわよ!」
美桜は扉を開けてベットに起き上がって腹部を抑えている出雲を見ると、すぐに駆け寄って何があったのと聞いた。すると、緊張でお腹がと出雲が言ったので美桜は出雲の頭部を叩いた。
「緊張しすぎ! 試験前からそんなに緊張していたら身が持たないわよ!」
そう言われた出雲だが、やっぱり緊張はするよと言った。美桜はそう言ってきた出雲の顔を見て一瞬顎に右指を置いて悩む動作をすると、そうだと言って何か思いついたようである。
「朝食を食べ終えたら出かける準備をしておいて!」
美桜はそれだけ言うと部屋を出て食堂に向かったようである。出雲は自身の腹部を擦りながら何とかベットから出て食堂に向かった。
「痛いけど我慢できるけど、やっぱり辛い……」
出雲は腹部を擦りながら食堂に入ると、そこには既に美桜と雫が朝食を食べていた。朝食は白米に目玉焼き、ウィンナーに味噌汁であった。出雲は美味しそうだと呟いた。
「美味しそうなら早く食べちゃいなさい。 この後には用があるんだから」
そう言いながら食べ進める美桜に、出雲ははーいと言って席に座って食べ始めた。朝食は思った通り美味しいものであり、出雲は腹痛など忘れて美味しいと言いながら食べていた。美桜はその様子を見て腹痛はどこへいったのやらと微笑していた。
「美味しかった! ご馳走様です!」
出雲はそう言うと、食器を台所にいる使用人の人たちに渡して美桜に話しかけた。
「とりあえず準備して部屋にいるね!」
出雲はそれだけを美桜に伝えると部屋に戻っていった、雫は美桜にどこかに行かれるんですかと聞くと、美桜は出雲と一緒にあそこに行こうと思ってるのと言った。
雫が再度謝ると、もう大丈夫ですと言って出雲は立ち上がる。そして、訓練を再開する。その出雲の訓練は夜まで続き、美桜は訓練が終わるまで付き合い続けた。
「もう夜になりました。 晩ご飯ももうじき出来上がりますし、本日の訓練はここまでにしましょう」
雫の言葉を聞いて、出雲はその場に座り込んだ。出雲は全身に大量の汗をかいており、息が荒くなっていた。
「はぁはぁはぁ……今日は一段とキツかった……」
出雲は服で汗を拭っていると、誰かが頭部にタオルをかけた。
「あ、美桜……タオルありがとう!」
出雲はそのタオルで顔や身体の汗を拭いていく。美桜は汗を拭き終わった出雲に、お疲れさまと言って手を出した。
「あ、ありがとう」
そう言い、美桜の出した手を取って立ち上がる。出雲はふらつくも、美桜が支えてくれたので転ばずに済んだ。その後は一度自室に戻って出雲は部屋着に着替えた。晩御飯の前にお風呂に入ってきなさいと美桜に言われたので、出雲は言われた通りに先に風呂に入ることにした。
地下に行き風呂に入ると、打撲痕や擦り傷もあったはずだが先ほど美桜に治してもらった時に全部治ったのかと思い、改めて魔法の万能さを感じていた。万能さを感じながら風呂を浴び続けゆったりしていると、雫が風呂の扉を開けて早く出なさいと叫んだ。出雲はすみませんと慌てながら言い、すぐに身体を洗って風呂を出た。風呂を出て食堂に向かうと、そこには机の上に食事が並べられており、美桜と雫が待ちくたびれたと出雲を見ながらむくれていた。
「ごめーん! 風呂が気持ちよくて!」
出雲はすぐに謝る。すると、雫が出雲にお茶を渡す。
「お茶ですか? ありがとうございます!」
出雲は突然渡されたお茶を手に取って一口飲んだ。お茶を飲んだ出雲はその味がおかしいことに気がつく。
「な、なんかお茶じゃない! なにこりゃ!?」
言葉を言えないほどに突然もの凄い辛さが喉から込み上げてきた。
「か、辛すぎる! 辛い辛い辛い辛い辛い!」
出雲はその場で喉を掻いたり水が欲しいと美桜に言ったりしていた。しかし、美桜は遅かったからあげないと言ったり、雫もあげませんと言っていた。
「許してくださーい! 俺が悪かったです!」
その場で土下座をすると、美桜が土下座をしている出雲の目の前の床に透明なコップに入れてある水が置かれた。その水を見るや否や、勢いよく飲み始めた。
「ぶはぁ! 辛さがだいぶ和らいだよ……ありがとう!」
出雲は立ち上がって美桜にありがとうと言うと、それで許してあげるから夕食食べようと美桜が言う。出雲はうんと元気に返し、使用人を含めた全員で夕食を食べ始める。
出雲は美味しいと言いながら毎度の如く笑顔で食べている。美桜はそんな出雲の顔を見て笑顔になっていた。美味しいと食べてくれることが嬉しいし、出雲が来てから自身の生活に色が出てきたような気がしていた。楽しく夕食を食べると、全員が食べ終えていた。美桜はごちそうさまと言って食器類を片付けようとすると、使用人の人が私が片付けますからと言った。
「あ、そうよね。 ありがとう」
美桜は食器を渡すと使用人の女性が笑顔で大丈夫ですと言っていた。出雲は洗面台まで食器を運んで使用人の人にバトンタッチした。
「じゃ、先に戻ります」
そう言い食堂を出て自室に戻っていく。出雲は今日もつかれたと呟いてベットに飛び乗ると、布団を被ってそのまま寝た。朝起きて訓練の日々も相変わらず続き、ついに試験二日前となった。
「土曜日……明後日の月曜日がついに試験の日か……緊張してきた」
出雲は朝目が覚めると試験が近いからか緊張で腹痛になっていた。そんな出雲がなかなか朝食を食べに食堂に来ないことを不思議に思ったのか、美桜が出雲の部屋に訪れようとしていた。
「出雲ー? いるんでしょ? 何かあったの?」
ドアを何度も叩きながら美桜が喋っていると、小さな声で腹が痛いと言った声が美桜の耳に入った。
「だ、大丈夫!? 入るわよ!」
美桜は扉を開けてベットに起き上がって腹部を抑えている出雲を見ると、すぐに駆け寄って何があったのと聞いた。すると、緊張でお腹がと出雲が言ったので美桜は出雲の頭部を叩いた。
「緊張しすぎ! 試験前からそんなに緊張していたら身が持たないわよ!」
そう言われた出雲だが、やっぱり緊張はするよと言った。美桜はそう言ってきた出雲の顔を見て一瞬顎に右指を置いて悩む動作をすると、そうだと言って何か思いついたようである。
「朝食を食べ終えたら出かける準備をしておいて!」
美桜はそれだけ言うと部屋を出て食堂に向かったようである。出雲は自身の腹部を擦りながら何とかベットから出て食堂に向かった。
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出雲は腹部を擦りながら食堂に入ると、そこには既に美桜と雫が朝食を食べていた。朝食は白米に目玉焼き、ウィンナーに味噌汁であった。出雲は美味しそうだと呟いた。
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「美味しかった! ご馳走様です!」
出雲はそう言うと、食器を台所にいる使用人の人たちに渡して美桜に話しかけた。
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