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第10話 リーベⅠ
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桜は警備員に感謝を述べると、教えてもらったビルに向かって歩き始めた。 そのビルには人の出入りが異様に多く、通る人全員がしかめっ面をしていて難しい顔をしているように感じていた。
桜は本当にここなのかと不安になりながら、入り口の回転扉を潜ってビルの中に入っていく。 ビル内は入り口近くに受付があり、両側の壁側にエスカレーターがある。 奥の方にはエレベーターがあり各階にオフィスが入っているようである。 桜は目の前のカウンターにいる二人の受付嬢に話しかけた。
「あの……リーベっていう組織に呼ばれているのですが……どこの階にありますか?」
桜が話しかけて聞くと、リーベと言う言葉を聞いた受付嬢は目を鋭くする。 ここにリーベが入っていることは一部の人以外は知らないので、急に来た学生の桜が知っているとは思うはずもなく、どこで知ったのか疑惑の念が漂い始めていた。
「あの、失礼ですがなぜリーベがここにあると思ったのですか?」
受付嬢の一人である茶髪のロングヘアーの女性が問いただすと、桜は送られてきたメールを見せることにした。
「このメールが来てここまで来たのですが、リーベはここにありますか?」
流石に不安になってきた桜は再度受付嬢に聞いてみると、メール内容を見て偽物のようには見えないので短髪の受付嬢が内線で訪問者が来ていることを伝えた。 すると、すぐに担当者がくるのでお待ちくださいと言ってきた。
「ありがとうございます。 ここで待てばいいですか?」
桜が受付嬢に聞くとそちらの椅子でお待ちくださいと、今いる場所から左の奥にある自販機の側にある長椅子を指定された。 桜はありがとうございますと言うと、指定された長椅子に座って担当者が来るのを待つことにした。 そして、長椅子に座って五分経過してもなかなか担当者が来ないので桜はスマートフォンを操作して時間を潰すことにした。
「最近何かと怪人関連のニュースが多いわね……二十年前の記事まで引用して出てきてる……」
桜は口を尖らせてもっと楽しいニュースないのと、ネットニュースを漁っているとふいに自身の名前を呼ばれた。
「はい?」
名前を呼ばれて前を向くと、そこには石動の秘書である御堂がいた。 御堂を見ると、桜はすぐさま立ち上がってこんにちはと挨拶をした。
「こんにちは、桜さんをここにお呼びしたのは各種手続きをしたかったからです」
そう言うと桜に私と一緒に来てくださいと言い、先を歩いて行く。 桜は慌てて御堂の後ろを歩き、混んでいるビル内を人にぶつからないように注意をして歩いていく。
御堂は一階奥にある業務用エレベーター乗り場に行くと、中にある階層ボタンの下に不自然に存在していたカードリーダーに、一枚のカードを通す。 すると、階層表示板に地下五階と表示された。 このビルには地下三階しかないはずだが、特殊なカードを通せば秘密の地下五階に行ける。 桜は御堂に地下五階なんてあるんですかと質問をすると、一部の人しか知らない階層が色々あるんですと返してくる。 桜はこれ以上は聞かない方がよさそうだと察すると、そのまま地下五階に到着するのを待った。
地下五階に到着をすると、そのエリアは薄暗く足元が見えない程に暗かった。 しかし御堂は暗い中で足取りが不安な桜とは違い、道が見えているかのように毅然と歩いて行く。
「早いですよ! 少し待ってください!」
桜がそう叫ぶが、御堂はこっちですと言いながらさらに道を歩いて行く。 そして、一番奥にある巨大な入り口の前で御堂は止まった。
「この奥に所長の石動が待っていますので、どうぞお入りください」
そう言いながら、扉の横にあるカードリーダーにカードを通して扉を開ける。 中に入ると一段と暗い室内で、周りが何も見えない程に暗かった。
桜は本当にここなのかと不安になりながら、入り口の回転扉を潜ってビルの中に入っていく。 ビル内は入り口近くに受付があり、両側の壁側にエスカレーターがある。 奥の方にはエレベーターがあり各階にオフィスが入っているようである。 桜は目の前のカウンターにいる二人の受付嬢に話しかけた。
「あの……リーベっていう組織に呼ばれているのですが……どこの階にありますか?」
桜が話しかけて聞くと、リーベと言う言葉を聞いた受付嬢は目を鋭くする。 ここにリーベが入っていることは一部の人以外は知らないので、急に来た学生の桜が知っているとは思うはずもなく、どこで知ったのか疑惑の念が漂い始めていた。
「あの、失礼ですがなぜリーベがここにあると思ったのですか?」
受付嬢の一人である茶髪のロングヘアーの女性が問いただすと、桜は送られてきたメールを見せることにした。
「このメールが来てここまで来たのですが、リーベはここにありますか?」
流石に不安になってきた桜は再度受付嬢に聞いてみると、メール内容を見て偽物のようには見えないので短髪の受付嬢が内線で訪問者が来ていることを伝えた。 すると、すぐに担当者がくるのでお待ちくださいと言ってきた。
「ありがとうございます。 ここで待てばいいですか?」
桜が受付嬢に聞くとそちらの椅子でお待ちくださいと、今いる場所から左の奥にある自販機の側にある長椅子を指定された。 桜はありがとうございますと言うと、指定された長椅子に座って担当者が来るのを待つことにした。 そして、長椅子に座って五分経過してもなかなか担当者が来ないので桜はスマートフォンを操作して時間を潰すことにした。
「最近何かと怪人関連のニュースが多いわね……二十年前の記事まで引用して出てきてる……」
桜は口を尖らせてもっと楽しいニュースないのと、ネットニュースを漁っているとふいに自身の名前を呼ばれた。
「はい?」
名前を呼ばれて前を向くと、そこには石動の秘書である御堂がいた。 御堂を見ると、桜はすぐさま立ち上がってこんにちはと挨拶をした。
「こんにちは、桜さんをここにお呼びしたのは各種手続きをしたかったからです」
そう言うと桜に私と一緒に来てくださいと言い、先を歩いて行く。 桜は慌てて御堂の後ろを歩き、混んでいるビル内を人にぶつからないように注意をして歩いていく。
御堂は一階奥にある業務用エレベーター乗り場に行くと、中にある階層ボタンの下に不自然に存在していたカードリーダーに、一枚のカードを通す。 すると、階層表示板に地下五階と表示された。 このビルには地下三階しかないはずだが、特殊なカードを通せば秘密の地下五階に行ける。 桜は御堂に地下五階なんてあるんですかと質問をすると、一部の人しか知らない階層が色々あるんですと返してくる。 桜はこれ以上は聞かない方がよさそうだと察すると、そのまま地下五階に到着するのを待った。
地下五階に到着をすると、そのエリアは薄暗く足元が見えない程に暗かった。 しかし御堂は暗い中で足取りが不安な桜とは違い、道が見えているかのように毅然と歩いて行く。
「早いですよ! 少し待ってください!」
桜がそう叫ぶが、御堂はこっちですと言いながらさらに道を歩いて行く。 そして、一番奥にある巨大な入り口の前で御堂は止まった。
「この奥に所長の石動が待っていますので、どうぞお入りください」
そう言いながら、扉の横にあるカードリーダーにカードを通して扉を開ける。 中に入ると一段と暗い室内で、周りが何も見えない程に暗かった。
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