魔法あるこの世界

夢見

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第一章

入学式ですPart1

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コンコン...
「蒼様、朝食の準備が整いました。」
部屋のドアをノックして外から声をかけてきたのはうちの執事である。
「はい。今行きます!」
僕は、そう答えて読書をしていた手を止めダイニングに向かった。僕の家は、鳳凰財閥っていう財閥の分家なんだけど鳳凰財閥は、初代当主が当主以外は鳳凰の姓を名乗ることを禁ずる。って作っちゃったおかげで、4つの分家からできているんだ。そのうちの1つが僕の家、小鳥遊家なんだよね。てか、この家広すぎてご飯食べるにしても外に行くにしても時間がかかる。やっと着いたし。
「蒼、おはよう。早くしないと今日は、お前の入学式なんだぞ!!」
この張り切っているのが、僕の父親で小鳥遊家の現当主小鳥遊 帝土(たかなし ていど)だ。
「蒼おはよう。帝土さん少しうるさいですよ。でも、確かにそのとおりよ。早くしないと遅れちゃうわよ。今日は、蒼の入学式なんだから。あら、制服にもう着替えたのね。やっぱり蒼は何着ても似合うわね。」
そして、こっちが僕の母親である小鳥遊 麻衣(たかなし まい)である。自分で言うのもどうかと思うけど、2人はすごく僕を溺愛している。僕が3歳の時、熱を出したんだけどその時が本当にすごかった。アメリカやイギリスから医者を呼んだりして大慌てだったよ。
あ、ちなみに僕の名前は小鳥遊 蒼(たかなし あおい)だ。両親の言った通り今日は高校の入学式である。

「おはよう、父さん母さん。そんなに急がなくてもまだ時間あるから大丈夫だよ。」
僕は、両親に挨拶をして席に着いた。それから、少し世間話をしながらご飯を食べた。朝食をササッと済ませてから歯を磨いたり、持っていくものの確認をしたりして家を出る。
家から高校までは、車で登校するので車に乗り込んだ。高校に着くまで40分くらいあるがPCでニュースや出来事、各国の情勢などいろいろ調べて時間を潰した。
「蒼様。着きました。」
集中していた僕にそう声をかけたのは、朝に僕を呼びに来た人物で名前は、南園 渉(みなみその あゆむ)と言う。小鳥遊家執事序列第3位である。この人はとても優秀で、頼んだことはその日のうちになんでも手に入れることができる人物だ。

「あれ?そんなに時間たってたんだ。ありがとう、南園!行ってきまーす。」
僕は、車から降りて歩き出した。
「「「「「「「キャー!!!!!!!!」」」」」」」
たくさんの女子たちがこっちの向かってきた。これは、昔からずっとなので今はもう慣れたが最初のころはびっくりしすぎておかしくなりそうだった。
そんなことを思っていると、もう一度黄色い声が響き渡った。僕は、何となく察しがついたのでその方向を見た。


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