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第一章
新たな決まりPart9
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「良かったのですか?控えめに見ても蒼様のお力は国一つを滅ぼすほどですよ。あの言い方では五分五分といった感じでしたが。」
執事は、猿島家の滅亡が早くなってしまうかもしれないが大丈夫なのかということを聞きたいらしい。
「いいんじゃ。もし、これでまたちょっかいを出すようなら早急につぶれてくれた方が楽じゃ。それに、鳳凰の次の当主は2人じゃ。鳳凰の仕事を片方が猿島がおこなっていたことをどちらかもう片方がおこなえばいい。それだけの人材がそろっているからの。」
猿島には一切期待していないような言い方だった。
「そうじゃ。小鳥遊家に連絡して、警戒を怠らないよう伝えておいてくれ。わしは疲れたから今日はもう寝ることにする。」
「かしこまりました。おやすみなさいませ。」
次の日いつも通り目覚めた蒼と理玖は朝食を食べながら衝撃の報告を受けた。
「御当主様が昨晩、猿島家へ忠告をされたようです。それに対し、猿島家は忠告に関しての一切を否定しているようでこれからも注意を怠らないようにとのことでございます。」
「わかったよ。できるだけ理玖と離れないようにする。理玖もそれでいい?」
「うん、大丈夫。」
めんどくさいがそんなことを言っていても仕方がないので先のことを考えることにする。
「家の中の警戒態勢は大丈夫?もし必要ならこっちで何重にも結界貼るけど」
「確かに、現段階では完ぺきとは言えませんね。猿島が動く可能性もないとは言えませんので、旦那様に聞いてまいります。」
南園は急いで、部屋を出ていった。丁度僕たちも朝食を食べ終わっていたのでその間に、身支度をすませてしまうことにした。
コンコンコン
「失礼いたします。先ほどの件ですが旦那様が出来る限りでいいからお願いしたいとのことです。」
「了解。今掛けちゃうね。」
そう言って、蒼は自分の足元に魔力で巨大な魔法陣を作り始めた。魔法陣は10秒ほどで出来上がり、莫大で濃密な魔力が屋敷中に流れている。
「よしこれでいいね。」
蒼は、魔力を抑え南園にしゃべりかけた。
「さすがでございます。」
南園の言葉は、心の底からのものだった。それもそのはずだ。本来、結界は1人で構築するものではなく何人もの結界師(結界の構築など結界に関わる人たち)が集まりやっと結界が出来上がる。それも、たくさんの時間をかけやっと一枚の結界ができるのだ。それを、1人でしかも六重にも七重にもなっている結界を詠唱をするわけでもなくできるというのは多分この世界に蒼ただ1人だろう。これが、1人で国を滅ぼすことが簡単にできる証拠になるだろう。
「おはよう蒼。この練度はさすがだな。」
父さんが、部屋に入ってきた。
「おはよう父さん。僕たちは、今から学校だから行ってくるね。父さんたちの何があるかわからないから気を付けてね。南園車お願い。」
親子の会話もそこそこに学校へ行くため車をまわしてもらい車に乗り込んだ。
執事は、猿島家の滅亡が早くなってしまうかもしれないが大丈夫なのかということを聞きたいらしい。
「いいんじゃ。もし、これでまたちょっかいを出すようなら早急につぶれてくれた方が楽じゃ。それに、鳳凰の次の当主は2人じゃ。鳳凰の仕事を片方が猿島がおこなっていたことをどちらかもう片方がおこなえばいい。それだけの人材がそろっているからの。」
猿島には一切期待していないような言い方だった。
「そうじゃ。小鳥遊家に連絡して、警戒を怠らないよう伝えておいてくれ。わしは疲れたから今日はもう寝ることにする。」
「かしこまりました。おやすみなさいませ。」
次の日いつも通り目覚めた蒼と理玖は朝食を食べながら衝撃の報告を受けた。
「御当主様が昨晩、猿島家へ忠告をされたようです。それに対し、猿島家は忠告に関しての一切を否定しているようでこれからも注意を怠らないようにとのことでございます。」
「わかったよ。できるだけ理玖と離れないようにする。理玖もそれでいい?」
「うん、大丈夫。」
めんどくさいがそんなことを言っていても仕方がないので先のことを考えることにする。
「家の中の警戒態勢は大丈夫?もし必要ならこっちで何重にも結界貼るけど」
「確かに、現段階では完ぺきとは言えませんね。猿島が動く可能性もないとは言えませんので、旦那様に聞いてまいります。」
南園は急いで、部屋を出ていった。丁度僕たちも朝食を食べ終わっていたのでその間に、身支度をすませてしまうことにした。
コンコンコン
「失礼いたします。先ほどの件ですが旦那様が出来る限りでいいからお願いしたいとのことです。」
「了解。今掛けちゃうね。」
そう言って、蒼は自分の足元に魔力で巨大な魔法陣を作り始めた。魔法陣は10秒ほどで出来上がり、莫大で濃密な魔力が屋敷中に流れている。
「よしこれでいいね。」
蒼は、魔力を抑え南園にしゃべりかけた。
「さすがでございます。」
南園の言葉は、心の底からのものだった。それもそのはずだ。本来、結界は1人で構築するものではなく何人もの結界師(結界の構築など結界に関わる人たち)が集まりやっと結界が出来上がる。それも、たくさんの時間をかけやっと一枚の結界ができるのだ。それを、1人でしかも六重にも七重にもなっている結界を詠唱をするわけでもなくできるというのは多分この世界に蒼ただ1人だろう。これが、1人で国を滅ぼすことが簡単にできる証拠になるだろう。
「おはよう蒼。この練度はさすがだな。」
父さんが、部屋に入ってきた。
「おはよう父さん。僕たちは、今から学校だから行ってくるね。父さんたちの何があるかわからないから気を付けてね。南園車お願い。」
親子の会話もそこそこに学校へ行くため車をまわしてもらい車に乗り込んだ。
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