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第一章
新たな決まりPart11
しおりを挟む「お待たせいたしました。蒼様、理玖様。御無事で何よりでございます。」
南園が恭しく頭を下げた。
「南園、大丈夫だった?車の中で報告は聞くとして早く家に戻ろうか。」
「かしこまりました。」
3人とも車に乗り込み家に向かって車を走らせた。
「学園側に報告したことは聞いたからほかの報告をよろしく。」
「かしこまりました。首謀者はおそらく猿島家。本家の人間の仕業だと思われます。小鳥遊家本邸は蒼様の結界のおかげもあり無傷ではありますが、周りに被害が出たようで、周りに住んでいる使用人たちの家などが一部壊れてしまったようでございます。それから、鳳凰家当主様より伝言を言いつかっております。“今回の件については本気でやって大丈夫だ。思う存分やってくれ。責任についてはワシがとる。丁度、隠居するいい機会だし思いっきり暴れてくれ。猿島家は取り潰してしまっても構わん。昨日忠告したのにこういうことをしてきたということはこちらが本気でつぶしに来ることもわかっているだろうからな。”だそうです。」
「じいちゃんも、怒ってるんだね。そりゃそうか。理玖、じいちゃんからのお許しも出たし、ガチで潰しに行くよ。」
「了解。」
蒼と、理玖のスイッチも入り、猿島を潰すことを最優先に考えた。
それから、じいちゃんに1週間後に当主交代の発表の場を作ってもらうことにしてほしいと連絡をした。そして、絶対に遅れないようにと念押しもしておいてと頼んだ。何故、遅れないように念を押したのかというと、猿島家は遅刻の常習犯らしく毎回遅れてくる。どれだけ、遅れないようにと言っても絶対に遅れてくる。それどころか、遅れるなと言った時に限って1時間も遅れて来たりする。それを逆に利用しようというこれは、理玖の考えだ。時間になれば会議は勝手に始めても文句は言えない。先に、当主交代の話をしてその後猿島の登場というのが今回のシナリオの一部である。1週間で猿島家並びに猿島派閥である米山家、斎条家、向島家など十数家について鳳凰の力を使ったり、自分たちの力を使ったりしていろいろと調べた。さすがに猿島に関してはセキュリティの壁が厚かった。
ぎりぎり1週間で間に合った。今日の夜、ついに会議となる。
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