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第一章
新たな決まりPart13
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それから、いくつかの扉の魔力センサーの変更を行い、最後の部屋となった。
「ここが最後じゃ。ここは、当主以外何人たりとも通してはいけない場所になっている。じゃから、2人も絶対に人を入れてはならんぞ。」
そう強く言われた。2人は気を引き締めて中に入る。そこは、想像をはるかに超える場所であった。
「えっ、ここは?」
「ここは、当主の仕事がだるくなった時のサボり場じゃ。」
そう楽しそうに言われたことで二人は肩の力が抜けた。
「お主ら2人は、真面目だからすべてを背負おうとしているかもしれんが、分家の人間も本邸の人間も優秀なやつばかりじゃ。だから、あまり気負わずやることじゃな。そのための、大切な場所になっている。ここでは、自分で飲み物を用意したり、人の手を借りることは出来んが2人なら大丈夫だろう。」
「それじゃあ、わしはこの屋敷とのお別れをしてくるから後は自分たちのしたいようにしたらいい。」
そう言ってかっこよく出ていった。
「じいちゃんはわかっていたんだね。」
理玖と2人ソファーに腰掛け話をする。
「さすが当主だよ。あの人みたいになれるのかばかり考えていたけど、なる必要はなかったんだな。蒼の苦手な部分は俺が支えるからな。とはいっても蒼の苦手なことなんて探す方が難しいか。」
理玖が冗談交じりに言う。
「そんなことないよ。まず、理玖がいるからやっていけるんだよ?それは、理玖も一緒でしょ?ダメな部分をしっかり言ってくれるし僕の代わりに怒ってくれるからやりたいようにやれるし自信をもって動くことができるんだよ?」
そういうと、理玖が蒼の肩に頭を乗せる。珍しい行動に蒼は驚いたが表情には出さなかった。
「ありがとう。2人で頑張ろう。まぁ、今日の会議次第だけど。」
「理玖、往生際が悪いよ。もうこれは決定だからどこの誰が反対してもこれは変わらないよ。天下の鳳凰様に口出しできる奴はかかってこいだよ。」
2人でたくさん笑った。その部屋から出るときには、2人ともいい表情をしていた。
~~都内某所~~
「おい、どうなっているんだ。」
男たちはとても焦っていた。鳳凰本家を襲撃したはずが数人の軽傷者のみで失敗に終わってしまったからである。
「このままじゃ、俺たちも確実にビッグネームから外されてしまう。」
「もう、どうすることもできないだろ。天下の鳳凰に手を出したんだぞ。」
「まぁ落ち着きなさい。ここで焦ってもどうにもならんだろう。一つ俺から提案がある。乗るか乗らないかは別だがどうせ乗らなくてもビッグネームからは除名だろう。それなら乗ってみないか?」
ニヤッと笑う50代前半の男は何やら考えがあるようだった。他の男たちもそれならとその男の提案に乗ってしまうのだった。この後、その決断を恨む結果となることも知らずに。
「ここが最後じゃ。ここは、当主以外何人たりとも通してはいけない場所になっている。じゃから、2人も絶対に人を入れてはならんぞ。」
そう強く言われた。2人は気を引き締めて中に入る。そこは、想像をはるかに超える場所であった。
「えっ、ここは?」
「ここは、当主の仕事がだるくなった時のサボり場じゃ。」
そう楽しそうに言われたことで二人は肩の力が抜けた。
「お主ら2人は、真面目だからすべてを背負おうとしているかもしれんが、分家の人間も本邸の人間も優秀なやつばかりじゃ。だから、あまり気負わずやることじゃな。そのための、大切な場所になっている。ここでは、自分で飲み物を用意したり、人の手を借りることは出来んが2人なら大丈夫だろう。」
「それじゃあ、わしはこの屋敷とのお別れをしてくるから後は自分たちのしたいようにしたらいい。」
そう言ってかっこよく出ていった。
「じいちゃんはわかっていたんだね。」
理玖と2人ソファーに腰掛け話をする。
「さすが当主だよ。あの人みたいになれるのかばかり考えていたけど、なる必要はなかったんだな。蒼の苦手な部分は俺が支えるからな。とはいっても蒼の苦手なことなんて探す方が難しいか。」
理玖が冗談交じりに言う。
「そんなことないよ。まず、理玖がいるからやっていけるんだよ?それは、理玖も一緒でしょ?ダメな部分をしっかり言ってくれるし僕の代わりに怒ってくれるからやりたいようにやれるし自信をもって動くことができるんだよ?」
そういうと、理玖が蒼の肩に頭を乗せる。珍しい行動に蒼は驚いたが表情には出さなかった。
「ありがとう。2人で頑張ろう。まぁ、今日の会議次第だけど。」
「理玖、往生際が悪いよ。もうこれは決定だからどこの誰が反対してもこれは変わらないよ。天下の鳳凰様に口出しできる奴はかかってこいだよ。」
2人でたくさん笑った。その部屋から出るときには、2人ともいい表情をしていた。
~~都内某所~~
「おい、どうなっているんだ。」
男たちはとても焦っていた。鳳凰本家を襲撃したはずが数人の軽傷者のみで失敗に終わってしまったからである。
「このままじゃ、俺たちも確実にビッグネームから外されてしまう。」
「もう、どうすることもできないだろ。天下の鳳凰に手を出したんだぞ。」
「まぁ落ち着きなさい。ここで焦ってもどうにもならんだろう。一つ俺から提案がある。乗るか乗らないかは別だがどうせ乗らなくてもビッグネームからは除名だろう。それなら乗ってみないか?」
ニヤッと笑う50代前半の男は何やら考えがあるようだった。他の男たちもそれならとその男の提案に乗ってしまうのだった。この後、その決断を恨む結果となることも知らずに。
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