記憶を失って

keikocchi

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no14 完

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 帰国すると 両国は既に連絡を取り合っていて 私の結婚を両親も喜んでくれた。

 それを聞いたアーノルド王子が泣き崩れた事は 私の耳には入らなかった。



 私とダンテは結婚した。

 今2人でベンチに寄り添い
 長男3歳 長女1歳 そして私のお腹にもう1人


 子供達の楽しく遊ぶ姿を2人で微笑ましく見つめ


 結局 記憶は戻らなかったけども こうして幸せな人生を送れている事に感謝した。



              *完*
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