【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『愚者の烙印』 【リクエスト】

＊『無理に何でもカテゴライズしたり、レッテルを貼る危険性』
につきまして皆さんにお聞きしたいです。
男らしさ女らしさは言うに及ばず、強さや勇気の類もそうでしょう。
何がそうかは個人により違います。
だから優しさと甘さを履き違えたり、
右に習えの主人公やヒロインが蔓延するのでは？　
と思えてならない。
白黒つけられないことたくさんある。
自分の “正しさ” を押しつける行為はどうかと思います。
～『見地話せんり』 様～


　フム、昔と違い “宗教” の枷がなくなり『価値相対主義』が
当たり前となった今、 己の思考、思想を【絶対化】するのは
ソレこそ神をも畏れぬ【傲慢】と云った処であろう。
　故にどんな理由であれ「鬼」になった者は【地獄逝き】で、
その「鬼」を殺した者は『転生して幸せに』
等と言う【暴挙】を物語の大団円に持って来るのは、
正に【自分絶対主義】以外の何モノでもない、
その『自覚』も無ければ『根拠』も無いのであれば尚更である。

『どんな理由であっても人殺しはいけない！』
と、ある種の “左側” の人達は声高に叫ぶが、
僅か７０年前に『戦争』が在った事自体が
物の見事にスッぽ抜けている。
　自らの祖父や曾祖父を【人殺し】と断じるのか？
「そうだ」というのならば最早その方が狂っているであろう。
『戦争』に、敵も味方も、勝者も敗者も無い、
ただただ【破壊】が在っただけだ。
　ソレに参加した者全員【鬼畜の人殺し】だと 
“レッテル貼り” をするのであれば、
その無知と傲慢と非情と卑劣が同居している者にこそ
相応しいモノ烙印であろう。



『正義』『使命』『平和』『誇り』
　何でもいいが【自分を絶対視】したその概念には何の意味も無い。
　己を『正しい』と想っているのなら尚【悪い】
　今のアンタが立・っ・て・い・る・場・所・は一体何だ？
　ただの『安全地帯』だろう？
　一体『誰が』『ソレを』『造ってくれた』と想っているのだ？
　何もしないくせに “口だけ出す” 者の言葉は聞くに堪えん。
　それこそラノベの「ヘタレ主人公」と同じだ。