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『信念と我儘』 【リクエスト】

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*前回より~『見地話せんり』 様~


 続けよう。
『信念』、まぁコレが『使命』でも『正義』でもいいのだが、
ソレとただの【エゴイズム】を混同している
ラノベ作家がいるから始末に負えぬ。
「使命、使命」と莫迦の一つ覚えのように喚くラノベキャラもいるが、
その言動や思考に全く『共感』出来ないので
コレは昔、毒ガスを撒いた某【カルト教団】と大きな違いはない。
現に無関係の人間を巻き込んでも構わない、という描写が多分に出てくる。
コレは作者が底無しの阿呆か、上記の教団やナチスドイツに
妙な憧れを抱いている精神異常者としか形容仕様がないであろう。

 綺麗事や御題目を掲げるのは勝手であるが、
【他人のためにならない】上述の概念は
全てただの【エゴ】である。
「自己満足が全ての酷い奴らだから!」
と書籍で描いてる〇〇も本当にいる。
 もうこの時点で「使命」という言葉が
瓦解している事にその本人だけが気づいていない。
 要するに考えるのが面倒だから
耳障りの良い言葉をロクに調べず
意味も解ってないのに使っているのがよく解る。
 つまり前稿で示した通り作者が【幼稚】なのであり、
その子供が「〇〇ビーム!」とか云ってるのと大差が無い。

 そもそも『信念』って何なんだ? 『使命』って何なんだ?

 解らない事を知ったかぶって小説に書くのはオカシイじゃないか?
 その【無責任さ】が【ワガママ】だと云う事であり、
ソレが許されるのは3歳児までなので
いい齢こいたおっさんがやってれば畢竟、
【幼稚で見苦しくて醜悪だ】という結論に落ち着かざる負えないのである。
 ソイツの書いた「小説」はもっとである。
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