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体験談
第二話【姉妹の繋がり】
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私と姉は、二歳違い。
見た目も印象も、よく違うと言われ、性格も姉はおっとり穏やかな雰囲気。
私は、お笑い担当の明るく、元気な感じ。
しかし……
本質はそっくり。
価値観、考え方、食事の好み……色々な物が同じ。
そんな私と姉は、不思議な線で繋がっているのか、私が交通事故に遭った時、私は頭を電信柱でぶつけたのだが、その時間、姉も突然、頭を物凄い勢いで、何かで頭を殴られたような激痛が走ったり。
姉が野外授業で手を火傷した時には、私も手が燃えるように熱く痛くなり、その次の瞬間、担任から、姉の火傷の知らせの電話が鳴ったり。
不思議な経験が多い。
そんな不思議体験は怪我の知らせだけではない。
某鼠の王国や遊園地なんかに二人でよく行っていたのだけれど、二人で遊んで、飲んで(シー)、食べて……その後、待ち合わせ時間と場所を決めて、お互い別々になり、単独行動時間を必ず設けていたのだが、大抵、その時間の前に、飽きて、フラフラしちゃう。
そうすると、姉も同じようにフラフラしてて、広い園の中、絶対に誰にも出会わないような裏道だったり、人気のない変な所でバッタリ遭遇し合流する。
他にも、色々、不思議な繋がりを感じさせる事が多々ある。
そんな中でも、一番、奇妙だったお話。
あれは、私が小学生の頃。
千葉県の某フラミンゴショーで有名だった動植物園(既に今は閉鎖されています。ハッキリ言えば、鳥園っていう感じ)に、旅行に行った時の事。
それまでも、その動物園と同じく、千葉県の某水族館(今ほどは当時は大きくは無かったが)に、何度か旅行で行っていたのだが、いつもは、水族館の方のホテルに泊まっていたものの、その年は、何故か動植物園の方のホテルに泊まった。
私の記憶はあやふやだけれど、そのホテルに行くのには、園内の中にある専用の通用口となるトンネルを通った記憶がある。
そのトンネルが……これまた薄暗く、なんか……いやぁあな雰囲気がしていたような気がする。
ただ、ホテルの中は、普通に綺麗だったような記憶があるのだけれど、それでもやはり、なんとなく“陰気”なような感じがしたように思う。
その夜。
皆は、普通に寝たのだが、私は、暑くて中々寝られなくて。
当時は、オートロックではなく、今ほど治安云々を言わなかったのだろうか?
私は何故か一人、廊下に出た。
まぁ、幼い頃なのだから、鍵を持って出なくちゃとか、そんな事まで頭が回る訳もなく、その当時、オートロックじゃなかった事は、ある意味、良かった。
そして、廊下に出ると、もう、夜中だと言うのに、人がザワザワと沢山いる。
私は「え? なんで、こんなに人がいるんだ?」と思いながら、その中をトテトテと歩いたのだが……
おかしい。
こんなに人がいるのに、誰とも少しも触れない。
“あ! ぶつかる!”と思っても、その人達の足は……自分の体をすり抜けていく。
私は、当時から怖い話が大好きだったので、これは……いわゆる【幽霊】だと分かり、その幽霊たちが何処へ行くのか見ていると、非常口の扉をすり抜けて出たり入ったり、一部の幽霊たちは床をすり抜けていく。
私は、ロビーへと階段で降りると、不思議な事にロビーは煌々と照っていて。
そこで沢山の“人達”が、喋ったり、浮いていたり、行進していたり……
あまりの多さにびっくりして、元来た道を慌てて戻り、部屋に辿りつくと、祖父母・両親は爆睡。
姉がベットの上で……目を見開き、姿勢を良くして座ったまま、微動だにしていなかった。
「ねえちゃん?」
小声で声を掛け、肩を揺すると、姉は、ハッとした様子で私の顔を見ると、「あ。どうした?」とキョトンとし、そしてにっこり笑った。
寝ぼけていただけかと思い、姉に先程の出来事を話すと、その顔は、話を聞くにつれ、強張らせていった。
そして、私がロビーの話をする前に、「あんた、。ロビーに行ったでしょ?」「そこで、沢山の幽霊見たでしょ? 軍服の人……」と尋ねた。
私は服まではしっかり覚えていなかったけれど、確かに、沢山の人がロビーに居た事を言った。
すると……
「私ね。さっき、夢で、その様子を、あんたの頭の上をフワフワ飛んでる状態で見てたわ……」
そう。
私の体験を、姉は夢で全て見ていたそうだ。
よく、双子がシンクロするとは、聞くけれど。
親子、兄弟姉妹……血の繋がりがある者には、何かしら……魂の部分から繋がっている事が、あるのかもしれない。
――後日談
その某動植物園のあった場所は、軍事施設であった名残だとされ、園内に多くある用途不明の洞窟は弾薬庫に使われていたそうで。
その当時、そんな事を知る筈もない、姉の言っていた「軍服」……
やはり、私達が見ていたものは……?
見た目も印象も、よく違うと言われ、性格も姉はおっとり穏やかな雰囲気。
私は、お笑い担当の明るく、元気な感じ。
しかし……
本質はそっくり。
価値観、考え方、食事の好み……色々な物が同じ。
そんな私と姉は、不思議な線で繋がっているのか、私が交通事故に遭った時、私は頭を電信柱でぶつけたのだが、その時間、姉も突然、頭を物凄い勢いで、何かで頭を殴られたような激痛が走ったり。
姉が野外授業で手を火傷した時には、私も手が燃えるように熱く痛くなり、その次の瞬間、担任から、姉の火傷の知らせの電話が鳴ったり。
不思議な経験が多い。
そんな不思議体験は怪我の知らせだけではない。
某鼠の王国や遊園地なんかに二人でよく行っていたのだけれど、二人で遊んで、飲んで(シー)、食べて……その後、待ち合わせ時間と場所を決めて、お互い別々になり、単独行動時間を必ず設けていたのだが、大抵、その時間の前に、飽きて、フラフラしちゃう。
そうすると、姉も同じようにフラフラしてて、広い園の中、絶対に誰にも出会わないような裏道だったり、人気のない変な所でバッタリ遭遇し合流する。
他にも、色々、不思議な繋がりを感じさせる事が多々ある。
そんな中でも、一番、奇妙だったお話。
あれは、私が小学生の頃。
千葉県の某フラミンゴショーで有名だった動植物園(既に今は閉鎖されています。ハッキリ言えば、鳥園っていう感じ)に、旅行に行った時の事。
それまでも、その動物園と同じく、千葉県の某水族館(今ほどは当時は大きくは無かったが)に、何度か旅行で行っていたのだが、いつもは、水族館の方のホテルに泊まっていたものの、その年は、何故か動植物園の方のホテルに泊まった。
私の記憶はあやふやだけれど、そのホテルに行くのには、園内の中にある専用の通用口となるトンネルを通った記憶がある。
そのトンネルが……これまた薄暗く、なんか……いやぁあな雰囲気がしていたような気がする。
ただ、ホテルの中は、普通に綺麗だったような記憶があるのだけれど、それでもやはり、なんとなく“陰気”なような感じがしたように思う。
その夜。
皆は、普通に寝たのだが、私は、暑くて中々寝られなくて。
当時は、オートロックではなく、今ほど治安云々を言わなかったのだろうか?
私は何故か一人、廊下に出た。
まぁ、幼い頃なのだから、鍵を持って出なくちゃとか、そんな事まで頭が回る訳もなく、その当時、オートロックじゃなかった事は、ある意味、良かった。
そして、廊下に出ると、もう、夜中だと言うのに、人がザワザワと沢山いる。
私は「え? なんで、こんなに人がいるんだ?」と思いながら、その中をトテトテと歩いたのだが……
おかしい。
こんなに人がいるのに、誰とも少しも触れない。
“あ! ぶつかる!”と思っても、その人達の足は……自分の体をすり抜けていく。
私は、当時から怖い話が大好きだったので、これは……いわゆる【幽霊】だと分かり、その幽霊たちが何処へ行くのか見ていると、非常口の扉をすり抜けて出たり入ったり、一部の幽霊たちは床をすり抜けていく。
私は、ロビーへと階段で降りると、不思議な事にロビーは煌々と照っていて。
そこで沢山の“人達”が、喋ったり、浮いていたり、行進していたり……
あまりの多さにびっくりして、元来た道を慌てて戻り、部屋に辿りつくと、祖父母・両親は爆睡。
姉がベットの上で……目を見開き、姿勢を良くして座ったまま、微動だにしていなかった。
「ねえちゃん?」
小声で声を掛け、肩を揺すると、姉は、ハッとした様子で私の顔を見ると、「あ。どうした?」とキョトンとし、そしてにっこり笑った。
寝ぼけていただけかと思い、姉に先程の出来事を話すと、その顔は、話を聞くにつれ、強張らせていった。
そして、私がロビーの話をする前に、「あんた、。ロビーに行ったでしょ?」「そこで、沢山の幽霊見たでしょ? 軍服の人……」と尋ねた。
私は服まではしっかり覚えていなかったけれど、確かに、沢山の人がロビーに居た事を言った。
すると……
「私ね。さっき、夢で、その様子を、あんたの頭の上をフワフワ飛んでる状態で見てたわ……」
そう。
私の体験を、姉は夢で全て見ていたそうだ。
よく、双子がシンクロするとは、聞くけれど。
親子、兄弟姉妹……血の繋がりがある者には、何かしら……魂の部分から繋がっている事が、あるのかもしれない。
――後日談
その某動植物園のあった場所は、軍事施設であった名残だとされ、園内に多くある用途不明の洞窟は弾薬庫に使われていたそうで。
その当時、そんな事を知る筈もない、姉の言っていた「軍服」……
やはり、私達が見ていたものは……?
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