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壽帝旻 錦候

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PSYCHIC 12

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 崖班のメンバー六名は、廃村の中、崖へと続く道といった場所でロケを進めていた。
 五代が神妙な面持ちで、「壊れた道具。荒れ果てた家。ここは朽ち果てるものたちの集合体。何年も忘れ去られた土地特有の、どこか物悲しさと寂しさが漂っているように感じます」「ご覧ください。墓地があります。ここで生涯を終えた村民の――――」などと、周辺を見渡しながら、的確な状況説明をレポートしていく。

 堅物そのものといった見た目の五代が繰り出す、あまりにも真剣な口調での心霊レポートに対し、小野と日高の霊感ゼロコンビが、全く怖くないといった感じで最恐スポットではしゃぎまくる。
 廃墟の陰に隠れた日高が五代を脅かしたり、「墓地でボッチ撮影」と言って、自撮り棒を取り出して小野が写メを撮影したりと、罰当たりなことをやってのける。

 霊は意外と、人が集まり楽しそうにしているところに集まるもの。
 特に、多くの人が生活していた村の霊であれば、廃村となり、淋しい思いしているからこそ、余計に、はしゃぐ声に反応する可能性が高い。
 田口は、こういった何気ないロケでの映像の中に入り込む、不可思議なモノを期待していた。

 順調に撮影を進めながら、廃村を出てからある程度の距離まで進むと、背の高い草が伸び放題となった平地が現れた。

「えぇ~。まさか、こんなところを進まなきゃいけないのぉ~?」

 口を尖らせる日高は、流石はプロの芸能人。
 神代と二人っきりの時に見せた『素』の部分など、まるで無かったかのように仕舞い込み、アイドル特有の高音の甘い声を出す。
 わざとらしく頬を膨らませ我儘を言うが、それが許されてしまうのは、結局、彼女がアイドルに相応しい愛らしい容姿をしているからなのだろう。

「愛ちゃん、しゃーないて。崖でのロケやし。第一、スカートやのーて、スキニーっつぅ衣装の時点で、こうなることは予想できたやん?」
「うぅ~。こんな草叢の中を歩くなんて、もし蛇とか虫とか出てきたらどうするのよぉ~。こんな話、三好さんから聞いてない~」
「虫よけスプレーは、よーけ田口さんが準備してくれとるし、蛇やったら、ワイが愛ちゃんの前を歩いたるさかい、大丈夫やて」
「だいたい、アタシの管理をしなくちゃいけない立場のくせに、三好さんは一体どこに行ったのよぉ~。それに、アタシ、パンプスだもん。こんな所、歩けないもんっ」

 小野は口こそ悪いが、実は面倒見がいい。
 マネージャーの代わりに、彼が日高を全力でフォローしているのだが、彼女のご機嫌は斜めのまま。

「どっちみち、林班の映像がメインで使われるんでしょぉ? それなら、こっちは適当に……ッブッ!」
「愛ちゃんっ?」
「日高さんっ!」
 文句ばかり言っている日高の顔面に何かが直撃して、彼女の足元にトスンッと落ちた。
「いったぁ~い」

 涙目になる日高に、「大丈夫か?」「何が起きたんですか?」と声をかける出演者メンバー達は、彼女の足元に目をやった。

「スニーカー?」

 ゆっくりと手に取る五代は不思議そうに小首を傾げた。

「それだったら草叢だって歩けるでしょ?」
「ほへ?」
「え?」
「えぇぇっ!」

 やけに淡々とした声が響くと、間抜けな声を漏らすスタッフや出演者の中に混じって、大きな声で驚く田口がオロオロしていた。

「これも仕事ですよ、仕事。いっくら現場責任者が甘くても、自分がしたくない仕事はしませんだなんて通用しませんよ」
「か、神代きゅんっ!」

 いつもヤル気nothingな脱力系キャラの神代が、しっかりした口調で正論を言っていることにも驚きだが、その前に、アイドルの命ともいえる顔面にスニーカーを投げつける暴挙に出たことにも焦った田口が、彼を制止しようとした。
 だが、慌て過ぎた田口が噛み噛みになってしまい、「くん」を「きゅん」といった瞬間、逆にギロリと睨まれた。

「あ、あの……神代くん。え、えっと。ちょっとやり過ぎじゃぁ……」

 髪の毛の隙間から鋭い視線を向けられた田口は、再度、彼の名前を言い直した後で、ビクビクしながらも少し咎めるが、「さ、さっさと終わらせて、夜のロケに備えましょうよ」と、華麗にスルーされた。

「お、お前なぁ~。いくら田口さんの親戚ゆうても、流石に女の子の顔面に靴をぶん投げるんはどうかと思うで?」

 呆れたように注意する小野を見下ろす神代は、当の本人を顎でしゃくった。

「でも、彼女。靴、履き替えていますよ」
「えぇっ? マジかいなっ」

 勢いよく振り返った小野は、パンプスを脱ぎ、真新しいスニーカーを履いている日高を見て、目を真ん丸にしていた。

「……これでも、プロだもん」

 誰よりも激怒して、ロケをボイコットしかねない日高が、しがないアルバイターの神代のいうことを聞いた事に対し、唖然とする皆の視線を一身に受けた彼女は、照れ臭そうに小さく漏らすと、プイッと横を向いた。

「あははは。そ、そうか。流石は愛ちゃん。やっぱり根性あるね」

 動揺のあまり、わけのわからない褒め方をした田口が、「じゃぁ、今からが一番の見せどころ! 崖へと向かいましょう」と声をかけ、草を搔き分け、草叢の中へと足を踏み入れようとした、まさにその時であった。

「た、た、た……田口さぁぁぁんっ!」
「た、大変ですっ!」

 遠くの方から聞こえる、切羽詰まったかのような叫び声に、びっくりして振り返る崖班のメンバー達。
 今来た道の向こうから、一、二、三…………五人の人影が、こちらに向かって近付いて来ていた。
 全速力で走っているのか、自分達との距離があっという間に狭まる。
 彼らは林班のメンバー。
 気の弱い霊感芸人大野は別として、いつもはクールで全く動じない賀茂も、仕事は出来るが、無愛想な野々村さへもが、額に汗をかき、緊迫した表情を浮かべていた。
 彼ら全員の切羽詰まったような雰囲気が、崖班チーム全員にも伝達する。
 そして、約一名足りないことに、嫌な予感しかしない。

「何があった?」

 田口は、できるだけ落ち着いた態度で聞いたつもりだが、妙な緊張感から声が上擦った。
 林班のリーダー的な役割を任せた浅井は、田口の真っ直ぐな視線を受けて、困ったように自分の坊主頭を撫でると、視線を足元に向けてしどろもどろ話し始めた。
 時折、周りのメンバーからもその時の状況の補足が加えられたが、あまりにも不可思議で、あまりにも大きなトラブル過ぎて、田口も頭が回らない。

 手短に言えば、ロケ中に中山が消えた。
 既に、ロケバスでの待機中に、梶と三好が姿を晦ましている。
 萱野や小野たちの話では、二人は恋仲だという噂だったので、ちょっとのつもりがヒートアップしてしまって、時間を忘れてしまっている可能性は大だ。
 そして、周りに迷惑をかけてしまった手前、今更、平然と皆の前に顔を出しにくいといったところであろうが、中山の場合は違う。
 こんなワケありな場所で単独行動するようなタイプではないし、状況説明をさせれば五人が五人とも同じ意見。
 だからこそ、余計に頭が混乱するのだ。

 何故なら、皆。

『大野が何かに憑依され、賀茂が除霊に集中した数分の間に、彼女がいなくなった』と証言しているのだから。

 当然、その時の映像は撮影されている。
 検証すべく、この場にいる全員で撮影したカメラの液晶モニターを確認する。
 小さな画面を同行していなかった崖班メンバーが覗き込む。
 途中までは強張った表情を作った中山が、ピリピリとした雰囲気を演出するかのように、辺りの不気味な様子をレポートしていた。
 突然、立ち止まる大野の姿が画面の奥の方に映っているが、賀茂と中山はそれに気が付かず、怪しげな祠へと足を進めるのだが、そこで大野の異変に気が付いた照明係の瀬奈川が騒ぎ出す。
 カメラがブレる。
 走っているのか、数秒間、足元しか映っていない。
 浅井の焦りと、賀茂の冷静な態度が声だけで伝わってくる。
 次にカメラのピントが合った時には、白目を剥いた大野が、前後左右に体を揺らし、涎を垂らしながら「死にたくない……死にたいシニタイ、シニタイ…………こんなところで、死にたくない。シニタイ、シニタイ、シニタイ……」と、同じ言葉を繰り返している姿がアップで映し出された。
 そのあまりにも異様な表情に、一緒にモニターを見ていた日高は、霊なんてまるっきり信じていなかったにも関わらず、小さく息を呑み、同じく、超常現象をバカにしていた小野や五代までもが表情を強張らせていた。
 瀬奈川の誘導で賀茂が登場し、すぐさま大野と対峙し、印を結んでお経を唱えだした。

「ふ……ん。お経に書かれてある言葉の意味も知らない奴らに効くわきゃねーだろ」

 食い入るように見ていた崖班メンバーから少し離れたところで様子を見ていた神代はポツリと呟いたが、その言葉は誰にも聞こえてはいない。
 モニターには未だ、賀茂が除霊している姿が映っているが、その間、確かに中山の姿が一瞬たりとも映ってはいない。
 この魔の数分間に一体何があったのか。
 現場にいた人間ですら大野と賀茂に集中しすぎていて、彼女の行動には注意していなかったことが悔やまれる。

「モニターなんかと睨めっこしている暇があったら、皆で手分けして探す方がいいんじゃねぇの?」

 小さな画面に群がる連中の輪から離れ、映像には一切興味がないといった感じの神代は、林班が走って来た方へと顔を向けたまま強張った声を発した。
 聞く人が聞けば緊張感のある声なのだが、その場にいたスタッフ達は、自分達が中山のことを心配してモニターに何か手掛かりが映っていないか確認をしているというのに、全くそのことに関心を示さない神代の態度から、ぶっきらぼうな印象を受けた。

「お前なぁっ! 仲間が消えたんやで? 心配するのが普通やろぉっ!」
「手分けして探す前に、どういう状況で彼女が居なくなったのかを把握するべきでしょう? 闇雲に探すよりも。頭を働かせることも必要ですよ?」

 小野や五代が、今、この場で一番焦っているであろう林班のスタッフや出演者達よりも先に神代の態度に注意する。
 他のメンバー達とは全く違う反応をし、違う言動をしている神代は、一人だけ浮いたような雰囲気になってしまい、殆どの人間から非難めいた視線を浴びせられているものの、彼はそんなことを気にするような男ではない。
 顎を上げ、鼻をヒクヒクさせる彼は、自分が向いている方向へと指をさした。

「あっち。風上でしょ? 皆、気が付かないわけ?」

 皆が彼に倣い風見鶏のように林の方へと顔を向けると、クンクンと匂いを嗅いだ。

「だいたい。女性一人が消えたっていうのに、いい歳した男どもが連れションでもあるまいし。失踪現場から全員仲良く一緒に報告しに来るなんて、おかしくない? 現場監督への報告は一人で充分。揃いも揃って慌てふためいて――――」
「そんなの当たり前だろっ! たった数秒前まで一緒にいた仲間が神隠しにあったかのように、突然消え去ったんだ。慌てて当然だろ!」
「そうですよ。いくらボクだって幽霊相手なら何とでもできますが、生身の人間の失踪となれば混乱しますよ」

 神代が話している最中に、言葉を被せるように反論する野々村と、援護射撃兼自らの保身を語る賀茂。
 二人へと顔を向けようと神代が振り返ろうとした時に、「な……に? この匂い」と、日高が鼻を摘まみ、眉根に皺を寄せて呟くと、それに同調する声があちこちから上がる。

「ほら。こんな所に集まっていたって、なぁ~んにもなんないって。ロケ中に中山さんが失踪した? 本当にそうなの? もしかしたら男性陣の中で女性は各班にたった一人だ。そんな状況だったら、こっそりトイレにでも行ったのかもしれないよね?」
「それは絶対にない!」

 ざわめきだした周りの様子を上手く味方につけて、神代は自身の主張をさらに強く全面に出すが、野々村はそれをハッキリと否定した。

「なぁんでそう言い切れるんですかねぇ?」

 疑うような口調で問いかける神代。
 それもその筈。
 神代の言っている内容は、あくまでも一つの可能性であり、『絶対にない』とは言えないもの。
 それを全否定するということは、野々村には中山が『トイレに行っていない』『何かしらのトラブルに巻き込まれた』という確固たる証拠があるということになる。
 前髪の奥から自分を射抜くような視線を感じて、グッと押し黙る野々村は、「……二手に分かれてロケをする直前に、中山さんはロケバスに一度、用を足しに行ったんだ。だから、トイレに行ったっていうことはない……はず……」と、歯切れの悪い返答をした。

「ふぅん」

 それでもまだ納得しきっていないような返事をすると、今度は賀茂が「それに、さっきもモニターで皆に確認してもらっていた通り。心霊現象が起きた場面で彼女が居なくなるなんて有り得ませんよ。彼女はアナウンサーのプロ。あの状況でしっかりとレポーターの役割とするのが仕事なんですから」と付け加えた。

「なぁ~るほどねぇ」

 顎に手をあてて、小首を傾げる神代は「とは言っても。か弱い女性一人を置き去りにしたっていう事実は変わりませんけどね」と、吐き捨てた。
 下唇を噛み、ワナワナと拳を震わす野々村と、真顔ではあるものの、目には忌々しいものでも見るかのような怒りに満ちた炎を燃やす加茂は、何かを言い掛けようとしたのだが、丁度その時、田口から声がかかった。

「三人ともっ! 言い争いは後にしてくれっ! それよりも、まずは中山さんを探す方が先決だっ! 陽が沈んでからではどうにもならない。今のうちに林の中を皆で手分けして探そうっ」

 はじめに神代が気付いた異臭。
 それが野生動物特有の獣臭や糞尿の臭いであったのならば、田口をはじめとするスタッフの人間達も慌てやしない。
 だが、ここにいる全員が嗅いでいる独特の臭いは、崖の下から巻きあがってくるような潮の香りでも、林から駆け巡って来る爽やかな風の香りでもない。
 鉄分を含んだ、言葉に言い表したくはない不吉な匂い。

「最悪なことになっていなければいいんですけど……ね」

 わざわざ賀茂と野々村の間を通り抜けて田口の元へと駆け寄る神代は、二人にだけ聞こえるような声で含みを持たせた言葉を投げつけた。
 だが、それに対する二人の反応など、中山を探す段取りを立てている他のメンバーも、既に二人に背を向けている神代も知る由もなかった。
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