僕と兄ちゃんのキズナ

てつじん

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第6話 篤志の身代わり

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兄ちゃんと僕がお風呂から出るのを待って、夕飯は4人で食べた。
ママが気合を入れて作った煮込みハンバーグだ。

「翔真、ママのハンバーグ、サイコーだな」

兄ちゃんはニコニコ笑って頷いたけど、僕はそれが愛想笑いだと知っている。
だって、アイツが同じ食卓にいるんだもの。

「篤志もいっぱい食べるんだぞ」

僕はアイツをチラ見して、うんと頷いた。
夕食が終わるとママは夜勤の仕事に出かけて行く。

行かないで‥‥

口に出して言ったら、きっとママは心配する。
だからそんなこと言わないし、言えない‥‥

「じゃあ、ママ、出かけるね」
「2人ともお父さんの言うこと、よく聞くのよ」
「行ってきまーす」

ママは軽やかに出て行った。
お父さんの言うこと、よく聞くようにと言い残して。
何も知らないママは残酷な事を言うな、と思った。

「お父さんの言うこと、よく聞けってさ」

玄関でママを見送った僕の背後にアイツが立っていた。
体中に緊張が走り、筋肉が強張って動けなくなった。
僕はツバをゴクッと飲み込んだ。

「お父さん、篤志のチンポ、触りたくなっちゃったなぁ」
「触らしてくれるよな」
「ママも言ってたろ、お父さんの言うこと聞けって」

アイツは僕のパジャマをめくり上げ、パンツの中に手を入れてきた。
指を絡みつけるようにして、僕はおチンチンを触られた。

「あー、篤志のチンポはまだ幼くて、本当にかわいいなぁ」
「タマタマもぷにぷにしててやわらかい」

強く握られたりはしなかったけど、優しく触られれば触られるほど手つきや指遣いがいやらしくなって気持ち悪かった。
僕のおチンチンは恐怖できゅっと縮こまってしまって、アイツの手の中にすっぽりと収まってしまっていた。

「お父さん、止めてあげて」

兄ちゃん!

「篤志、まだ4年生だし、子供だから」
「代わりにオレがお父さんの言うこと何でも聞くから」

「またも兄弟愛か‥‥」
「美しいねぇ‥‥」
「キズナ、ってやつ?」
「ま、いいでしょう」

アイツはそう言って、僕のパンツの中から手を抜いた。

「何でも言うこと聞くんだな」
「じゃあ、翔馬、オレの部屋来い」

「兄ちゃん、行っちゃダメだ!」

「じゃあ、篤志、お前が来るか?」

「僕、ママに‥‥、ママに言いつけてやる」
「お前が僕たちにやったこと、言いつけてやる!」

「篤志はお父さんのことを、お前呼ばわりするのか」
「なかなかいい度胸だな」
「お父さんは別にいいぞ、ママに言いつけても」
「別れちゃえばいいだけだから」
「だけど、お前たち2人はずっとママと暮らしていくんだ」
「きっとママはお前たちを軽蔑するぞ」
「だって兄弟でチンポ、舐め合ったりしたんだからな」

「別れちゃえばいいって‥‥」
「じゃあ、何でママと結婚したんだよ!」

「お父さんはママも好きだけど、ママが連れてきた男の子の方に興味があったんだよ」

アイツは兄ちゃんの方を見た。

「そしたらさ、男の子もう1人増えたじゃないか」

そして僕の方を見た。

「お父さんは本当にラッキーだ、って思ったよ」
「で、どうする?」
「ママを悲しませたうえ、ママに軽蔑されたまま、お父さんとママを別れさすか‥‥」
「それとも、お前ら兄弟が大人しくお父さんの言うことを聞いて、このままママが毎日楽しく過ごせるようにしてあげるか‥‥」
「お前たちだって2人なら2分の1だし、お父さんにとっては2倍だ」
「悪い話じゃないと思うぞ」
「さぁ、決めろ」

「お父さん、もういいよ」
「オレ、今までよりもっともっと、お父さんのスキンシップの相手、頑張るから」
「だから、篤志には手を出さないで」

兄ちゃんは言った。
アイツはしばらく考えていた。

「だがなぁ‥‥」
「篤志にだってちゃんとスキンシップしてやらないといけないよなぁ」
「ああいうことは家庭でちゃんと教えるもんだからな」
「学校の授業は単なる座学だ」
「うん、やっぱり、2人とも私の部屋に来なさい」
「ママも言ってたろ、お父さんの言うこと聞けって」

僕と兄ちゃんはお互い顔を見合わせた後、仕方なくアイツの後について部屋に入った。

「翔真、パジャマ脱げ」

「え?」

「パジャマもパンツも、全部脱いで裸になれ」

「それって、篤志の目の前でするってこと?」

「そうだよ」
「百聞は一見にしかず、って言うだろ」
「篤志に見せてやるんだよ、お父さんと翔真のスキンシップを、いまここで」

「兄ちゃん、やめなよ、そんなの」
「言うこと聞く必要なんかないよ」

「じゃあ、篤志、お前が裸になれ」
「お父さんがお前にスキンシップしてやるぞ」

「篤志、ダメだ」

兄ちゃんは僕を守ろうとしてくれている。

「お父さん、オレにして下さい」
「お父さんがオレにスキンシップしてるとこ、篤志に見せてやってください」

兄ちゃんはそう言うと、パジャマを上下とも全部脱いでスルリとパンツを下ろした。
毛がむしり取られた痛々しい兄ちゃんのおチンチンが現れた。

「ふーん、翔真が篤志の身代わりになるってことか」
「まぁ、いいだろう」

アイツも着ていた服を全部脱ぐと、裸の兄ちゃんを無造作に抱きしめてキスをした。
片方の手で兄ちゃんの背中やお尻をベタベタと触り、そのまま下腹部に這わせておチンチンを揉みはじめた。
でも兄ちゃんは嫌な顔ひとつぜす、アイツにされるがままにしていた。

兄ちゃん、いつもこんなことされてるんだ‥‥

アイツは兄ちゃんの口を吸いながら、兄ちゃんの手を掴んで自分のおチンチンを握らせた。
すると兄ちゃんはそれをシコシコ扱きだした。
見る見るうちにアイツのおチンチンは膨張して硬さを増していった。

「そろそろいいだろ」

アイツがそう言うと、兄ちゃんはアイツと向き合うようにして、その場にひざまずいた。
ちょうど兄ちゃんの口の位置とアイツの大きく膨らんだおチンチンの位置が同じになった。
兄ちゃんはアイツのおチンチンを口に入れて吸いはじめた。
部屋中にちゅぱちゅぱと湿った音が響いた。

「うっ、うおぉぉぉっ‥‥」
「翔真、いいぞ、今日はいつもより興奮する」
「篤志、よく見ろ、お前のお兄ちゃん、チンポ舐めるの上手だぞ」

アイツは兄ちゃんの頭を両手で抑え、喉の奥まで出したり入れたりしてる。

「よし、翔真、今日はバックから入れるぞ」
「篤志、よく見てろ、ここからがお父さんと翔真のスキンシップの本番だ」

兄ちゃんはアイツの前でお尻を突き出すようにして四つん這いになった。

本当にお尻の穴に入れるんだ。

そう思った。
僕はつい、顔をそむけてしまった。

「篤志、ちゃんと見とくんだ」

そう言ったのは兄ちゃんだった。

「お父さんとオレのスキンシップ、よく見とけ」

アイツは兄ちゃんのお尻の穴に唾を塗り付け、硬くなったおチンチンをお尻の穴の中に入れた。
兄ちゃんが苦痛に耐える表情をして、グイッと背中を反らせた。
それでも構わずアイツは兄ちゃんの腰骨を両手で抑え、何度も何度も腰を押し込んでは戻す動きをした。
兄ちゃんはその度にアッアッという短い声を上げた。
ドアの向こうで聞き耳を立てていた時に聞こえてきた、あの時の兄ちゃんの声と同じだった。

「篤志、お前も裸になれ!」

「お、お父さん、約束が違うよ」

兄ちゃんはアイツにおチンチンを入れられたまま、絞り出すような声で言った。

「翔真、お父さんは何もしないぞ」
「お前が篤志のチンポ、舐めてやるんだよ」
「だって可愛そうじゃないか、見てるだけじゃ」
「篤志だって気持ちよくなりたいよな」
「それに‥‥」

「?」

「さっき風呂場で言ってただろ」
「お互いに舐めてもらって気持ちよかったって」

やっぱ、聞いていたんだ。
人影は気のせいじゃなかったんだ。

「篤志、お前も早く脱いで裸になれ」

アイツが強い口調で言った。

「篤志、オレがお前のおチンチン舐めてやるから、言うとおりにしよ」

僕は兄ちゃんの言葉に従ってパジャマの下とパンツを膝まで下した。

「そんなんじゃダメだ!」
「全部脱ぐんだよ、全部」
「全部脱いで裸になんなきゃ、お兄ちゃんに失礼だろ」

結局、僕たちは3人とも全裸はだかになった。
それから僕は四つん這いになった兄ちゃんの顔の前に膝を付いて、まだ普通の形でいつもの大きさのままの僕のおチンチンを兄ちゃんの口の中に入れた。

兄ちゃんは口の中でベロを使って器用に僕のおチンチンの皮を剥いてくれた。
僕もだんだんと気持ちよくなってきて、すぐにビンビンになってしまった。

こんな状況でも、やっぱ兄ちゃんに舐めてもらうと気持ちいいや。

僕も気が付くと、兄ちゃんの頭を両手で抑えていた。

「よし、翔馬、体位を変えるぞ」
「バックの次は正常位だ」

兄ちゃんはごろんと仰向けになって、ひざの裏側に腕を引っ掛けるようにして股を大きく開いた。
おチンチンとお尻の穴が上向きになって丸見えになってしまった。
アイツは兄ちゃんに覆いかぶさるようにして、硬いままのおチンチンをお尻の穴目がけて突き刺した。

「篤志、どうだ、見えるか」
「お父さんのチンポが翔馬のお尻の穴に入っているとこ」

アイツは兄ちゃんのお尻の穴におチンチンを挿入すると腰を振りはじめた。
僕は運動会の組体操でも見たことのないような体の組み方だと思いながらそれを見ていた。

「篤志‥‥」

兄ちゃんが僕の名を呼んだ。

「お前の兄ちゃんは偉いなぁ」

だけど兄ちゃんのそのあとの言葉は、アイツが無遠慮に被せてきた言葉に遮られてしまった。

「お前のお兄ちゃん、弟のために自分のこんな恥ずかしい姿、見せてくれてるんだぞ」

アイツは規則正しいリズムで兄ちゃんのお尻に向かって腰を振り続けた。
そしてその度にペチンペチンと下半身同士がぶつかる音がした。
ドア越しに聞いたのはこの音だったんだと、僕は思った。

「篤志、ほらこの挿入している部分をよく見とけ」
「これな、セックスっていうんだ」
「お父さんと翔真のスキンシップで、気持ちいいんだぞ」
「女とやると子供ができるが、幸い翔真は男だからな」
「何回やっても大丈夫だ」

アイツにセックスされながら僕を見ている兄ちゃんの目が優しかった。
その眼差しは、大丈夫、オレが守ってやるって言っているように感じた。

アイツの息がだんだんと荒くなってきた。
腰の動きも激しさを増した。
そして何回かズドーンズドーンと兄ちゃんの体を大きく押し上げるように腰を突いたかと思うと、だんだんとアイツの動きが遅くなり、やがて止まった。
しばらくして息が整うとアイツは腰をゆっくり引いた。
アイツのおチンチンが兄ちゃんの肛門からにゅるりと抜かれた。
見てみると兄ちゃんのお尻の穴はぽっかりと口を開けたまま、閉じなくなっていた。
そこから白い液がドロッと流れ出てきた。

これが精子なの?
僕が飲んだのは、兄ちゃんのコレ?
兄ちゃんのはいいけど、コイツのは絶対にヤダ。

「篤志、どうだ」
「お前もスキンシップ、してみたくなったか?」
「なんなら、お前にもしてやろうか?」

「お父さん、篤志はまだ、いいよ」
「さっき篤志には、お風呂でスキンシップの話し、ちゃんと説明しといたので‥‥」

「なーんだ、さっき2人で風呂に入りながら、そんな話してたのか」
「でもな、百聞は一見にしかず、百考は一行にしかず、っていうからな」
「篤志も実際にスキンシップ、してみたいよなぁ?」
「んー、そうだなぁ、こういうのはどうだ?」

アイツは冷めた笑いを浮かべた。
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