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第8話 篤志の貞操
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アイツが僕たち兄弟にするスキンシップは、いつも何の前触れもなくアイツの気分次第に始まる。
僕はなるべくアイツと一緒にいる時間を少なくしたいから、できるだけ学校に遅くまで残ってたり学童とかに寄り道しながら帰るんだけど、それでもタイミングが悪いときがたまにある。
兄ちゃんはそんな僕を気にしていつも側にいてくれるけど、塾がある日とかは仕方がない。
その日、兄ちゃんは僕と一緒に学校から帰ってきてくれたけど、その後すぐに塾に出かけてしまったときのことだった。
僕がママの帰りを待っていたら、カチャカチャっと玄関の鍵の開く音がしてドアが開いた。
「ママ、お帰り~」
違った。
帰って来たのはアイツだった。
「ざんねーん、ママじゃなくてお父さんだよ」
「ママは一緒じゃないの?」
「ママはいま、緊急オペに立ち会ってる」
「人の命を救ってんだぞ、エライよなぁ、ママ」
「だからお父さん、早く家に返してもらった」
「可愛い小学生の男の子が2人、家で留守番してるからって言って」
体じゅうの毛がぞわぞわと逆立った。
腕の毛とかが逆立って、本当に毛って立つんだと思った。
「篤志、2人きりだな」
「ママはオペだし、翔真も塾だし」
アイツが僕の方へ、ジリジリと歩み寄ってきた。
僕は追い詰められて、そして壁ドンされた。
アイツは僕のシャツを捲り上げると、当たり前のようにパンツの中に手を入れてきた。
アイツの指がナメクジのように僕のお臍の下の方へと入り込んで行って、そしておチンチンを触られた。
シャツが首のところまで持ち上げられて、剥き出しになったおっぱいをベロの先で舐められた。
「篤志、ココ、感じるのか?」
「おっぱいの先が、ちょっと硬くなってきたぞ」
アイツはそう言いながら、今度は僕のズボンを脱がしパンツの上からおチンチンの辺りの匂いを嗅いだ。
「んー、いい匂いがするなぁ」
僕は抵抗しても無駄なことは知っている。
今までだって何回も逆らったけど、結局アイツの言いなりにされてしまってる。
残念だけど、何も知らないママはこんなアイツが大好きで、僕たち兄弟もアイツ以上にママのことが大好きで、だから僕たちはそんなママを悲しませるようなことをしたくないっていつも思ってる。
兄ちゃんだって同じ。
ずっと我慢して耐えてきているんだ。
だから僕も、少しは兄ちゃんの負担を減らしてあげなきゃ。
これからは兄ちゃんだけじゃなくて、僕もアイツの相手をするんだ。
僕はじっと我慢することにした。
「篤志、今日はお前、随分と大人しいな」
「お父さんのスキンシップ、本当は楽しみにしてたんじゃないのか?」
アイツは僕が黙っているのをいいことに、僕のパンツを膝のところまで引きずり下ろした。
おチンチンが丸出しになってスースーしたけど、次の瞬間、僕のおチンチンはアイツの口の中にすっぽり入っていた。
ベロでれろれろと舐め回された。
「ちょっと塩っぱいな」
「汗か? オシッコか? どっちだ?」
そしてアイツは僕の両肩に手を乗せて、力ずくで僕の体を床に沈めた。
僕は力負けして仰向けに寝転んだ。
アイツは僕の太ももの上に腰を下ろすと、両足で腕の付け根の辺りを踏みつけるようにして、僕が身動きが取れないようにした。
そしてアイツは僕のおチンチンを好きなだけ触った。
ライオンは獲物を仕留めたあと、きっとこんなふうにゆっくり食事を楽しむんだろうなって、そのとき思った。
「ほうら、こうやってチンポ扱かれると気持ちいいだろう」
アイツは僕のおチンチンの皮を剥いたり被せたりを繰り返した。
「これ、オナニーって言うんだよ」
「篤志はフェラチオやセックスはもう経験してるくせに、オナニーってまだだったんだよなぁ」
「順番が違うよなぁ」
僕は下半身を裸にされておチンチンを悪戯されながら、それでもじっと我慢していた。
なのにアイツの手の動きがだんだん早くなってくるにつれて、悔しいけど僕のおチンチンもどんどん硬くなってしまった。
「なぁ、気持ちいいだろ、オナニー」
「篤志も男の子だもんなぁ」
「男の子はなぁ、こうやってときどき自分のチンポを‥‥」
そう言った時だった。
「ただいまー」
ママが突然、部屋に入って来た。
僕もアイツも動きが止まった。
ママはじっと僕たちを見ている。
「ママーーーッ!」
僕はパッと跳ね起きて泣きながら抱きついた。
「ヤダっ、何してんの?」
「篤志、なんでパンツ穿いてないのよ?」
アイツも最初は相当びっくりしたみたいだったけど、すぐにママに向かって言った。
「えっ‥‥」
「あっ、あぁ、あの、これは‥‥」
「篤志がな‥‥」
「篤志が学校から帰ってくるなり、チンポが痛いって言い出すもんだから見てやってたんだよ」
「男の子は年頃になると皮が剥けてきたり、清潔にしてないと中に垢が溜まって炎症を起こしたりするからね」
「ちゃんと剥けるかどうか見てやってたら、痛がって泣き出したんだ」
「えーっ、やぁーねぇ、もう」
「部屋に入るなりおチンチン丸出しにしてるから、どうしたのかと思ってびっくりしちゃったじゃない」
「ほら、ママに見せて」
ママは看護師長さんだから、こう言ったことは本職だった。
「いや、ママ、篤志がね、言うんだよ」
「ママにチンポ見られるのは恥ずかしいって」
「だからお父さんに見て欲しいて」
「まあ、ひとまず大丈夫そうだから」
「な、篤志、そうだよな」
僕はママの顔を見て、それからうんって頷いた。
「そう言うことだったら、今度は男同士、お風呂で2人だけでやってちょうだいね」
「もー、びっくりしたわ」
「早くパンツ穿いて、おチンチンしまって」
ママは下半身丸裸の僕を見ながら、それで納得してしまった。
「ところでママ、緊急オペは?」
「オペ?」
「あぁ、最近、私、夜勤が続いたから、他の人が代わってくれたの」
「疲れてるままじゃ、いろいろと危ないしね」
「なんだ、そうか、よかったじゃないか」
「じゃあ、風呂でも沸かして、篤志と入るわ」
「そうね、そうして」
「その間に私、夕飯作るわね」
「翔真もそろそろ塾から帰って来る頃だし」
僕は自分の部屋に戻ったあと、じっと膝を抱えてうずくまっていた。
もちろんアイツとの風呂の時間を待っているんじゃなく、かと言って何か次の打開策を探している訳でもなかった。
ただ時間だけが、いつもと変わらずに過ぎていった。
ママに見られたあのとき、あれはひょっとしてアイツのことをママに言い付けられる絶好のチャンスだったんじゃないかっていう思いが頭からずっと離れなかった。
部屋のドアが開いた。
「篤志、風呂、入るぞ」
「いい、僕、1人で入る」
「なに言ってんだ」
「ママの言い付けを守らないつもりか」
「一緒に入るぞ、さあ来い」
アイツはそう言って僕の腕を掴んで立ち上がらせて、そのままバスルームへ連れて行かれた。
「篤志ぃ、お父さんにちゃんとおチンチン洗ってもらいなさーい」
脱衣場までママの声が聞こえて来た。
「篤志、お父さんが服を脱がしてあげよう」
アイツはそう言って、イヤラシイ手つきで僕の服を1枚1枚脱がした。
最後に残ったパンツは特にゆっくりと少しずつ少しずつ、ジリジリとずり下ろしながら脱がされた。
アイツは僕のおチンチンを手で握るようにして触った。
「何度触っても飽きないなぁ、篤志のチンポは」
「可愛らしくて‥‥」
「お父さんがキレイに洗ってやるからな」
「なんたって、ママに頼まれてるんだから」
僕は憂鬱な気分のまま、アイツと一緒に湯に浸かった。
アイツは僕を膝の上に乗せて、終始、体の色んなとこを触った。
「篤志はチン毛、しばらくは生えそうにないな」
「いいぞいいぞ、まだもうしばらく、つるチンが楽しめそうだ」
アイツはそう言うと、僕のアゴをぐいっと持ち上げキスをした。
お尻のあたりにアイツの硬くなったおチンチンが当たって気持ちが悪い。
湯船から出るとアイツは僕の背後に立った。
そして背中から僕の体に覆いかぶさるようにして腕を伸ばし、おチンチンを指で摘むと皮をつるんと剥いて中身を出した。
「小っちゃいくせにカタチは一丁前なんだよなぁ、篤志くんの亀頭はさぁ」
普通は体が成長するにつれて自然とおチンチンの皮って剥けるようになるみたいなんだけど、あのとき無理やり僕の皮剥いといていい加減なことを言うなって思った。
「で、篤志は手と口と、どっちで洗って欲しいんだ?」
「どっちも」
僕は首を振った。
「そうか、両方でして欲しいのか」
「4年生なのに篤志は好きなんだなエッチなことが」
ちげーよ!
どっちもイヤなんだよ!
僕は心の中で叫んだ。
「じゃあ、さっきの続きをしてやろう」
アイツは僕のおチンチンを口に入れた。
イヤだと思う気持ちが自然と腰を後ろへ引いていく。
アイツは僕のお尻に手を回し、引いた腰を前へ押し出した。
なんでなんだよ?
僕のおチンチン、アイツに舐めてもらって大きくなってきちゃったじゃないか‥‥
「ほーら、やっぱ、篤志、嬉しいんだろ、チンポ舐めてもらって」
やめて!
皮剥いととこ、そんなふうに舐めないで‥‥
僕って変態だ、どんどんおチンチンが気持ちよくなってくる‥‥
こんな自分、嫌いだ‥‥
あっ‥‥
や、やだっ!
お尻の穴に指なんか入れないでよ‥‥
僕は腰を振って指をかわした。
でもアイツはしつこく僕の腰を掴み、お尻の穴を弄ってる。
「イテッ!」
おチンチンを舐めながら、アイツ、ちょっと噛んだ。
上と下の歯で僕のおチンチンを固定したまま、先っぽのつるつるした部分をベロでゴシゴシ擦ってる。
でも大きくなっていた僕のおチンチンは、急激に小さく萎んでいった。
お尻の穴も頑張って力を入れて、アイツの指が入ってこないように一生懸命、防御した。
その時、浴室のドアがガラッと開いた。
顔を出したのは、兄ちゃんだった。
「お父さん、オレも一緒に入るから!」
兄ちゃんは早口でそう言って、急いで服を脱ぎ浴室に入ってきた。
「篤志、大丈夫か」
「おいおい、大丈夫かはないだろう」
「親子2人で風呂に入って、体を洗ってやってただけなんだから」
「兄ちゃん、僕は大丈夫」
「お父さん、オレ来たから、篤志、もう上がってもいいよね」
「ああ、いいぞ」
「篤志、今度またゆっくりと2人で風呂入ろうな」
「その時まで篤志の貞操を頂くのはお預けだな」
「兄ちゃん、1人で平気なの?」
「うん、兄ちゃんは大丈夫」
「もう慣れてるから」
僕は手早く逃げるようにして風呂から上がった。
慣れてるからって言ってたな、兄ちゃん。
可哀想だ。
その後ちょっとしてから、兄ちゃんが部屋に戻って来た。
「兄ちゃん、大丈夫?」
「セックスとかされた?」
「まあな」
「どうやって?」
「壁の方を向いて、立ったまま体をくの字に曲げて、突き出したお尻に挿れられた」
「後ろからズンズンズンって感じにね」
「アイツ、だいぶ満足したみたいだったから、しばらくはオレたちのこと放っておいてくれるかも」
アイツが満足するなんて、兄ちゃん、たぶん相当酷いことされたんだろうな。
「僕の代わりに、アイツにセックスされちゃったんだね」
「兄ちゃん、ごめんね‥‥」
「もう気にするな」
「あとな、篤志‥‥」
兄ちゃんは、そう言ってパッと明るい笑顔を作った。
そして僕の目の前で、パジャマのズボンとパンツを一気に下ろして、僕におチンチンを見せた。
「ホラ、篤志とおんなじ」
アイツに毟り取られたあと、ようやくまた生え始めていた兄ちゃんのおチンチンの毛が、今度は全部無くなってツルツルになっていた。
「アイツに剃られちゃった」
「へへへ‥‥」
アイツが普段使っている髭剃り用のカミソリで、産毛のような兄ちゃんのチン毛が全部、剃られてしまっていた。
兄ちゃんのおチンチン、きっと今までもこうやって随分とアイツに嫌なことされてきたんだろうな。
へへへなんて、なんで兄ちゃん笑えるのさ。
そんなことされたのに笑えるなんて、兄ちゃん、かっこよすぎだよ。
「ほら見てみろよ、篤志のおチンチンとおんなじ、つるっつる」
「比べてみようぜ、篤志のと」
僕もパンツを下ろして兄ちゃんにおチンチンを見せた。
「ほら、僕もつるつる」
「兄ちゃんとおんなじ、つるっつる」
「毛、全然ない」
でも僕は気づいてしまった。
「あれ?」
「兄ちゃん、これ‥‥」
よく見ると、兄ちゃんのおチンチンの根本のところに、真一文字の切り傷がある。
思わずその部分に触れた。
「痛っ!」
「あ、ごめん、兄ちゃん」
「大丈夫、ちょっとヒリヒリするだけ」
血がまだ少し滲んでいる。
「これ、どうしたの?」
「アイツ、オレの毛、剃ってる時に手元が狂ったって言って切りやがった」
兄ちゃん、本当はきっと剃られるの嫌で抵抗したんだろうな。
「ちょっと、じっとしててね」
僕はその傷口を舐めてあげた。
兄ちゃんは、くすぐったいと言いながら、僕の頭を何回も何回も撫ぜてくれた。
「兄ちゃんのおチンチン、つるつるで舐めやすい」
僕は後頭部をパコンと軽く叩かれた。
「へへへ‥‥」
僕は笑いながら半分泣いていた。
そして何度も何度も、兄ちゃんの傷口を舐めてあげた。
僕はなるべくアイツと一緒にいる時間を少なくしたいから、できるだけ学校に遅くまで残ってたり学童とかに寄り道しながら帰るんだけど、それでもタイミングが悪いときがたまにある。
兄ちゃんはそんな僕を気にしていつも側にいてくれるけど、塾がある日とかは仕方がない。
その日、兄ちゃんは僕と一緒に学校から帰ってきてくれたけど、その後すぐに塾に出かけてしまったときのことだった。
僕がママの帰りを待っていたら、カチャカチャっと玄関の鍵の開く音がしてドアが開いた。
「ママ、お帰り~」
違った。
帰って来たのはアイツだった。
「ざんねーん、ママじゃなくてお父さんだよ」
「ママは一緒じゃないの?」
「ママはいま、緊急オペに立ち会ってる」
「人の命を救ってんだぞ、エライよなぁ、ママ」
「だからお父さん、早く家に返してもらった」
「可愛い小学生の男の子が2人、家で留守番してるからって言って」
体じゅうの毛がぞわぞわと逆立った。
腕の毛とかが逆立って、本当に毛って立つんだと思った。
「篤志、2人きりだな」
「ママはオペだし、翔真も塾だし」
アイツが僕の方へ、ジリジリと歩み寄ってきた。
僕は追い詰められて、そして壁ドンされた。
アイツは僕のシャツを捲り上げると、当たり前のようにパンツの中に手を入れてきた。
アイツの指がナメクジのように僕のお臍の下の方へと入り込んで行って、そしておチンチンを触られた。
シャツが首のところまで持ち上げられて、剥き出しになったおっぱいをベロの先で舐められた。
「篤志、ココ、感じるのか?」
「おっぱいの先が、ちょっと硬くなってきたぞ」
アイツはそう言いながら、今度は僕のズボンを脱がしパンツの上からおチンチンの辺りの匂いを嗅いだ。
「んー、いい匂いがするなぁ」
僕は抵抗しても無駄なことは知っている。
今までだって何回も逆らったけど、結局アイツの言いなりにされてしまってる。
残念だけど、何も知らないママはこんなアイツが大好きで、僕たち兄弟もアイツ以上にママのことが大好きで、だから僕たちはそんなママを悲しませるようなことをしたくないっていつも思ってる。
兄ちゃんだって同じ。
ずっと我慢して耐えてきているんだ。
だから僕も、少しは兄ちゃんの負担を減らしてあげなきゃ。
これからは兄ちゃんだけじゃなくて、僕もアイツの相手をするんだ。
僕はじっと我慢することにした。
「篤志、今日はお前、随分と大人しいな」
「お父さんのスキンシップ、本当は楽しみにしてたんじゃないのか?」
アイツは僕が黙っているのをいいことに、僕のパンツを膝のところまで引きずり下ろした。
おチンチンが丸出しになってスースーしたけど、次の瞬間、僕のおチンチンはアイツの口の中にすっぽり入っていた。
ベロでれろれろと舐め回された。
「ちょっと塩っぱいな」
「汗か? オシッコか? どっちだ?」
そしてアイツは僕の両肩に手を乗せて、力ずくで僕の体を床に沈めた。
僕は力負けして仰向けに寝転んだ。
アイツは僕の太ももの上に腰を下ろすと、両足で腕の付け根の辺りを踏みつけるようにして、僕が身動きが取れないようにした。
そしてアイツは僕のおチンチンを好きなだけ触った。
ライオンは獲物を仕留めたあと、きっとこんなふうにゆっくり食事を楽しむんだろうなって、そのとき思った。
「ほうら、こうやってチンポ扱かれると気持ちいいだろう」
アイツは僕のおチンチンの皮を剥いたり被せたりを繰り返した。
「これ、オナニーって言うんだよ」
「篤志はフェラチオやセックスはもう経験してるくせに、オナニーってまだだったんだよなぁ」
「順番が違うよなぁ」
僕は下半身を裸にされておチンチンを悪戯されながら、それでもじっと我慢していた。
なのにアイツの手の動きがだんだん早くなってくるにつれて、悔しいけど僕のおチンチンもどんどん硬くなってしまった。
「なぁ、気持ちいいだろ、オナニー」
「篤志も男の子だもんなぁ」
「男の子はなぁ、こうやってときどき自分のチンポを‥‥」
そう言った時だった。
「ただいまー」
ママが突然、部屋に入って来た。
僕もアイツも動きが止まった。
ママはじっと僕たちを見ている。
「ママーーーッ!」
僕はパッと跳ね起きて泣きながら抱きついた。
「ヤダっ、何してんの?」
「篤志、なんでパンツ穿いてないのよ?」
アイツも最初は相当びっくりしたみたいだったけど、すぐにママに向かって言った。
「えっ‥‥」
「あっ、あぁ、あの、これは‥‥」
「篤志がな‥‥」
「篤志が学校から帰ってくるなり、チンポが痛いって言い出すもんだから見てやってたんだよ」
「男の子は年頃になると皮が剥けてきたり、清潔にしてないと中に垢が溜まって炎症を起こしたりするからね」
「ちゃんと剥けるかどうか見てやってたら、痛がって泣き出したんだ」
「えーっ、やぁーねぇ、もう」
「部屋に入るなりおチンチン丸出しにしてるから、どうしたのかと思ってびっくりしちゃったじゃない」
「ほら、ママに見せて」
ママは看護師長さんだから、こう言ったことは本職だった。
「いや、ママ、篤志がね、言うんだよ」
「ママにチンポ見られるのは恥ずかしいって」
「だからお父さんに見て欲しいて」
「まあ、ひとまず大丈夫そうだから」
「な、篤志、そうだよな」
僕はママの顔を見て、それからうんって頷いた。
「そう言うことだったら、今度は男同士、お風呂で2人だけでやってちょうだいね」
「もー、びっくりしたわ」
「早くパンツ穿いて、おチンチンしまって」
ママは下半身丸裸の僕を見ながら、それで納得してしまった。
「ところでママ、緊急オペは?」
「オペ?」
「あぁ、最近、私、夜勤が続いたから、他の人が代わってくれたの」
「疲れてるままじゃ、いろいろと危ないしね」
「なんだ、そうか、よかったじゃないか」
「じゃあ、風呂でも沸かして、篤志と入るわ」
「そうね、そうして」
「その間に私、夕飯作るわね」
「翔真もそろそろ塾から帰って来る頃だし」
僕は自分の部屋に戻ったあと、じっと膝を抱えてうずくまっていた。
もちろんアイツとの風呂の時間を待っているんじゃなく、かと言って何か次の打開策を探している訳でもなかった。
ただ時間だけが、いつもと変わらずに過ぎていった。
ママに見られたあのとき、あれはひょっとしてアイツのことをママに言い付けられる絶好のチャンスだったんじゃないかっていう思いが頭からずっと離れなかった。
部屋のドアが開いた。
「篤志、風呂、入るぞ」
「いい、僕、1人で入る」
「なに言ってんだ」
「ママの言い付けを守らないつもりか」
「一緒に入るぞ、さあ来い」
アイツはそう言って僕の腕を掴んで立ち上がらせて、そのままバスルームへ連れて行かれた。
「篤志ぃ、お父さんにちゃんとおチンチン洗ってもらいなさーい」
脱衣場までママの声が聞こえて来た。
「篤志、お父さんが服を脱がしてあげよう」
アイツはそう言って、イヤラシイ手つきで僕の服を1枚1枚脱がした。
最後に残ったパンツは特にゆっくりと少しずつ少しずつ、ジリジリとずり下ろしながら脱がされた。
アイツは僕のおチンチンを手で握るようにして触った。
「何度触っても飽きないなぁ、篤志のチンポは」
「可愛らしくて‥‥」
「お父さんがキレイに洗ってやるからな」
「なんたって、ママに頼まれてるんだから」
僕は憂鬱な気分のまま、アイツと一緒に湯に浸かった。
アイツは僕を膝の上に乗せて、終始、体の色んなとこを触った。
「篤志はチン毛、しばらくは生えそうにないな」
「いいぞいいぞ、まだもうしばらく、つるチンが楽しめそうだ」
アイツはそう言うと、僕のアゴをぐいっと持ち上げキスをした。
お尻のあたりにアイツの硬くなったおチンチンが当たって気持ちが悪い。
湯船から出るとアイツは僕の背後に立った。
そして背中から僕の体に覆いかぶさるようにして腕を伸ばし、おチンチンを指で摘むと皮をつるんと剥いて中身を出した。
「小っちゃいくせにカタチは一丁前なんだよなぁ、篤志くんの亀頭はさぁ」
普通は体が成長するにつれて自然とおチンチンの皮って剥けるようになるみたいなんだけど、あのとき無理やり僕の皮剥いといていい加減なことを言うなって思った。
「で、篤志は手と口と、どっちで洗って欲しいんだ?」
「どっちも」
僕は首を振った。
「そうか、両方でして欲しいのか」
「4年生なのに篤志は好きなんだなエッチなことが」
ちげーよ!
どっちもイヤなんだよ!
僕は心の中で叫んだ。
「じゃあ、さっきの続きをしてやろう」
アイツは僕のおチンチンを口に入れた。
イヤだと思う気持ちが自然と腰を後ろへ引いていく。
アイツは僕のお尻に手を回し、引いた腰を前へ押し出した。
なんでなんだよ?
僕のおチンチン、アイツに舐めてもらって大きくなってきちゃったじゃないか‥‥
「ほーら、やっぱ、篤志、嬉しいんだろ、チンポ舐めてもらって」
やめて!
皮剥いととこ、そんなふうに舐めないで‥‥
僕って変態だ、どんどんおチンチンが気持ちよくなってくる‥‥
こんな自分、嫌いだ‥‥
あっ‥‥
や、やだっ!
お尻の穴に指なんか入れないでよ‥‥
僕は腰を振って指をかわした。
でもアイツはしつこく僕の腰を掴み、お尻の穴を弄ってる。
「イテッ!」
おチンチンを舐めながら、アイツ、ちょっと噛んだ。
上と下の歯で僕のおチンチンを固定したまま、先っぽのつるつるした部分をベロでゴシゴシ擦ってる。
でも大きくなっていた僕のおチンチンは、急激に小さく萎んでいった。
お尻の穴も頑張って力を入れて、アイツの指が入ってこないように一生懸命、防御した。
その時、浴室のドアがガラッと開いた。
顔を出したのは、兄ちゃんだった。
「お父さん、オレも一緒に入るから!」
兄ちゃんは早口でそう言って、急いで服を脱ぎ浴室に入ってきた。
「篤志、大丈夫か」
「おいおい、大丈夫かはないだろう」
「親子2人で風呂に入って、体を洗ってやってただけなんだから」
「兄ちゃん、僕は大丈夫」
「お父さん、オレ来たから、篤志、もう上がってもいいよね」
「ああ、いいぞ」
「篤志、今度またゆっくりと2人で風呂入ろうな」
「その時まで篤志の貞操を頂くのはお預けだな」
「兄ちゃん、1人で平気なの?」
「うん、兄ちゃんは大丈夫」
「もう慣れてるから」
僕は手早く逃げるようにして風呂から上がった。
慣れてるからって言ってたな、兄ちゃん。
可哀想だ。
その後ちょっとしてから、兄ちゃんが部屋に戻って来た。
「兄ちゃん、大丈夫?」
「セックスとかされた?」
「まあな」
「どうやって?」
「壁の方を向いて、立ったまま体をくの字に曲げて、突き出したお尻に挿れられた」
「後ろからズンズンズンって感じにね」
「アイツ、だいぶ満足したみたいだったから、しばらくはオレたちのこと放っておいてくれるかも」
アイツが満足するなんて、兄ちゃん、たぶん相当酷いことされたんだろうな。
「僕の代わりに、アイツにセックスされちゃったんだね」
「兄ちゃん、ごめんね‥‥」
「もう気にするな」
「あとな、篤志‥‥」
兄ちゃんは、そう言ってパッと明るい笑顔を作った。
そして僕の目の前で、パジャマのズボンとパンツを一気に下ろして、僕におチンチンを見せた。
「ホラ、篤志とおんなじ」
アイツに毟り取られたあと、ようやくまた生え始めていた兄ちゃんのおチンチンの毛が、今度は全部無くなってツルツルになっていた。
「アイツに剃られちゃった」
「へへへ‥‥」
アイツが普段使っている髭剃り用のカミソリで、産毛のような兄ちゃんのチン毛が全部、剃られてしまっていた。
兄ちゃんのおチンチン、きっと今までもこうやって随分とアイツに嫌なことされてきたんだろうな。
へへへなんて、なんで兄ちゃん笑えるのさ。
そんなことされたのに笑えるなんて、兄ちゃん、かっこよすぎだよ。
「ほら見てみろよ、篤志のおチンチンとおんなじ、つるっつる」
「比べてみようぜ、篤志のと」
僕もパンツを下ろして兄ちゃんにおチンチンを見せた。
「ほら、僕もつるつる」
「兄ちゃんとおんなじ、つるっつる」
「毛、全然ない」
でも僕は気づいてしまった。
「あれ?」
「兄ちゃん、これ‥‥」
よく見ると、兄ちゃんのおチンチンの根本のところに、真一文字の切り傷がある。
思わずその部分に触れた。
「痛っ!」
「あ、ごめん、兄ちゃん」
「大丈夫、ちょっとヒリヒリするだけ」
血がまだ少し滲んでいる。
「これ、どうしたの?」
「アイツ、オレの毛、剃ってる時に手元が狂ったって言って切りやがった」
兄ちゃん、本当はきっと剃られるの嫌で抵抗したんだろうな。
「ちょっと、じっとしててね」
僕はその傷口を舐めてあげた。
兄ちゃんは、くすぐったいと言いながら、僕の頭を何回も何回も撫ぜてくれた。
「兄ちゃんのおチンチン、つるつるで舐めやすい」
僕は後頭部をパコンと軽く叩かれた。
「へへへ‥‥」
僕は笑いながら半分泣いていた。
そして何度も何度も、兄ちゃんの傷口を舐めてあげた。
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