世界の射精から

てつじん

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爪痕(つめあと)〜P国の話〜

爪痕(つめあと)

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空港のロビーで真っ先に私を出迎えてくれたのは、パーカッションと弦楽器で構成されている民族楽器の陽気なリズムだった。
たった数時間のフライトなのにジェット気流に強く煽られたせいで、まだ少し体が揺れているような気がして不思議な感覚だ。

この空港はかつての政治家の名前の愛称で呼ばれている。
呼び方がそう変わってから、もうどれくらい経ったのだろう。
階段を降り入国を待つ列の最後尾に並ぶ。
いつ来てもここのイミグレは混雑している。
前回ここを訪れたのはいつの事だったかもう記憶も遠いが、その時およそ1時間も並んだ事だけは鮮明に覚えている。

近付いてくる白タクの呼び込みを軽く手で払い除けながら、真直ぐに左手奥にあるレンタカーの受付カウンターに向かった。
色の浅黒い男が愛想のない表情でアプリケーションにサインを求める。
外に出るとムッとした熱気が重苦しくのしかかって来る。
いつもの事であるが、妙に懐かしい気がする。

私の目的地は湾づたいに南へ下り、湖をぐるりと半周したところにあるさびれた街だ。
かつてここは国際的にも有名な映画監督のロケ地として使われ、一時期観光客でごった返したときもあったが、今では観光といえば急流下りくらいのもので他にとりたてて名物はない。
しかしながらここは現在、知る人だけが知る非常に有名な場所であり、私がこの街を訪れる理由でもあった。

ロッジ風のホテルにチェックインすると、私は真っ先に窓の外を見た。

「よしよし、予約した通りプールに近い部屋だ」

その後はベッドに横になり、休養しながらゆっくり過ごした。
何しろ空港を出て繁華街を抜けるまではひどい渋滞で、高速ができるまでのバンコクの交通渋滞も最低最悪だったが、ここの交通事情もかなり劣悪だった。
おまけにここ数日エル・ニーニョの関係で天気がグズついているため、状況はなおさら酷い。
おかしなもので路上にたむろする物売りの少年は、そんな状況でも雨がよほど楽しいらしく仕事そっちのけで走り回っている。

これじゃあ、売り物の土産品がずぶ濡れだろう……
そうでなくてもカゴの中は安っぽいものばかりなのに……

そんな事を思い出しながら、私はスプリングの硬いベッドに横になりひと眠りする事にした。
しかし慇懃無礼なほどクーラーが効きすぎていて何度かくしゃみをしたせいか、または通りを抜けていくバイクの甲高い2ストのエンジン音に、そうでなくても浅い眠りを幾度か妨げられた。

仕方なく私はカーテンの隙間から窓の外を見る。
虫が群がる薄暗い照明に照らされて、プールの水面が揺れているのが見えた。
私は結局のところ、今日は待ち人に出会えなかったことにほぞを噛みながら、再び眠りについた。

気が付くと外はもう明るかった。
私は1日の始まりだというのに深いため息を付くと、1階のコーヒーハウスでバイキング式の朝食をとった。
さすがにここら辺は欧米人のグループが多いが、私のように一人で食事をとっている客も中にはいた。
テーブルの上で皿に取ってきた小振りのウィンナーを見ていたら、またため息が出てきた。

「昼間は観光でもするか」
「そういえば急流下りも久しぶりだし」

昨晩は本来の目的を成しえなかったので、まぁ昼間くらいは一般的な観光も味わって帰ろう、と自分をごまかした。

その日の夜のことだった。
夜更けになってようやく待ち人が階下のプールに姿を現した。

2人いるか?

プールの周りをうろうろ歩きながら、その2人は誰かの合図を待っているようだった。

「ちょっと幼いか……」

ひとりは7~8歳、もうひとりは10~11歳くらいといった感じに見える。
黒髪で肌が褐色、典型的な現地の少年2人組。
私はしばらく様子を見ることにした。

少年たちもの合図がまだ確認できないため、少し待ちくたびれてきているようだった。
すると2人はもっと直接的にアピールをした。
履いているズボンを膝まで下しTシャツを胸までまくり上げ、裸の下半身をダンスでもするように左右に振り始めたのだった。
2人のその姿はなんとも愛くるしかった。

「この2人のうちの1人にするか、2人まとめてにするか……」

私が迷っているうちに、ホテルの一室の窓から懐中電灯のような光がクルクル回った。
少年たちはその光を確認すると手を振りながらバッと走って姿を消した。
私がもたもたしている間に買い手がついてしまったようだ。
しかも、2人まとめて。
結局その日は、もうチャンスは訪れてはくれなかった。

翌日の、それは少し焦り始めた3日目の夜だった。
まだかまだかと待ち侘びていた私に、ようやくその時が来た。
ホテルの囲いをひょいと乗り越え、シャツとズボンを全部脱ぐと、彼は何くわぬ顔をして真っ裸でプールに飛び込んだ。
ホテル側もある程度は黙認しているらしく、夜中にある目的をもった少年たちが敷地内のプールに忍び込み、多少の水飛沫みずしぶきの音を立てても咎められることはなかった。
それは、あまり浅くもなく深くもない、ちょうどいい夜の時間帯だった。

私は持って来ていた懐中電灯のスイッチを入れ、今度こそ逃がすまいと泳いでいる彼に向かって合図した。
彼はプールサイドに上がり私の部屋の真下まで来ると、人なつこい笑顔でこちらを見上げた。
シルエットから全裸であるのがもう一度確認できた。
私は紙幣を一枚ひらひらさせて反応を伺った。
彼は3階の部屋の窓から見える小さな紙きれの色を見て、それがいくらの紙幣か判断しているのだった。
両手を上げて「くれ」と合図をした。
彼は私のオファーを受け入れてくれた。
私はバスタオルを窓から放り投げ、体を拭いて部屋に上がってくるように身ぶりで指示した。
彼はその場で体の水滴を拭うと、服を着てスタスタと何処かへ歩いていった。
誰にも気づかれずにホテル内に出入りできる通用口を知っているのだろう。

この建物によく出入りしているのか内部に精通しているらしく、彼は5分もしないうちに私の部屋を探し当てた。
私は素早く彼を部屋に導き入れると、静かにそして手早くドアを閉めた。
ここに泊まる客はほとんどがそういう目的だし、たとえ今宵のパートナーを部屋に連れ込むところを見ても逆に見られても、お互いの目的がわかっているからバツの悪い思いをすることもないのだが、ただやはり何か自分だけの秘密のお楽しみの現場を見られたような感じがするので、できるだけ誰にもわからないようさっさと部屋に連れ込みたかったのだ。

私は彼を部屋に招き入れると、まず始めにシャワーを浴びるよう言い、リネンから戻された新しいバスタオルを手渡した。
部屋の中を歩き回るたびに安っぽいサンダルからペタペタと音がして、着ている衣類も色褪せた粗末なものだった。
バスルームで服を脱ぐ姿を見ていたら、ズボンの下はパンツも履いていなかった。

私はひとりでベッドに戻り、彼がシャワーを終えて戻ってくるのを待った。
バスルームから聞こえてくる水飛沫の撥ねる音がいつ鳴り止むのかそわそわした気持ちを抑えて、私は着衣を全部脱いでベッドの上で彼を待った。
程なくして彼はバスルームから出て来た。
腰に先ほど渡したバスタオルだけを巻きつけている。
側らに来た彼の濡れた髪を撫ぜ、頬に手をあてがいながら、ふと気が付いた。
白人の血が混ざっている子だ。
髪の毛の色がやや栗毛っぽく、アジア人の系統とは違って肌の色も白く、顔立ちも少し掘りが深い感じだった。

なかなかいいじゃないか。
レアな感じがする。
興奮が増してきた。

この地は戦時中、他国の駐留軍の保養地として利用されていた場所で、おそらくその時の軍人によって種付けされた女の血を引いた子なのだろう。
その子孫である彼がいまこうして日銭を稼ぐために体を売っていると言う事は、決して彼の先祖も含めて、その後幸せな暮らしにはたどり着けなかった事を物語っている。
この貧しい村では目ぼしい観光収入もなく、大人は大人、子供は子供で、こうやって自分の持っているものだけで工夫して金を稼ぐしかないのである。
これを今も駐留する他国の軍隊がこの国に残した戦争の爪痕と表現するならば、この子達がこのような金の稼ぎ方を覚えたのも、ある意味、爪痕なのかも知れない。

しかし一方で、この国では大人でも子供でも、現地語の他に英語が通じるのは何より便利である。
国によっては貧民層になればなるほど英語が通じない。
そうなると、こちらが現地語を覚えるしかない。
だから英語が通じるという利点を活かして、多くの欧米各国の企業がこぞって工場を建てている。
労働者レベルでも英語教育が浸透しているからだ。
これもまた、戦後の爪痕と言えるかも知れない。
しかし今、私はその裏腹な恩恵を被ってこのような至福の時を過ごす事ができる訳であるから、少し複雑な気持ちであることは確かだった。

バスルームから出てきた彼の腰に巻いてあるタオルを、私は無造作にはぎ取った。
それはまるで時代劇の悪代官が花魁の着物の帯を無理やり解く光景に似ていた。
私の目の前に生まれたままの姿をした少年が現れた。

「こっちへおいで」

手招きをした。

「さぁ、一緒に気持ちいいことしよう」

腕を掴んでやや強引にベッドへ引きずり込むと、そのまま仰向けに押し倒し覆い被さるようにしてキスをした。
ネチャネチャと音が出るくらいに舌と舌を激しく絡ませたが、嫌がる様子は全くなかった。
一糸纏わず開放的で無防備な少年の肢体。

さぁ、お前のそのはだかを私によく見せておくれ……

自然と手がその肌に触れた。
胸や腹、そして下腹部に触れる。
私の指は花びらに包まれたままの少年の蕾をくちゅくちゅ揉んだ。
蕾の下にはまだ熟していない果実が2つ、袋に入った状態でぶら下がっている。
この果実に溜まっているのはココナツミルクのような乳白色の甘い蜜に違いないと、私はそう思った。

体をそっと抱き寄せると、髪の毛の先からは石鹸の香りがした。
シャンプーもコンディショナーも使わずに全身をまるごと石鹸で洗ったのだろう。
私が愛撫をやめないものだから花びらを閉じたままの蕾は徐々に開花し、見る見るうちに可愛らしい雄蕊おしべが顔を出した。
彼はゆっくりした呼吸でお腹を上下させながら、自分の雄蕊おしべが露出するその様子をじっと見ていた。

首筋、耳たぶ、腋の下、乳首から腕を伝って指先と、へそ、太ももから足の指……
私は彼の体じゅうを唇で愛撫した。

普段、彼の雄蕊おしべを守っている花びらはもう完全に剥けてしまい、中から実に綺麗なピンク色の球体が現れた。
それはまだ大人たちにそれほど吸われておらず、蜜もあまり出していないということを意味しているのか。
それともこれがこの子の元々の色なのか。
私はその小さな雄蕊おしべを口に含み、舌で唾液を絡めながら吸ってやった。

「ん、んんっ……」

気持ちよかったのか喘ぎ声が裏返った。
見た感じ年齢としは12くらいだろうか。
この国の子供たちの栄養状態はあまりよくないから全般的に体は小柄で、本当はもうちょっと年上なのかもしれなかった。
シャワーから出てきたときは熱を逃すために垂れていた袋も、部屋のエアコンが効き過ぎるのか、今はキュッと引き締まっている。

可愛らしい。
実に可愛らしい。

肩や胸もと、腰の辺りの骨格がまだ幼さを残しているせいもある。
色の薄い乳輪やちょっと汗の香りが残る腋窩えきかと、お腹の真ん中でアクセントのように窪んだへそなども丁寧に舐めてやった。
そして最後の仕上げにもう一度、つるつるとしたピンクの肉質の雄蕊おしべを口に入れ、そこから出てくるであろう蜜の味を想像しながら丹念にしゃぶってやった。
彼は時々くすぐったがるかのように腰を引いては、また元通り大人しく私の舌づかいに身を預けてくれた。

「どうだ、気持ちいいか?」

あっ……
ああんっ……
んん……

あごを上げながら鼻から抜ける喘ぎ声を出した。
口でしてもらうのがよっぽど好きなのかもしれない。
とは言うものの、私自身もそうそう我慢していられるはずもなく、私の海綿体もパンパンに張り詰めてしまっていた。
私は彼の手を取り私のそれを握らせた。
そして私が気持ちよくなる行為をさせた。

「そうだ、その調子だ」

この小さな手はもう既に何本もの男根ペニスを握って気持ちよくしてきたのだろう。
そう思わせるほど、彼は慣れた手つきで私にその行為をしてくれた。
だがしかし、何か物足りない気がした。

口でやらせるか……

そう、思った。
握力が弱いのか、私の膨らみきった状態のものは手で扱いただけでは満足できなかった。
私は彼に私のものを頬張らせるため彼の後頭部に手を当て、口元を私の股間へグイッと引き寄せた。
幼気いたいけな唇が私のものに押し当てられた。
もうただそれだけで射精いってしまいそうな、そんな興奮が私に襲いかかった。
そこから先は彼もまた何をすべきかよく心得ていた。
始めは私の鈴口を舌先でチロチロと舐めるだけだったが、やがて口にくわえてチュパチュパ吸い始めた。

あぁ、なんだ快感は。
まるで生きたオナホのようだ。

「いいよ、いい……」
「とっても、気持ちいい……」

私は両手で彼の頭を押さえ込んだ。

「そうそう、舌をつかって」
「うまい、うまいぞ」

この子は口を使って「する」ことにも、とてもよく慣れている。

ハァ……ハァ……

彼の唾液が私のギラギラした欲棒にまとわりつく。
吸い方がこれまたたまらない。
一生懸命に私のミルクを吸い出そうとしているのか。
子牛が母牛の乳を吸うのというのは、こんな感じなのかもしれない。
子供の舌が擦り付けられる感覚と強烈なまでの吸引。

私はこんなにも可愛らしい子に咥えさせている。
私の剥き出しの性欲を吸わせている。
全神経が集中した私の肉棒から四肢の末端へと、とろけるような快感が伝播する。
咥えさせまま腰を前後に振ってしまうたびに、身勝手にも奥行きの浅い彼の咽を突いてしまう。

それなのに、あぁ、この子はそんなところまで舐めてくれるのか。
カリ首の周りは亀頭への前戯。
裏筋を舌先で舐め上げるのは反則技だ。
こんなにも念入りにしかも丁寧にしゃぶってくれるのか。
そうか、お前はそんなにしてまで私のミルクが欲しいのか。
なら私もそろそろいい頃合いだ。
ほら、口いっぱいに頬張ってごらん。
もうじき出るよ、私のミルクが。
たんとお飲み、私のミルクを。

どぴゅっ……
どぴゅどぴゅ……

そうして私は下半身に溜まっていた濃厚なミルクを少年の口いっぱいに含ませてやった。

「どうだ、おいしいかい?」
「たくさん飲むんだよ」

少年はうなづいた。

「うん、そうか、いい子だ」

びゅるっ……
びゅっ、びゅびゅっ……

「いい子だ」

私は一滴残らず私のミルクを飲み干してくれた彼の頭を撫でてやった。
献身的なその姿、その行為に私はますます彼に愛おしさをおぼえ、授乳を終えたばかりの彼の肩を抱き寄せた。
するとぴたっと閉じた太ももの間から、彼の幼蕾がちょこんと顔を出しているのが見えた。

「お前も気持ちよくなりたいか?」
「大丈夫、私が気持ちよくしてあげるから」

私が太ももの間に手を滑り込ませると、彼は鍵穴に鍵を差し込まれたかのように股をスッと開いた。
足の付け根に付いている幼蕾と、まだ熟していない果実に触れた。

「勃ってないと、こんなにも柔らかいんだね」
「もっと触らせてもらっても、いいかな?」

私の言葉を理解しているのかどうかは分からなかったが、彼は股を開いたままその部分を私の手に委ねてくれた。
ぶら下がった2つの果実はグミのようにやわらかく、私の手の中でよく転がった。
あまりにも触り心地がいいものだから、ちょっとでも気を抜くと押し潰してしまいたくなるような、そんな衝動に駆られた。
気がつくと少年の幼蕾はにわかに硬くなってきていて、再び雄蕊おしべが顔を出している。

「触ってもらっているうちに気持ちよくなってきたかな?」
「なら、これはどうかな?」

私は少し強めに幼蕾を扱いた。

「ほら、どうだ」
「気持ちよかったら、声、出してもいいんだぞ」
「どんどん硬くなってくるじゃないか」

私はシコシコシコシコ、リズミカルに扱き続けた。
しかし少しでもイきそうになる前兆があると、わざと速度を落として焦らせるだけ焦らした。
私は彼がイくタイミングを完全にコントロールしていた。

どうだ、そろそろ、イきたいか?
いや、もうちょっと我慢してごらん。
我慢すればした分だけ気持ちよくくことができるから。

彼の体は硬直し、足の先もピーンと伸びてしまっている。
幼蕾も可哀想なくらい膨らんで硬い。
そろそろ許してあげよう。
さあ、いいよ。
出してごらん、思いっきり全部。

私は彼の幼茎ペニスを一気に扱き上げた。

「うぅっ……」

彼は小さく声を上げた直後に下腹部を1回だけ波打たせ、びゅるびゅるっと射精した。
搾りたての新鮮な蜜は勢いよくほとばしり出て、彼のお腹や胸にまで飛び散った。
彼が一通り射精し終わると、私は指で尿道の根元のあたりを締め上げながら最後の一滴まで搾り出してやった。

彼は長く続いた興奮状態にちょっと疲れた目をしていたが、これで今夜の私との戯れが終わるとは彼も思ってはいないはずだと思った。
私は登りつめた直後の恥じらいを帯びた表情をしている少年の裸体を愛撫した。

「きれいな体だね」

さらっとしているようで潤いのある素肌は、少年特有のものなのだろうか。
全身を隈なく手のひらで摩りながら、最後に到達したのは片方の手のひらにちょうど収まるくらいの大きさのお尻だった。

「さて、私はここをいただくよ」

感度のいい若い肉体が次の快楽を受け入れる準備が整うのを、私は心待ちにしながら割れ目の奥の穴を指で弄った。

おや?
もう反応してるじゃないか。

私は指を挿入しながら少しずつ筋肉の緊張をほぐした。
実に締め付け具合がいい。

「そろそろ、いい頃だ」

私は思いのほか、準備が整うのが早いと思った。
彼もまた準備が整ったことを知らせてくれるかのように、いいよとばかりに私の目の前で四つん這いになり自らお尻を突き出した。
指で割れ目を広げてみると、薄い茶色の菊の花の紋様に似た穴があった。

「じゃあ、遠慮なく入れさせてもらうよ」

いつものように予め用意してきたローションを彼の穴と、自分の欲棒に塗った。
そして一気に突き刺した。
一切の躊躇もせず挿入したためか、彼はほんの少し体を硬らせて肩を丸めた。

「あぁ、なんていい締め付けをする子なんだ、この子は……」

私は彼の腰を両手で押さえながら腰を動かした。
突き上げるたびに体が揺さぶられているせいか、彼の髪からほのかに石鹸の香りが漂ってくる。

「最高だ、こんな子は滅多にいない」
「この子は、当たりだ」

私が腰を突くたびに彼の体がゆさゆさと揺れ、時にはガクンと首をうなだれ時には背をのけ反らせて私の行為に反応した。

「締め付けがきつくて気持ち良すぎる」
「あぁ、我慢できない」
「いつもより全然早い展開だ」

ハァ、ハァ、ハァ……

私はアナルセックスに夢中になりながら、同時に彼の股間に手を潜り込ませ、そして触った。
しなやかな弾力の幼蕾とやわらかな2つの果実。
下からすくうようにして握ると、そのぶら下がり具合がなんとも可愛らしい。
私は幼蕾の花びらを根元の方へ剥き上げて、出てきた雄蕊おしべの先端を指の腹で撫でた。

あっ、だめだよ……
お尻の穴、そんなに締め付けては……

私が彼の最も感じる部分を指で刺激したその仕返しのつもりなのか、彼の穴は私を咥え込んだままきつく締め付けたのだった。

「だめだよ、あ、あぁっ……」

頭の中ではもう少しこの子の体を味わいたいと思っているのに、私の肉体はそれを許さなかった。
私はいつの間にか彼の背中に覆いかぶさるように抱きつき、無我夢中に腰だけを激しく動かしていた。
その獣のような性行為は、一方で更なる興奮を呼び起こす媚薬のような作用もあったように思う。

左腕は彼の体が逃げないよう腹部に巻き付け、右手は股間に潜らせて彼の陰部を揉みながら、私は自身の肉体が欲するままに少年を抱いた。
先ほど彼の口の中に出したばかりとはいえ、穴を不規則に締め付けてくるたびにイってしまいそうになった。
体液の全てが下半身で渦巻き、私の精巣がフル回転で新たな精液を作り出している気がした。
肉棒の根元がズンズン重くなってきた。
我慢を試みるが、こみ上げてくるものに耐えられない。
それでも私は腰を振り続ける。
やめられないからだ。

もう、限界だ。
あぁ、出るぞっ。
もう、出すぞ。

尿道を伝ってこみ上げてくる液体を感じた。
それはナパームのようにドロドロとしていて生温かいものだった。
全てを打ち終えると私は頭の中が真っ白になった。
息も荒い。
疲労感がなぜか心地良い。

あぁ、やはり少年はいい。

ようやく落ち着きを取り戻した私は、弾切れになった砲身を彼の穴から引き抜いた。
その直後に私の精液がたらりと垂れてきた。
それは四つん這いになった彼の太ももを伝って落ち、シーツに卑猥なシミを作った。

驚いた事に彼は、それまで自分の体内に挿入されていた私の砲身を口に含み、残りの精液を舐めてくれた。

なんて子だ。
このいじらしい行為。
できることなら、この先ずっとこの子を独り占めにしたくらいだ。

その後バスタブに湯を張り私は彼と一緒に湯に浸かった。
彼の全身を洗い、彼は私の全身を洗ってくれた。
湯に浸かりながら小さな背中を抱きしめた。
そしてそのまま下腹部づたいに手を下へと這わせた。
彼はふやけた手を握ったり開いたりしていて、私の愛撫を全く気にしない様子だった。
そして私の顔をチラリと見上げ、少し体をよじって微笑んだ。
くすぐったかったのだろう。
触っていると、また少し硬くなってきた。
私は、彼が私にまた触ってもらうのを待っていたのだと、勝手な理解をしながら触り続けた。

風呂から上がるともう随分と遅い時間になっていた。
お互い全裸のままベッドへ潜り込み、愛おしさすら感じ始めていた彼を腕枕しながら眠りに就いた。

翌朝、短い浅い眠りの後に私は彼に謝礼を渡すと、彼はちょこんと頭を下げて静かに部屋を出て行った。

英語を話す栗毛色の髪の少年が体を売る。
この国につけられた、今でも癒えない深い爪痕。

そして私もホテルを後にした。
また来よう、そういう思いを胸に秘めて。
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